【真似から始める!】キャリアセレブの“自分らしい生き方”3つのポイント

起業を目指される方の「起業の動機」には様々な理由があるのでしょうが、中でも、『起業成功者になって、あらゆる意味で豊かな生活を送りたい!』というのが、共通の思いではないかと思います。
生まれた家柄がセレブ、又、パートナーがセレブという方もおられますが、ご自分の力で起業し、成功して真のセレブに名を連ねたいという志の方も多くいらっしゃいます。
この様に、自分の力でキャリアを積み重ね、セレブの仲間入りを果たされた方々を【キャリアセレブ】と呼んだりもします。
今回は、そんなキャリアセレブがどんな生活をしているのか、又、どんな心構えで起業や仕事に向かっているのかをまとめてみました。
今はまだまだ起業を目指している段階という方には、一見遠い世界のことと思うかも知れませんが、そんなことはありません。
筆者がこの記事をご紹介するのには、次のような動機があります。
筆者はある友人を通じて、ケタ外れの女性資産家さんと半年ほど前に知り合いました。資産数百億円、プライベートジェット付き、日本にもこんな方がいるのだとびっくり仰天でした。
ある時、その資産家さんの講座を開くことになり、友人と彼女のやりとりを見ていた私は、なんともやりきれない気持ちになったのです。
講座は素晴らしい物でしたが、友人とのやりとりがなんとも独断的で優しさの無いものだったのです。
自分の信じるものを貫いていく時に、道を通すという事も大事なのでしょうが、周りの方とまろやかに和を大事にという事もとても大事ですよね。
そこで筆者には、むくむくと疑問がわきました。真の意味でのセレブってなんだろう? お金さえあれば、セレブというくくりで良いのだろうか?
そこで出た1つの答えが、どんなにお金が有っても、傲慢な方はセレブとは言えない。0から起業して苦労なさってる方は、人の苦しみも分かるので傲慢にならない方が多い。自らのキャリアによって努力して人生を作り上げてきた方こそ、キャリアセレブというのだということに気付いたのです。
キャリアセレブになりたいと思うのなら、まずは彼らの心構えを真似することから。この記事を読んで、キャリアセレブの心構えをしっかりと学んでみてくださいね。
目次
1.自分らしい生き方とは?
セレブリティーという言葉の意味を見ていると、【有名人】【財産家】【名士】という言葉が出てきます。
このうち【名士】という言葉の定義をしっかりと理解できている人はあまり多くはないかと思います。
【名士】とは、先祖からその地に住んでいる方、名誉職に就いている方などの解釈がありますが、筆者が納得できるのは、財産・品性共に備わっている方というイメージです。
ここでは、筆者が今まで出会った『真のセレブ』、キャリアを重ねお仕事に成功して財産を築き、名士と言える品性を兼ね備えた方達のお顔を思い浮かべて、その方達がどのような人生・生活を送ってらっしゃるかを書いていきたいと思います。
まずは真似から始めて、あなたもいつしか『真のセレブ』に名を連ねて下されば嬉しいです。
1.1衣食住のまとまり
衣食住のまとまりを持つと言うことは大変大事な事です。
では、衣食住のまとまりって一体なに?という事なのですが、簡単に言えば、衣=ファッション、食=食事、住=住居の3つのレベルがある程度平均していて、どれか1つが極端に突出したり凹んだりしていないという事です。衣装・食事・住居が、それぞれのレベルでバランスが取れていることが大事とする考えです。
例えば筆者は、仕事でパートナーシップを組むお相手候補に、この衣食住があまりにまとまりが悪い方とは、基本パートナーシップが組めないなと判断することがあります。
例えば男性で言ったら、すごい高級車に乗っているのに、食事はコンビニかファストフードばかりとか、女性だとお洋服やバッグはブランド物オンパレードなのに、家に帰ったら、ゴミ御殿かそれに近い状態ではあまりにバランスが悪いです。
また、男女共に見栄を張ることや自分の外見を整えることにお金は掛けられても、内面を磨くことや、文化的な事に目を向けられないのでは、真の名士とは言えないでしょう。
