メルマガの開封率を測定するには?開封率からどう改善をしていくの?

「メルマガを配信しているけど、どれくらの人が実際開封しているのだろうか?」
「開封率を測定する方法はあるの?」
「もっと開封率を上げたい!」
このような悩みは多くの企業の方がお持ちです。
最近ではどんな業種や規模に問わず多くの企業がメールマーケティングのツールとしてメールマガジンを利用しています。
どのようなメルマガを配信したら良いのか、どれくらいの方が実際読んでいるのか、
メルマガの開封率はそのメルマガの良し悪しの指標にもなります。
ここではメルマガの開封率の測定の仕方、開封率がアップする改善方法などについてお話していきます。
目次
メルマガの開封率を測定するには?
メルマガを配信している企業はどれくらいの方が実際開封しているのか、皆さん気になりますよね。
開封率が高いという事はその分メールの内容も充実していて、読者が読みたいという記事が多いということでしょう。
逆に開封率が低いという事は、メルマガの内容の改善が必要という事になります。
その開封率を測定するには、メルマガを「HTML」で送る必要があります。
テキストメールやデコレーションメールは開封率を計測する仕組みがないため、測定することはできません。
HTMLとは?
HTMLとはHTML形式で作られたメールです。HTMLの特徴は画像や動画を入れて自由にレイアウト出来る事です。もちろん文字カラーや文字フォントも変えられますし、画像や動画を入れることで記憶に残りやすくなります。また、リンクやパラメータ
ーなどもきれいに入れることができます。
HTMLでメルマガを配信することで開封率が測定できることが分かりましたね。
しかし、測定をしてみたら開封率が思ったよりも良くなかったということもあります。
実は開封率が良くないメルマガには特徴があります。 次にその特徴についてまとめてみました。
開封されないメルマガの特徴とは?
Photo Original By ;すしぱく
さて、開封率が低い場合、実は特徴があります。では、どのようなメルマガが開封されにくいのでしょうか?
ここでは開封されにくいメルマガの特徴を3つに絞ってご紹介します。
① 件名の付け方が悪い
色々なメルマガがありますが、どんな言葉を使うかによって開封率が変わってきます。
まず、読者が目を通す一番目が「件名」です。
件名は読者がメルマガを開封するかどうかの一番初めの判断材料になります。
このファーストインプレッションによって、開封するかしないか判断する重要なものになります。
件名は長すぎるよりもて短い方が良い
これは多くのメルマガは件名に色々と内容を入れがちで長い場合が多いです。
しかし、ここで送られてきたメルマガの中から一つだけ短い件名がある場合、メールボックスの中で他のメルマガと比べて目を引くことが出来ます。
開封率だけを目的とした露骨な件名はNG
内容とのバランスをしっかり保った件名を付けましょう。
引き付けワードが入っていない件名は開封率も下がり気味
【開封したくなるおすすめワード】
● 「会員様限定!」「お得なクーポン付き」「10%割引特典」など読者に特典がある事が一目で分かる言葉
● 「緊急発表!!」「最新情報」など情報に新鮮さが感じられる言葉
● 「○○会員様限定」「20代だけの・・・」など読者に当てはまる言葉
② 件名と内容のバランスが悪い
件名で一目置くような言葉を使ったとしても、内容がそれに伴っていない場合は開封率が減ります。
毎回同じような内容は読者も飽きてしまいます。
新しいコーナーを設けたり、読む価値があるというような内容を取り入れることが大切です。
さらに、一度読者が読んで引き付けられるような内容のメルマガではなかった場合、それ以降のメルマガも「面白くないもの」と認識されてしまい、開封率が下がります。
調べたらすぐ分かる内容やメルマガ読者だけの特典がないものなど読者に対して特別感がない内容は「配信解除」の原因になりがちです。
件名で開封率を上げたとしても、読者購読率が下がってしまえば意味がありません。
読者を増やすためにも、メルマガを登録しているから有利になる情報や特典を付けることが重要になります。
③ 配信頻度が多すぎる
配信頻度が多すぎる場合は、読者が忙しくて前日のメルマガを読めていない、さらに内容も前日に配信したメルマガとあまり変わりがないとメルマガに新鮮さを感じません。
メルマガは新鮮さを出すことがポイントにもなります。
毎日配信する場合はそれなりに読者が毎日でも読みたい新鮮な情報や毎回読む価値がある内容を作りださなければなりません。
週1度の配信や多くても週2~3が丁度良い配信頻度でしょう。
それよりも多く出したい場合は「速報!」「緊急情報!」などメルマガの新鮮さをアピールして番外編を出してみるのも良いでしょう。
あなたのメルマガにはこのような共通点はありませんでしたか。
ここをクリアしているのであれば、あとはより良いメルマガを作るように改善していきましょう。
メルマガの開封率をアップする改善方法とは?
