【初心者必見】売り込まなくても売れるメルマガの書き方とおすすめ配信スタンド7選

あなたが一人起業家であるなら、メルマガ発行が必須であると、何度か耳にしているのではないでしょうか。
メルマガは、集客や商品販売をするためになくてはならないツールと言われています。
それでも、
「自分の記事なんて読んでもらえるのだろうか?」
「どのようにしてメルマガを書けばいいのか」
「そもそも、メルマガを発行する方法がわからない」
今さら聞けないこんな悩みをお持ちでしたら・・・
この記事を読むことで、あなたは
- メルマガの全体像
- 読者と強い信頼関係を築くことができるメルマガの書き方
- メルマガ配信に不可欠な配信スタンドの特徴
- 読者獲得方法
について理解することができ、メルマガ発行に対する不安がなくなるでしょう。
「習うより慣れろ」です。
この記事を読んだら、早速配信スタンドを申し込み、まずは最初の1通目を発行してみましょう!
目次
1 売れるメルマガとは?
まず初めに、なんのためにメルマガを発行するのか、メルマガの目的について考えてみましょう。
あなたが起業家なら、メルマガの目的はズバリ、あなたがメルマガ内で紹介する商品を買ってもらうことです。
その目的のために、日頃から読者との信頼関係を構築していく。これが、メルマガの戦略になります。
したがって、「売れるメルマガ」とは、あなたと読者との間に、強い信頼関係が築かれ、あなたが紹介する商品なら安心と思うことにより、購入に至る確率が高いメルマガのことを言います。
したがって、メルマガ読者は、言い換えれば「見込客」です。
また、メルマガリストとはその見込客のメールアドレスことを指します。
1.1稼いでいる起業家がメルマガを発行している理由
稼いでいる起業家はみなメルマガを発行しています。
なぜでしょうか。
理由は3つあります。
(理由1)ウェブで最も結果が出やすいメディアである
プロダクトローンチを生み出した Jeff Walker (ジェフ・ウォーカー)氏は、”メルマガリストはフェイスブックフォロワーの 20倍の価値がある”と述べています。
また、メルマガはブログと比較しても5倍の価値があるとも言われます。
なぜ、メルマガは結果が出やすいのでしょうか?
それは、「プッシュ型メディア」だからです。
プッシュ型の反対の意味を持つ言葉に「プル型」があります。
ブログ、Facebook、Twitterなどはプル型のメディアと言われています。
商品の宅配サービスや通信販売を例に考えてみましょう。
これらのサービスは自分で買い物に出かけなくても、商品を自宅に直接届けてくれますよね。
これが、プッシュ型の強みです。
ブログやフェイスブック、ツイッターは自らそこへ確認に行く必要がありますが、メルマガは、メールボックスまで届けてくれるのです。
プッシュ型は以前購入して頂いた方へのリピート販売でも強みを発揮します。
メルマガで案内を出しさえすれば、それを見た見込客がリピートで商品を購入してくれる確立が高まります。
メルマガは、セミナー、講座、コンサル、教材、アフィリエイトなどの販売で有効です。
(理由2)メルマガ読者との深い関係構築ができる
メルマガとは「読者の教育ツール」です。
自分を好きになってもらえるように「教育」する。
自分に共感してもらえるように「教育」する。
自分が提案する商品をすばらしいと思ってもらえるように「教育」する。
メルマガ配信により、あなたは読者にとっての先生のポジションを構築できます。
「先生」と「生徒」
「医者」と「患者」
「師匠」と「弟子」
「教祖」と「信者」
の関係になれるのです。
ここで、勘違いしてはいけないことがあります。
先生が「教えてやっている」という態度ではうまくいかないということです。
「友達」のような親しみを感じてもらいつつ、「先生」のように教育するのです。
「商品を買ってくれ」と言わんばかりのメルマガでは誰も読んでくれません。
「この人のメルマガは参考になる」
「この人の人柄が気に入った」
と読者に思ってもらい、信頼関係を構築するのです。
そして、信頼関係を築いた先にあるのが商品の販売です。
(理由3)安定継続的に収入を伸ばすことができる
過去に様々なメディアが生まれては消滅していきました。
しかし、メルマガにはトレンドがありません。
メルマガリストは一度収集すると流行に左右されにくい資産になります。
そして、その資産でリピート販売ができるのです。
もしかすると、あなたはメルマガを書くのに時間がかかると思っているかもしれません。