1.2自分流の美しい生き方を持つ
今現在は少々貧しくても、自分の信念を持ち、自分が望む生き方を知っていて、それに向かって一生懸命に努力する術を知っている人というのは、年齢・男女を問わず大変魅力的です。
そして、古今東西の有名な成功者は皆、自分流の美しい生き方の哲学を持っています。
もちろん、その哲学が他人に迷惑を掛けるものや間違ったものなら、進路変更する勇気や頭の柔軟性も大事ですが、そうでないならどんなに変わった哲学であっても、良い意味の信念を貫き通すことが大事なのです。
2.恐れない事
起業して成功していくためには、様々な事を恐れない事も大事です。
先人や年配者に敬意を払う事も大切ですが、恐れを取り除いて進むことも大事です。ただし、あくまでも礼儀は忘れないように。
恐れずに前を向いて進んでいたら、今まで『雲の上の人』だと思っていた一見自分の人生には関係なく、違う世界の人達だと思っていた方々とも、気が付いたらお知り合いになれている事があります。
色々なアドバイスも頂戴できるようになっていた、なんてことも不思議ではありません。
衣食住のトータルなグレードアップも起こりますが、お金にものを言わせて衣食住だけ先にグレードアップされてしまって、人格が追いつけないとなると、その成功はあっという間に崩れ去る可能性があります。
2.1起業の苦労を恐れない
起業に対して、どんな親しい人でも100%の理解を示してくれる訳でも有りませんし、あなたの事が心配故の忠告や反対意見もあるかも知れません。でも、恐れてはいけません!この反対意見の1つ1つがあなたの身になり実力となっていきます。
あなたは起業時に大変な苦労もするかも知れませんが、その代わりに自由に起業をして自由に仕事が出来るというものを得る事もできるのです。これはそう簡単に得られるものでは有りません。組織に所属しているとまずは簡単には自分の意見は通りませんね。
自分自身に降りかかってくる責任は大きいものがありますが、その分、自由である・やりがいがある・他人や組織からの束縛は少ない・・・等、良きも悪しきも自由が謳歌できるのが起業という側面も有りますね。
以前に、起業する方の起業動機に興味を持って、起業成功者の方々に「起業された動機は何ですか?」という質問をしたことが有りました。
「自由が欲しかった」「他人や組織に使われたくない」「小さくてもトップになりたかった」「組織の仕組みがそもそも合わない」等。
やりたい仕事が有ったというのも大きな動機でしたが、自由が欲しい、他人に指図されたくない、経営トップになりたいというのも大きな動機で、中にはそれが出来るなら、職種は何でも良かったと豪語される起業家もいらっしゃってびっくりした記憶があります。
中には、夜型人間なので、出社に早起きをするのが嫌で起業したというツワモノ?もいましたが、彼は年商20億円のエネルギー類流通業の経営者になっています。
2.2.起業後の試練を恐れない
新しい事を起こし、既存の社会に切り込んでいくのが起業の1つの側面ですが、そんな状況に試練はつきものです。戦う相手が多かったり、受け入れられなかったりと、様々な試練がありますが、試練が多ければ多いほどやりがいがあるという捉え方も出来ますね。
無理な計画から生じた試練なら修正する必要が有りますが、新しいジャンルへの挑戦・大手への切り込み・社会の認知を得る・・・等の試練なら、あなたにとっては大事な活性剤ともなるでしょう。
試練をくぐり抜けている時は苦しいものですが、抜けてしまって、再度同じような試練がやって来た時、あなたは格段に強くなっている自分を発見するはずです。
2.3.変化を恐れない
良きも悪しきも変化。これも多くの方が恐れるものです。
人間は、良きも悪しきも変化をめんどうくさがり、継続を安定として望む習性が有るようです。
でもそれでは、新しい発展は有りません。例えその時は血反吐(ちへど)を吐くくらい辛い変化でも、あなたや起業にとって必ず良い結果をもたらすものなら、勇気を持って進むことが大事です。
3.真似から始める
3.1.真似から始める
では、この様な真のセレブの生活習慣や心構えを自分のものにするにはどうすれば良いのでしょうか?