それでもなかなかメルマガの開封率があがらない場合でも改善方法はあります。
メルマガの開封率をアップするための4つの改善法方をご紹介します。
① 配信のタイミング
配信する時間や曜日は重要なポイントの一つになります。
メルマガはパソコンだけでなくいつも持っているスマートフォンでも読むことが出来るため、読者が読みやすい時間帯・生活スタイルに合わせた時間に配信することを考慮する必要があります。
例えば、ビジネスマン向けのメルマガの場合は通勤時間の朝・夜がメールを開きやすいタイミングです。また、主婦の場合は平日の昼間から夕方の時間帯が良いでしょう。逆に、金曜の夜や週末は開封率が下がりますので注意しましょう。
読者のニーズに合わせて時間帯を設定することをお勧めします。
さらに、配信の時間帯を毎回同じ曜日や時間帯にしておくこともポイントです。
毎回「火曜日の12時に配信します。」とお伝えすることで読者も分かりやすく、配信時間を楽しみに待ってくれるようになります。
② 配信元は明確にする
配信元は明確にする必要があります。配信元が良く分からないメールは信用がなくなってしまい、メルマガの開封率も下がってしまいます。
最近はメールを使った詐欺や迷惑メールも多くありますので、それらと間違えられないようにするためにも配信元は企業名や担当者名などしっかりと明確にして、読者が安心して読めるようにしましょう。
③ ターゲットを明確にする
読者のターゲットが曖昧だとメルマガの内容も読者に響かず、読まれることが減ってきてしまいます。
「読みたい」と読者が思えるようにするためにもターゲットを絞ることは重要になります。
読者の情報を集めて、カテゴリー分けをします。そのカテゴリーに合わせてメルマガを送る方法があります。
例えば、「購入商品」「年齢」「住んでいる地域」「性別」などのカテゴリーに読者を分けてメルマガを配信します。こうすることによってメルマガの内容もターゲットを絞って制作することが出来ますし、読者も親近感が湧き、毎回のメルマガが楽しみになります。
④ 画像を積極的に利用する
メルマガの中に画像をたくさん取り入れることで、文字だけで説明するよりもインパクトが与えられます。
また、毎回画像を付けることにより読者が「画像付きのメルマガ」という認識し、「画像だけでも見てみよう」というように開封率があがります。
メルマガの内容にもよりますが、読み手のことを考えると文字がたくさん書いてあるメルマガより、画像がたくさんあり、楽しくなるようなメルマガの方が読んでみようという気になりますよね。
もう一度、現在配信しているメルマガを読者の気持ちになり、改めて読み返してみる事でさらなる改善点が見つかります。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
メルマガの開封率を測定するにはHTMLで送る必要があります。
開封率が良くないメルマガは件名で使うワード選択ミスがあったり、件名と内容のミスマッチや配信頻度が多すぎるというような特徴がありました。
また、改善点としては配信時間のタイミングや配信元を明確にすること、内容のターゲットを絞ったり、画像を積極的に利用することなどをあげました。
読者の立場になって読みやすい記事、配信のタイミングを理解することでメルマガの開封率も増えてきます。