しかし、メルマガは慣れると1日15~30分で書けます。
1.2 初心者が陥りやすいメルマガ5つの勘違い
メルマガ発行に際して、多くの初心者は以下の5つの勘違いをしています。
- リストがない
- ネタがない
- 文章が下手
- 続けられない
- 凄いことを書く必要がある
しかし、これら全ての悩みは、読者との「信頼関係」を構築することで解決できます。
たった10件のメルマガ登録者で売上目標を達成している人もいます。
ネタは、見せ方を変えるだけで何度でも使えます。
メルマガは論文や小説とは違います。
ブログ経験とも学生時代の国語の成績とも関係ないのです。
毎日メルマガを発行できないならば、週2~3回の配信でも大丈夫です。
メルマガは、すべての読者にとって凄いことである必要はありません。
ごく一部の人の悩みや願望を解決できる記事であればいいのです。
「信頼関係」を構築するライティングで、上記の全てが解決できます。
1.3 見込客と信頼関係を構築するための方法
京セラや第二電電(現KDDI)を創業し、日本航空(JAL)を再建させた稲盛和夫さんの有名な言葉があります。
“信頼関係は自分自身の心の反映だ。たとえ、自分が損をしたとしても、人を信じていく。その中でしか、信頼関係は生まれない。信頼とは、外に求めるのではなく、自らの心の内にもとめるべきものなのだ。”
信頼関係を築くには、信頼されなければなりません。
ここでは、信頼関係が築ける2つの方法を紹介します。
(方法1)自己開示
メルマガで自分をさらけ出すことで、信頼関係が構築されます。
「このことについて自分はこう思います。」
「前職は売れないミュージシャンでした」
「実は漢字をほとんど書けないんです」
のように、自分の主張、ミッションやビジョン、自分の弱点をさらけ出すのです。
(方法2)相手への理解と共感
見込客の悩みや願望をリサーチし共感するのは、信頼関係構築において有効です。
「あなたは~で悩んでいますよね。実は私も昔はそうでした。」
といったアプローチをするのです。
そうすることで、相手との信頼関係が構築されます。
1.4 読者登録してもらうための具体的なステップ
まずは、「マネジメントの父」ともいわれるピーター・ドラッガーの非常に有名な名言を引用します。
“優れたマーケティングはセールスを不要にする”
(“The aim of marketing is to make selling superfluous.”)
優れたマーケティングにより何度も購入してくれる「濃い見込客」を集められます。
メルマガを使用したマーケティングですべきことは、以下の2つだけです。
- 見込客を集める
- 信頼関係を構築する
それでは、見込客はどう集めたらいいのでしょうか。
以下は、マーケティングコンサルタントの ダン・ケネディ (Dan Kennedy) 氏の名言です。
“私は、30人の新しい患者さんに来てもらうひとつのやり方は知りませんが、一人の新しい患者さんに来てもらう方法を30通りは知っています。そして、私は、その30通りをすべて実行するのです。”
集客は1つの方法にこだわるのではなく、考えられる全ての方法を試しましょう。
ここでいくつかの集客方法を紹介します。
(例1)Facebookのタグ付け投稿
2ショットまたはそれ以上の大人数の写真をタグ付けします。
大人数であるほど、効果が大きいです。
やり方は、
<スペース> @ <名前>
文章の冒頭なら
@ <名前>
機種によっては、
<空白> @ <名前>
<半角空白> @ <名前>
など、様々です。
タグ付けにより、友達の友達に情報を送れます。
友達の友達は知らない人が多いですが、写真に一緒に写っていることで安心されます。
そうやって、濃いメルマガリストを獲得します。
ただし、タグ付けする時は、相手の許可を得ましょう。
(例2)押し売りしないアンケート獲得法
「モニター価格で安く買えます」
「アンケートを反映した講座を開催します」
「アンケートに答えてくれたら特典をあげます」
などの方法は有効です。
アンケートで相手が何がほしいのかがよくわかります。
(例3)Facebookのシェアの利用
メルマガでFacebookのシェアをしてもらう方法も有効です。
見返りに特典を提供すると、シェアしてもらいやすくなります。
お客様ではなく仲間という意識を持つのです。
友達の友達は似た属性になりやすいです。
今回紹介した3つの例以外にも、たくさんの集客方法があります。
メルマガの読者は、各手法をしっかりと理解し、自分にあった方法を選びましょう。
