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【人を惹きつける技術】誰でも今日からできる!簡単で効果的な11の方法

 2017/08/26 ビジネスモデル
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世の中には、常に人から好かれ、黙っていても人が集まり、良い人間関係に恵まれている人がいます。

特に、自分自身が商品となることが多い起業家にとって、人柄や人を惹きつける能力は、何にも増して重要です。

どんなに魅力的な商品を販売していても、人が眉をひそめるようなお人柄が露出してきたらげんなりしてしまいますよね。

ここでは、誰でも今すぐ簡単にできる『人を惹きつける技術』についてお伝えしたいと思います。

1.人を魅了するには、最初に自己理解をする

1.1.自己理解の大切さ

自己理解とは自分の好き嫌いや得意不得意、長所短所、や価値観、モチベーションの上がるスイッチ、興味・関心など、自分について理解することを言います。

より良い人間関係を築くためには、まず自分について理解することが大切です。

その上で、より対人スキルを高めるため、自分を再構築していくと良いでしょう。

その際に役に立つのが、次に述べる『ジョハリの窓』という手法です。

1.2.自分を知れる気付きのモデル、『ジョハリの窓』とは?

心理学の世界で有名な『ジョハリの窓』という手法が有ります。サンフランシスコ州立大学の心理学者ジョセフ・ルフト とハリー・インガムが発表した「対人関係における気づきのグラフモデル」のことを後に「ジョハリの窓」と呼ぶようになりました。 ジョハリは提案した2人の名前を組み合わせたものです。

Ⅰ「開放の窓」 自分も他人も知っている自己

Ⅱ「盲点の窓」 自分は気がついていないが、他人は知っている自己

Ⅲ「秘密の窓」 自分は知っているが、他人は気づいていない自己

Ⅳ「未知の窓」 誰からもまだ知られていない自己

参考ページ:ジョハリの窓 – Wikipedia

開放の窓「公開された自己」(自分も他人もわかっている自己)が大きくなり、盲点の窓「自分は気がついてないものの、他人からは見られている自己」や秘密の窓「隠された自己」(自分はわかっているが、他人には隠されている自己)が小さくなって行くと、他者との人間関係も風通しが良くなります。

また、自己理解を深め、公開された自己を広げることによって、他者もあなたに対する理解を深め、親近感を感じてくれるようになります。

心理学の分野で活用されているこういうワークシートを利用して、是非今まであまり目を向けていなかった自己理解に努めて頂きたいと思います。

2.人との付き合い方

2.1. 適切な距離感を取るという事

自分以外の人間と付き合う事の大きなコツは、『距離感』だと筆者は考えます。

相手が誰だとしても(家族だとしても)、距離感がない状態では、いずれどこかで破たんがやって来ます。

又、距離感がべったりだと、人間はどうしても相手に『期待』をしてしまいます。そして、期待があなたの思う通りに満たされないと、どうしても不服や不満が現れてきます。

しかし、相手はあなたの期待に応えようとする場合もあれば、そうでない場合も当然あります。

そうでない場合、あなたは素直に納得することが出来るでしょうか?大抵の場合、「こんなに○○しているのに、なんで?」という不満が出てきます。そうすると、あとは大ケンカコースです。

そうならない為にも、どんな関係性だとしても、自分以外の人は例え肉親でも『他人』であり、価値観も違うということをわきまえた上で人間関係を築き上げることが大切です。

2.2. 即答する事の大事さ

即答というと、誤解を招きかねないのですが、正しい答えを即答しなければいけないという意味ではありません。

ここで、筆者が言う「即答」とは、質問内容に対する正しい答えの事ではありません。もちろん、正しい答えが返せたらそれはそれで大変いいのですが、それが出来ない場合、内容の答えは後日になるとしても、『お問い合わせありがとうございました。』のお礼と、内容に関する返答が少し遅れることのお詫び、又いつ頃返答できるかの目安などを、とりあえずお客様に送る事。これが筆者が伝えたいところの『即答』です。

これは、プライベートのシーンでもそうなのですが、友人や知人などのお相手からメールやラインが来ても無しのつぶて。人間関係において、勿論「いさかい」は出来るだけ避けた方が無難ですが、それよりももっと人を傷つける行為が「無視」という行為です。存在を無視されるという事は、人間関係にとって一番やってはいけない事の一つです。

