集中力を高める方法!高めた集中力を持続させるコツ!
集中してもっと効率よく作業を進めたい!
集中力を高めて持続させる良い方法ってある?
仕事、勉強、プライベートなど、どのような場面でも集中力は必要です。
集中力が持続すれば、物事を効率よく進めることができますし、良い結果を出すことも可能です。
このように集中力の大切さを分かっていても、なかなか集中できない、すぐに気が散ってしまう人は多いでしょう。
ここで「私には集中力がないからダメな人間だ」などと思わないでください。
集中できなくて悩んでいるのは、あなただけではありません。
ここでは集中力を高める方法やそれを、持続させる方法を見ていきましょう。
目次
集中力を高める前にすべきこととは?
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集中力を高めたいのであれば、その前にやっておくべきことがあります。
特に集中力が途切れてしまう人は、この事前準備をしっかり行いましょう。
整理整頓
集中したいのであれば、集中すべき対象以外のものは整理整頓しましょう。
仕事ができる人の机には余計なものがないのですが、仕事ができない人の机は物で溢れている傾向があります。
様々なものが視界に入れば、それだけ集中力は散ってしまいます。
集中力を高めるためには部屋の中、机の上など、整理整頓をするようにしましょう。
体調管理
集中力と体調管理は一見、関係ないように思えますが、そんなことはありません。
大変な集中力を要するスポーツ選手やビジネスマンは、集中力を上げるために体調管理を徹底しています。
お酒やたばこを控えるのはもちろん、適度に運動をして身体を動かしたり、栄養バランスを考えて食事をするなど気を付けています。
体調不良を起こした時に何が原因なのか、見つけやすいのもメリットです。
目標を立てる
やみくもにやろうとしても、自分は何のためにやっているのか見失ってしまいます。
何かを始める前には必ず最終的なゴールを設定し、そこから逆算して達成するための計画を立てましょう。
その目標も「仕事ができる人間になる」といった漠然なものよりも「30歳までに年収800万円」、「毎日1つ英単語を覚える」といった具体的なものが良いでしょう。
その方が、集中力が発揮されやすくなります。
集中力を高めるコツとは?
集中力を高めるためには、いくつかのコツがあります。
集中するのが苦手な人は、コツを覚えておくと良いでしょう。
脳内の断捨離
頭の中に余計な情報を入れないことも大切です。
集中したい仕事や勉強以外は一切やらない、と決めましょう。
集中したいのについ、メールチェックや書類チェックなどの細かいことに手を付けてしまう人がいますが、それらの用事は別時間を設けて対処します。
電話の電源を切る、メーラーは開かないなど、余計な事に注意がそれないようにしましょう。
またやるべきことがたくさんあって気が散るなと感じているなら、頭に浮かんだことをすべて書き出すことをおすすめします。
書きだすことで考え事の置き場が頭の中から紙に移るので、脳内がスッキリしますよ。
視界に入るものを減らす
脳を集中させるためには、視界から必要なもの以外は失くしましょう。
集中すべき事柄に関わるもの以外が、視界に入らない場所に排除します。
例えばパソコンを使って仕事をするなら、周りにあるペン、携帯電話、手帳などは引き出しにしまうべきです。
視界に入らなければ気になることもないので、その分だけ集中することができます。
質の高い睡眠を摂る
集中力を高めるためには、睡眠の質が大切です。
睡眠の質を高めるためには、ゴールデンタイムに熟睡していることが不可欠です。
ゴールデンタイムは午後10時~午前2時の間を指していて、その間には疲労回復を促す「成長ホルモン」が分泌されます。
こういった良質な睡眠を摂ることが集中力を高めることに繋がります。
ですから睡眠に入る2時間前までにぬるめのお風呂に入る、ブルーライトを発するスマホやパソコンを見ないなど、日頃の生活を見直すことも重要です。
集中力を高める方法とは?
