メルマガの書き方には「型」がある!初心者でも反応が良い文章とは?

メルマガを書きたいけれど、どう書いたらいいの?
初心者でも形にできるテンプレートってある?
ビジネスを加速させるうえで、メルマガを活用しようと考える人は多いです。
でも初心者であれば、書き方が分からない、何を書けば有効なのか分からないといった悩みに直面するでしょう。
メルマガは見込み客との接点を確保する為には強力ともいえるマーケティング手段です。
多くの企業でも取りいれられていて、定期的にメルマガを配信しています。
もちろん個人でも簡単に始めることができるので、ここではルマガの書き方をご紹介していきます。
メルマガを書く上で抑えておきたい「型」もあるので、是非、参考にしてくださいね。
目次
メルマガ作成のメリットとは?
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メルマガを作成することで、以下のようなメリットを得ることができます。
売り上げアップが狙える
メルマガに似たようなツールに「ブログ」や「ホームページ」があります。
しかしどちらも顧客が訪問して、内容を読んでくれるのを待つことしかできません。
対してメルマガはこちらから顧客にメールで伝えたいことを発信することができます。
例えばあなたがお店を開いたと仮定して、お客さんが来るまでただ待つのか、チラシなどを作成して道行く人に配るのかでは、顧客の入り方が変わってきますよね。
メルマガは「待ちの営業」を「自ら動く営業」にするツールです。
しかもチラシを作るとお金がかかりますが、メルマガはメールアドレスさえあれば、何通送っても無料です。
よってメルマガを活用することで、売上アップの見込みがあるということになります。
セールスを自動化できる
メルマガ=メールと考えると、毎日のようにメールを書かなければならない、しかも複数の顧客に書く時間がないと思う人もいるでしょう。
実はメルマガの仕組みを知れば、その心配は無用です。
メルマガには「ステップメール」という機能があり、あらかじめメールを作成して設定しておけば決まった日時に自動的にメールを発信することができます。
例えば1日目には自己紹介、2日目はお得な情報、3日目には商品紹介など、メールの文章と送信するタイミングをメルマガ配信システムに登録できるのです。
このステップメールを使うことで、24時間年中無休の営業マンがメルマガを自動的に送って営業をかけてくれるというわけです。
顧客の反応が分かる
メルマガを配信することで、顧客の興味関心のバロメーターになるのをご存知でしょうか。
メルマガに登録してくれる顧客というのは、あなたのブログやサイトを見てそこで紹介している情報を「もっと知りたい」と思っているということです。
ここで重要なのが「サイトにアクセスがある」のと「サイトに興味がある」というのは別物だということです。
例えばアクセスは多いのにメルマガ登録が少ないのであれば、工夫が必要ということになります。
逆にメルマガ登録が増えているのであれば、良い発信ができているということが分かります。
初心者でも反応が良いメルマガ文章の書き方とは?
初心者がメルマガを作成する際に、どのように文章を考えていけばいいのでしょうか。
ここでは初心者でも反応が良いメルマガを書く手順を見ていきましょう。
テーマを決める
テーマはしっかり決めましょう。
メルマガで何を伝えたいのか、というテーマをまずは大まかに決めるのですが、週単位、曜日単位で行います。
- 月曜日は書いている人を知ってもらう
- 火曜日は商品の情報を知ってもらう
- 水曜日は顧客の口コミを紹介
といった感じでざっくりで良いので、テーマを決めます。
テーマが決まったら普段からそのテーマを意識して、情報のアンテナを立てておくことです。
そこからテーマに沿った内容を精査していきます。
テーマが決まったら次にライティングを行います。
テーマに沿って集めた情報をアウトプットする勢いで書いてみましょう。
この段階では文章構成や各順番などは気にしなくていいです。
とにかく「書くことに集中」しましょう。
集中力を高められるように、15分~30分という時間制限を設けるのがポイントです。
アウトプットが完了したら、書いた文章を見直して編集作業に入ります。
誤字脱字の修正、無駄な表現の削除、足りない情報の追加、構成の見直し、並び替えなど行いましょう。
編集の際のポイントは「顧客が最後まで読みたいと思える内容になっているか」という視点で振り返ることです。
1メール1メッセージ
メルマガのポイントは「1つのメールにメッセージは1つ」にすることです。
あなたには伝えたいことが山ほどあるとしても、受け取った側にすれば様々な情報が混在していると「何が言いたいのか分からない」という状況になってしまいます。
結果、あなたが伝えたかったことが全く伝わらないという状況になってしまいます。
もちろんちょっとした小話や余談があると味があったり、面白いと感じるので、悪くはないのですが、メルマガに書ける時間を考えると無駄な労力が発生してしまいます。
メルマガでは「今日はこのメッセージを伝えよう」というのを1つ決めて、ズレが生じないように意識して書いていきましょう。
アイデアを引き出す
メルマガを書く際に途中で「何を書いていいか分からない」「ネタがなくなった」ということもあるでしょう。
そんな時には「SUCCES」という言葉を思い出してください。
「SUCCES」はアイデア出しのヒントとして、多くのライターさんが活用しています。
- Simple(単純明快である)
- Unexpected(意外性がある)
- Concrete(具体的である)
- Credibility(信頼性がある)
- Emotional(感情に訴える)
- Story(物語性)
決めたテーマについてこの「SUCCES」の観点から考えていけば、メルマガに書くべき材料がストックされるはずです。
常に自分自身にそれぞれの視点からの質問を投げかけてみましょう。
ヒントは「ユーザーの声」にある
「SUCCES」を活用しても、書くべき内容に詰まってしまった…そんな時はユーザーの声を聞きましょう。
ブログやサイトの中で「何を知りたいですか?」と募集しても良いですし、アンケートを取るのもおすすめです。
ここで得られるものはメルマガの材料だけでなく、見えなかったユーザーのニーズや本音が見えてくるので、あなたのビジネスを発展させるヒントになります。
初心者の場合、メルマガを始めたばかりでユーザーがいないということもあるでしょう。
その場合は以下のサイトで集まっている、ユーザーの声を参考にしましょう。
- Amazonレビュー
- 教えて!goo
- Yahoo知恵袋
メルマガの書き方の「型」とは?