それを防ぐためにも、とりあえず、内容の答えではなくてもいいので、【お問い合わせに対応しています】という姿勢が必要なのです。

この頃のネット社会では、大手の組織などに問い合わせると、自動的に上記のような【お問い合わせに対応しています】の通知が届くシステムを取り入れておられる会社も多くなりました。

ただ、小さな組織や、一対一での対応時では中々そうはいかないので、心して、対応している・お待たせしている旨の返信・通知はされた方が印象はずいぶんよろしいですね。

ラインで「既読」マークが付いたり、メールでも送ってこられたお相手が、既読したかどうかの返信を求めるシステムも有りますが、それらは結局「無視」の行為が不安なネットユーザーの不安を取り去る為に発達してきたシステムなのかなと筆者は考えます。

2.3. ポジティブシンキングで物事を進める

ポジティブシンキングに関しては、もう成功哲学や自己啓発セミナー、ビジネス指南書などで語りつくされていることかも知れません。

ポジティブシンキングで筆者が気を付けて頂きたいと思うのは、とにかく明るければいいとばかりに目が行って、緻密な計画もなければポリシーもない、一人よがりのドンキホーテみたいになってしまう事です。これはこれで厄介です。

思考はあくまえも冷静に、且つ情熱は失わず、問題が発生しても果敢に立ち向かう、これが本当の意味でのポジティブシンキングだと考えます。

逆にネガティブシンキングでいると、大げさではなく本当に世の中が灰色に見えてきます。ネガティブな人を取り巻く空気もどんより淀んで、決して幸福な気分になれるとはお世辞にも言えませんよね。明るい未来の為には、明るい思考、これが欠かせないものだと考えます。

2.4. 共時性を持っている人

共時性=シンクロニシティとも言いますが、これは「意味のある偶然」とも言われています。何らかの一致する出来事が、離れた場所で、ほぼ同時期に起きることがあるのですが、複数の事象が、従来の「因果性」の説明方法ではうまく説明できない場合があり、そうした、同時期に離れた場所で起きる、一致する出来事を説明するためのある種の原理、作用のことです。

こういったシンクロニシティは勿論、因果などでは説明できないのですが、筆者は仮説として、何かしら数人が同じ目標を持って、同じ方向に歩き出したとき、やはり『想い』が強ければ強いほど、数人の中で話題を共有出来たり、関心事が同じになったりでシンクロニシティを生むのではないかと考えています。

有名なスイスの心理学者ユングは、こういった状態を【集合的無意識】で繋がっていると考えたようですね。いずれにせよ、同じ方向を向いてポジティブシンキングをあなたが実行している限り、その仲間たちにとっては「あなた」は限りなく魅力的な人間に見えるはずです。

あなたがトップリーダーになり、あなたに引っ張って行ってもらいたい。そう周りの人があなたに対して考えれば、成功ですね。

ビジネスにおいてもプライベートにおいても、魅力的なあなたの周りには、常に人がいるはずです。ビジネスや人生の成功もそこが始まりなのかも知れません。

3  人を魅了する人間になる為に心掛けたい事

3.1.努力と自信の積み重ね

世の中には、根拠のない自信家さんという方もいます。しかしそれは、ご本人の勘違いや、ビギナーズラックという現象かも知れません。

しかし、ちゃんとした根拠の下にある自信というものは、ゆるぎないその人の財産になっている場合が多いですね。

それはどういう場合が多いかというと、筆者が実際にお会いしてそう感じる場合は、圧倒的にたゆまぬ努力をしてつちかった自信をお持ちの方です。

分からないことがあれば調べる、専門分野は当たり前に勉強しておく、それに準ずる分野も時間が有れば・・・のように、ビジネスにおいて、「自分はここまでやっているから対応できる。」と思える所までこなしておられる方は、やはり『自信』に満ち溢れておられます。ただ、これには終点がないので、つねにライフワークとして努力が出来ることが大切です。

『努力』と『自信』は、筆者にはセットのように思えます。自分自身を叱咤激励しながらたゆまぬ努力を続けていく・・・ 自信を付けるには一番「急がば回れコース」なのかも知れません。

3.2. 品性がある人格になる

この場合に言う『品性』とは、生きること全般にわたる品性であると筆者は考えています。

例えば、どんなにお仕事が敏腕で出来る方でも、余りにも私生活が乱れていたら、決して魅力的な人間とは言えないでしょう。お仕事はできるけど、異性関係や飲酒関係が極めてルーズ。これでは、1枚化けの皮が剥がれてしまうと、次々に剥がれて行って、最後には何もないということになり兼ねません。