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ここでは具体的に集中力を高める方法を見ていきましょう。
瞑想を取りいれる
人の脳は1日に1万回思考するといわれていいます。
その日に起きるあらゆる物事をマルチタスクのように考えているのです。
そうなると1つのことに集中するというのは、普段の脳では困難な事といえます。
そこで取りいれて欲しいのが「瞑想」です。
瞑想は脳内の散らかりを整理してクリアにしてくれる効果があります。
目を閉じて深呼吸をしながら、自分の呼吸に意識を集中します。
結果、雑念が薄らいで脳内がクリアになるのが分かるでしょう。
自然の音を聞く
脳が無駄な情報や雑念のないクリアな状態であれば、集中力を高めることができます。
そのために必要な脳波が「α波」です。
α波は人がリラックス状態の時に出る脳波です。
α波を意図的に出すには、不規則ではなく一定パターンの音を聞くことにあります。
雨の音、さざ波の音、川の流れる音など自然の音が有効だといわれているのです。
またガムを噛むなどの一定の刺激を取りいれることでも、集中力を高めることができます。
アイテムの活用
集中力のアップに役立つアイテムを使うのも良いでしょう。
音が気になるなら耳栓をする、自然の音をラジカセから流していく、休憩時間にはクラシックなどリラックスできる音楽を聴くなど、活用できるアイテムは多くあります。
また、集中力を高めるサプリを飲むのもおすすめです。
ビタミンAやビタミンB群、DHAやEPA、ビタミンCを上手に補給できれば、脳が活性化したり、ストレスを和らげてくれます。
眠くなったら無理に続けるよりも、15分程度の仮眠を取った方が、集中力が高まるという調査結果も出ています。
集中力が続かない原因とは?
集中力が続かないのには、原因があります。
それは脳の性質にあります。
人の脳は、元々集中するようにはできていません。
なぜなら、生物学上では人も動物だからです。
人間もかつては他の動物と同様に自然の中で、他の動物と共に暮らしていました。
そうなれば自分の身は自分で守らなければなりません。
常に周囲に注意を払って、いつでも対処できるようにしておく必要があったのです。
目の前のことだけに集中していれば、後ろから身の危険が来る可能性が高まってしまいます。
その名残で、人の脳は一つのことに集中しないで、意識を分散させようとするのです。
「それなら集中力を高めるのは難しいのでは?」と思うかもしれませんが、原因が分かっているなら対処法もあります。
意図的に脳が意識してしまう対象を少なくすればいいのです。
脳を集中させる状態を作ることは可能といえるでしょう。
集中力を持続させるコツとは?
短い時間なら集中できるのに、なかなか持続できないという人もいるでしょう。
仕事の集中力でおすすめなのは「ポモドーロ・テクニック」という方法です。
タイマーを用意して25分にセットします。
この25分だけは目の前のことだけに集中します。
タイマーが鳴ったら5分間リラックスして休憩します。
25分集中、5分休憩。 これが1ポモドーロという単位です。
どうでしょう?これなら続けられそうな気がしませんか。
集中力は生まれ持つ才能ではありません。
多くの場合、集中力がないのではなく、「集中力の高め方を知らない」だけなのです。
集中力は訓練次第で誰でも身につけることができます。
このポモドーロ・テクニックはすぐに実践できて、効果が高い方法なので、是非試してみてくださいね。
まとめ
いかがでしたか?
人の脳はもともと、ひとつのことに集中できる能力を持っていません。
自分の身を守るために常に意識を複数個所に分散する必要があったからです。
だからこそ訓練次第では、集中力を高めることが可能です。
言い換えれば誰でも集中力を高めることができるということですね。
仕事や勉強のパフォーマンスはいかに集中して取り組めるかにかかっています。
短い時間でも集中して取り組むことで、安定したパフォーマンスを出すことができるようになるでしょう。
ここで紹介したことを実践して、成果を生み出せる人になってくださいね。