まずは、あなたの出来る範囲で真似から始めてみれば良いのです。もちろん、セレブと同じ生活レベルを維持していけばあなたの生活自体は破綻してしまいます。
しかし、心構えを戴くのは無料。昨今では書籍を買わなくても、ネット見放題でセレブの教えも得ることもできます。
セレブの立身伝や自伝、語録などを読むことも効果的です。必ずやあなたの身になり、花開くときのお手伝いをしてくれるはずです。
セレブの生活をそのまま真似することは、なかなか難しいのですが、筆者は縮小版で真似をするように心掛けてきました。
例えば、セレブにはお花を愛する人が多く、今までお訪ねしたセレブのお家には、羨ましいほどの美しい花々が飾られている事も多く有りました。 胡蝶蘭や薔薇の花々等々。百花繚乱です。
しかし、胡蝶蘭や薔薇の花は目が飛び出るほどの高価です。それをずっと買っていたら、お金がいくらあっても足りません。
でも、花々を愛する気持ちは持ち続けたい。癒されるし、心豊かになるからです。そんな時は、小さな真似から始めましょう。
例えば、野の花を土手やちょっとした原っぱに咲いている夏ひまわりやスミレなど、普段は目を向けない野の花の中にも美しいものは沢山あります。
それを玄関や自分のデスクに飾るのです。工夫次第で心豊かな生活を送ることは出来るのです。
季節のお花を飾ったり、ちょっとしたインテリアに心配ることを、『しつらえ』と言います。
そのしつらえや食においては旬のものを楽しんでお食事に組み込む工夫などなさっている方は、真のセレブには本当に多い事も事実です。
それを気負ってなさるのではなく、ごく普通に日常生活の中に組み入れ楽しんでらっしゃる方が多いようです。
そのような、自然と細部に気遣いが出来る人こそ真のセレブであり、その気遣いが一流の人脈を築く礎になるのです。
そんな「細部に渡る気遣い」をぜひとも、真似して身に付けて付けていきたいものです。
3.2.真似を自分のものにする
真似から始まった良い習慣・素敵な生き方・見習うべき点を、如何に自分のものにするか。
これがとても重要です。
ちょっとした生け花のしつらえだったのが、習慣としている間にアレンジメントフラワーの達人になったり、旬の食材を使うお料理の達人になって料理本を出版したり。
お掃除や収納の達人で、気が付けばそれがお仕事の新分野に発展していた等、自分事として伸ばしていく方向性は、それこそ数知れずあります。
全てはあなたのやる気次第・工夫次第です。
3.3.真似ではない、真のセレブへ
そうして過ごしている内に、いつしか仕事や日常生活にも、真のセレブリティの習慣や心構えが身に付き、起業を志していた最初の頃とは、周囲の人達のあなたを見る目も随分と変わって来ているはずです。
例えば、能や狂言・歌舞伎、美術鑑賞など文化的な事にお声が掛かったり、素敵な方々が集まるパーティーや食事会には常連さんとして名を連ねていたり。
そのような環境からまた新しいビジネスチャンスが巡ってくるという事も多々有るはずです。
勿論、鼻高々の天狗になってしまい、昔からの友人・知人をないがしろにするような事は褒められませんが、あなたにとって、新しい分野での仕事仲間や友人・知人などが増え、新しい人生の分野が花開くという事につながります。
例え真似から始めても、良い習慣・心構えを時間を掛けて自分のものにするという事が大事です。
あなた自身のテイストが入ったセレブリティな習慣や心構えは、もう物真似とは言われないでしょう。
あなた流を貫いてご自分のものを作った時、もうそれは『あなた流』なのですから。
おわりに
セレブの中には、立派な方もいらっしゃれば、首をかしげたくなるような方もいらっしゃるのが現実です。
経済的に裕福だから品性があるとも言えません。又、同じセレブでも、「財産家」には成れても、「名士」に成るためには、間違いなく人間性も連動していることが必要です。
物心共にバランスの取れた状態が真のセレブだと筆者は思います。
セレブというと、どうしても財産や華やかな交友関係・生活ばかりに目が行きがちですが、起業の成功と共に、人間性も磨かれなければ、あなたのセレブ生活もあっという間に泡と消えて無くなります。
真のセレブと社会から賞賛される方々から何を学ぶべきなのか?
社会から尊敬される起業家になるにはどうすればいいのか?
学ぶべき事は多々ありますね。
まずは真似から!
真のセレブを目指し、日々学び続けたいものですね。頑張りましょう!