よく公人であるところの方達が、何かのスキャンダルをきっかけに、一切を失うという事が有りますが、まさにそれは、品性を欠いた行為があったからですね。

事業の失敗なら、大変ながらもまたやり直すという事が出来るかも知れませんが、そこに品性を欠いた言動・行動があると、これは大変難しいですね。人生を一瞬にして失う、という事も珍しくはないようです。

3.3.きちんとした日常生活がおくれる

これはプライベートな事なので、一見起業には関係ない・見せなきゃいい・・・とか考えてしまう読者の方もいらっしゃるかも知れません。しかし、生活の乱れというのは見せなくても必ずその人のお人柄となって最終的には表面に出て来てしまうもののようです。

きちんとした食生活、適度な運動、ある程度整理整頓された自室、清潔な服装やたたずまい、節制できる嗜好品(アルコールやたばこ)、など、ついつい慣れてしまった自分では気付かない点が多いかも知れませんね。

一度自分なりのチェックシートを作成して、人を魅了できる日常生活が送れているかどうか点検してみるといいと思われます。

3.4. 他人の成功を心から喜べる事

これは、簡単なようでなかなか難しいことかも知れません。家族・友人・知人・関係者等々、あなたの周りで成功している方の事を、できれば我が事のように喜んであげているあなたはいるでしょうか?

なぜ難しいかというと、人間には競争心や独占欲・虚栄心などがあり、自分が上手くいっていればまだ他人の事も喜んであげられるのですが、上手くいっていないと、どうしても素直に喜んであげることが出来ないという悲しい習性が人間にはあるからです。

しかし、この悲しい習性を克服し、あなたが心から関係者の成功を喜んであげられる人になれば、気付いた時には、今度はあなたが成功者になれる階段を上がっているはずです。

考えても見て下さい。もしあなたが関係者の成功を喜べる人になっていれば、その成功者さんの事業をSNSなどできっと宣伝してあげるあなたがいるはずです。口コミでも同じです。あなたが、成功者さんの事やその事業の事を心から伝える気持ちは必ず伝わるはずです。そして、自分事のように伝えるあなたの様子を見て、「ちょっと行ってみよう(利用してみよう)かしら・・・」となる訳です。

反対に、あなたが嫉妬している風なエネルギーを周りの方が感じたとしたら、それは成功者さんの所には行かず、あなた自身に跳ね返ってきます。

あなたが成功者の事を本当に喜んであげられて、大きな器を持った人間ならば、必ずその次はあなたの所に同じ現象が起こります。『負のスパイラル』の反対の『正のスパイラル』の始まりです。

そして、競争心や独占欲・虚栄心は、それぞれの正の方向性のエネルギーに変えましょう。競争心は頑張る心に、独占欲は唯一無二に、虚栄心は自分を理解頂く心に・・・という具合にです。

3.5.生き方を持っている

生き方を持つ。簡単なようで簡単ではない概念だと思います。数々の偉大で有名な経営者たちも、仕事以外で本当に尊敬に値する生き方を実行されている方々が多くおられます。

寺社仏閣や文化的なものの維持や推進、奨学生への基金、学校の設立、災害などへの援助等など、多額の資金が掛かるものから、資金は掛らないが、自らの持つ特技で何かを指導していたり、分野は多岐に渡っています。また、勿論のことですが、これでないといけないという規制がある訳でもありません。要するには、『世の為人の為』を実践なさっている方達の事です。

それ以外でも、何かをライフワークとしてずっと続けている方、例えば健康維持などにも、何か自分なりのポリシーをもち、実践なさっている方は年齢に関係なく人々を魅了する力にあふれています。

要は生き方に一本筋の通っている方というのは、【人智を超える何かの力】が、その方を助けているのではないか、と思われる位、守られていると感じる時もあります。
まさに分子生物学者の村上和雄先生のおっしゃるところの、サムシング・グレートのような存在が、各々偉大な方にもれなく付いている気がします。

ある番組で94歳になられる現役のパイロット兼飛行訓練の教官のドキュメンタリーをやっていました。

まず、手を抜かない丁寧な仕事ぶりに感嘆しました。耳が痛いではなく、目が痛い状態です。そして、決して気にしていないのではなく、これからのご自分の為と未来を考える頭の柔らかさがあります。