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メルマガに限らずビジネスで文章を書く際に、大きく分けて3つの型があります。
- 論理型
- ストーリー型
- ポイント解説型
それぞれのポイントを見ていきましょう。
論理型
論理型は結論を最初に伝える手法です。
その後でその結論に達する過程や証拠を説明します。
最後にもう一度結論を伝えて、締めるという形です。
最初に結論を述べることで、読者にとってもその結論前提でその後の内容を聞くことができるので、理解が深まります。
慣れていない人には難しいかもしれませんが、意識して使うようにすれば慣れてきます。
主に専門家の立場から文章を書く際に使われる手法です。
ストーリー型
ストーリー型はあなたが伝えたい専門分野と日常のエピソードの共通点をピックアップして書く方法です。
難しい用語ばかり、身近に想像しにくい内容の場合、読者はなかなか内容を理解できません。
そんな時に身近なエピソードを交えて話すことで、分かりやすくなります。
またストーリー性を持たせることで、スーッと頭に入ってくるという利点もあります。
あなたが体験したストーリーから話題を転換させて、あなたのビジネスに共通する学びや教訓に繋げていきましょう。
ポイント解説型
ポイント解説型は、ノウハウ解説をする際によく使われます。
例えば何かの使い方を説明される時に、ひとかたまりの文章として羅列されていても頭に入ってきませんよね。
そこで手順①、②…という感じに箇条書きにされていれば、頭の中で整理されます。
このように最初に伝えたい内容を箇条書きで伝え、その後で1つ1つのポイントを詳しく解説していきます。
読む側のペースに合わせて順に読んでいけるのもメリットです。
メルマガ作成時に注意すべきポイントとは?
最後にメルマガ作成で注意すべきことをご紹介します。
メルマガを書く時は「いつ」「誰に」「どのくらい」配信するのかを明確にしましょう。
いつ
ここでの「いつ」は曜日や時間帯を指します。
例えばビジネスマンが多く登録しているメルマガなら「平日の昼休み」「帰宅時間」「休日」などを狙って配信すべきです。
読者に主婦が多いのであれば「平日の午後」「子供が寝静まる21時以降」など変わってきます。
メルマガを発信するターゲット層の年齢層や生活パターンを想像しながら決定しましょう。
この時間を間違えるだけで、「読まれないメルマガ」になってしまう可能性があります。
誰に
「誰に」は言うまでもなく、メルマガ登録をしてくれた読者ですが、配信する内容によってはいつも全員に配信する必要はありません。
内容をみて「興味がある読者のみ」に配信することも重要です。
ターゲットの見極めには、年齢・性別・地域などの基本的なデータの他に、「購入履歴」も大きなポイントです。
このターゲットを定めることで、メルマガ解除率が下がりメルマガの精読率が上がります。
どのくらい
「どのくらい」はメルマガを配信する頻度です。
これはメルマガ配信前の段階で「毎日1回」「週に3回」「月に1回」「不定期」などを決めましょう。
毎日はしつこいかも、と考える人もいますが、事前に「どのくらいの頻度で配信するメルマガなのか」を案内していれば、分かっていて登録されるので問題ありません。
気を付けたいのは「不定期」とした場合です。
突然配信が止まり、数か月後に再開したとしても読者はあなたのメルマガの存在を忘れてしまう可能性が高く、メルマガ解除に繋がってしまいます。
最低でも月1回の配信を心がけましょう。
まとめ
いかがでしたか?
メルマガの書き方は基本的には自由です。
ただ内容は「あなたが書きたい事」ではなく「読者が求めているもの」「読者にとって有益な内容」であることが前提です。
常に読者の顔を思い浮かべるようにすれば、自然と読者に寄り添った文章が書けるようになります。
初めは型を参考に書くので良いですが、慣れてきたらあなたしか書けない内容のメルマガを目指しましょう。
読者目線のメルマガが書けるようになれば、顧客はあなたの会社や商品に興味を持つようになります。
初心者でも簡単に始められるメルマガで、ビジネスを飛躍させていきましょう。