そんな中、とりわけ印象的だったお話があります。高橋さんは、医師の家系にお生まれになりましたが、ご自分が選んだ道はパイロットでした。時は、第二次世界大戦時、天才パイロットとは言え、間違いなく迎撃したりされたりの場に飛行するのは、日常の事でした。特攻隊ではなかったようですが、毎日いつ撃ち落とされるかも分からない、また、敵に見つからぬように、海面すれすれの低空飛行も、全てが常に死と隣り合わせの毎日だったようです。毎日、部隊が出撃しては、【◯◯君の機が帰らない】恐ろしい事に、そんな状態にも慣れてしまったとおっしゃっていました。

筆者が注目したのはここからのお話です。
そんな一人欠け二人欠けの毎日で、全ての方ではありませんが、遺書を残したり、「今日は帰れるのか?」と恐怖を持ったりするパイロットは(当たり前だと思いますが)、高橋さん曰く、大抵基地に帰ってこなかったそうです。

高橋さんはと言えば、「絶対に遺書なんか書くなよ!撃たれても、どこか無人島の海岸にでも不時着が関の山だから、金(かね)だけは持っていけよ。」と、同乗者に本音と冗談で声掛けし、事実機体に40発以上被弾しても無事生還された方でした。

国際線の後輩機長がコメントしていましたが、自分達は10時間を超えるフライトを多数加算しても19000時間のフライト、94歳の今、現役のパイロットである高橋さんは、一時間とかの教官としての短いフライトを入れての29000時間で、この数字は驚異としかいいようがないと驚嘆しておられました。

ウィットとジョークに富み、決して手を抜かず、明るく前向きに自らの生き方を実践されているお姿を拝見すると、なる程こういう心掛けで生きていたら、魔がさすことも、ブレることも無く、本当に100歳位までやりたいことが全うできる人生になって行くのだろうと考えさせられました。

又、筆者は別にパイロットを目指している訳では決してありませんが、稀にみる『人間力』をお持ちの高橋さんには、もし機会があるのであれば、是非お会いして、人生訓などお聞きしてみたいと久しぶりに感じた方です。

もちろん、このように人間力で人を魅了できる方には、筆者だけではなく、多数の方がお会いしたいと考えていると思います。これこそまさに、『生き方』を持っている方の魅力だと感じます。

まとめ

いかがでしたか?【人を魅了するには】成功者になる為の通るべきポイント選。どんな人にも必ず長所と短所があります。短所はなるべく修正し、長所を大きく伸ばすことで、今のあなたがよりいっそう人を魅了できる人間になっていけるのです。

もちろん、起業の種類によれば、直接お客様とは対面しないような類の職種もあるとは思います。しかし、あなたが『起業』を目指されているという事は、必ずどこかにあなたの「お客様」がいらっしゃり、起業が成功していけば、必ずあなたを支えるスタッフも現れてきます。そうすると、どんな職種の形態でもあなたは一人ではありません。その時にあなたが、『人を魅了する力』をお持ちかどうかで随分と結果が違うのは当然の事ですよね。

そして『人を魅了する力』というものは、一朝一夕で身につくものとは決して言えないものだということもお分かりだと思います。その中には、一生を掛けて身に着けていくべきものもあります。

どうか、あなたなりの『人を魅了する力』というものを一考されて、身に着けることであなたの『起業』の大きな味方にして頂きたいと思います。

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櫻子

櫻子

職業は、心理カウンセラー・催眠療法士、不動産(マンション・シェアハウス・ガレージ)を姉と共同経営、各種デザイン・企画・プロデュースなどを口コミ依頼で受ける創苑主宰。

不動産経営の生まれ故郷京都とベースに住んでいる近県とを行ったり来たりしながら、カウンセリングと、口コミ依頼の様々な案件をこなす。

新店舗立ち上げ、巨大観光施設プロデュースから、小さな商品の開発まで、今までの経験と、多彩な人脈のネットワークを活用してこなす。今の所、企画・プロデュースのリピート率はほぼ100%

頼んで良かった、一緒に仕事が出来て楽しかったなどのご感想から、問題発生時には、ブレーンにいる様々な専門家の助言によって問題を解決し、正しい軌道修正を行うシビアさを持つ。

延べ3万人を超える心理カウンセラーのクライアントからの学びと、自分自身の事業やプロデュースの経験から、これから起業する人・起業しても上手くいかない人に気付きをもたらすような記事を書きたいと願っている。

モットーは、『難しい事を簡単に解り易く』

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