そうすることで、安定継続的に読者が集められます。
1.5 特定電子メールの送信の適正化等に関する法律
これまで、「メルマガリストはフェイスブックやブログの読者の数倍から数十倍の価値があるので、すぐに始めましょう」と述べてきました。
しかし、もし大量の迷惑メールが送信されてきたら、読者は困ってしまいます。
そのような背景から、日本では、迷惑メールを規制するために、2002年に「特定電子メールの送信の適正化等に関する法律」が施行されました。
「特定電子メール法」または「迷惑メール防止法」ともいわれます。
メルマガは短時間で無差別かつ大量に広告宣伝メール(迷惑メール)を送信できます。
そのような悪徳業者を排除し、良好なインターネット環境を保つために施行されました。
特定電子メールに該当するか否かは、「営利目的の広告又は宣伝の要素が含まれているかどうか」がポイントになります。
現在は、メルマガ配信時には、
(1)オプトインの同意の義務化
(2)送信責任者名やメールアドレス・URLの表示義務の徹底
が義務付けられています。
1.5.1 オプトインの同意の義務化
オプトインの「同意」とは、「受信者が広告宣伝を承知の上で、メールの受信に賛成の意思を示すこと」を指します。
「メルマガなどの特定電子メール送信を明記」
「チェックボックスなどを設けて利用者の賛成の意思を取得」
が必要なのです。
総務省のガイドラインによると、以下の5つが推奨されています。
- わかりにくい表示(極端に小さな文字表示など)は避ける
- 頻度や容量が多い場合はその旨を記載する
- 無料レポートなど、第三者の利用者から同意を取得する際は、あらかじめ第三者の送信者や委託者から広告宣伝メールが送信される旨を表示
- 配信希望チェックボックスのデフォルトはオフに設定する(希望しないに設定する)
- 「ダブルオプトイン方式」を採用する
「ダブルオプトイン方式」と呼ばれる方式もあります。
ダブルオプトイン方式とは、「確認メール送信」と「受信者の操作による本登録」です。
ただし、以下の3つは例外で、メルマガ読者による賛成の意思の取得は必要ありません。
- 名刺などでメールアドレスを送信者に伝えた者
- すでに取引関係がある者
- ウェブサイト等でメールアドレスを公表している者(明確な受信拒否者は不可)
1.5.2 送信責任者名やメールアドレス・URLの表示義務の徹底
メール本文には、受信者の事前同意が容易に判断できる項目記載が義務付けられています。
「送信責任者の氏名または名称」
「購読解除(オプトアウト)の通知ができるメールアドレスやURLの記載」
はメール本文内に書くことが必須です。
また、「一度同意を得ても、その後に受信を望まなくなった場合、メール送信してはならない」ことも義務付けられています。
ただし、「送信責任者の住所」や「苦情や問い合わせ用の電話番号、メールアドレス、URL」はメルマガ本文中に直接記載することが義務付けられておらず、リンク先ページでの表示も可能です。
2 ファンを作るメルマガの書き方
メルマガ読者がファンになってくれれば、メルマガ開封率が上がり、売上も上がります。
しかし、もしあなたが数多くのメルマガを登録していたとしても、実際に読んでいるのはごく一部ではないでしょうか。
すべてのメルマガを読むのは時間的に不可能です。
メルマガを含めたコピーライティング全般で必ず認識すべきマインドセットがあります。
それは、「3つのNot」と呼ばれ、以下の3つを指します。
「読まない (Not Read)」
「信じない (Not Believe)」
「行動しない (Not Act)」
まずは「Not Read」について説明します。
あなたは、届いたダイレクトメールを読まずに捨てた経験はありませんか?
あるいは、ダイレクトメールを読んだとしても斜め読みではないですか?
人はみな、他人の記事なんて興味ないんです。
「Not Believe」とは、「たとえ、記事を読ませることができたとしても、最初は内容を信じてくれない」のです。
「Not Act」は、「たとえ読者があなたを信じてくれても、大多数は行動しない」です。
また、勘違いしてはいけないことは、メルマガは論文や小説とは異なるということです。
メルマガはあくまでも「商品を購入してもらう」ための行動を促すための文章なのです。
ファンを獲得し、購読される少数の勝ち組のメルマガになるにはどうすればいいのでしょうか?
そのためには、読者のことを真剣に考えた書き方をしなければなりません。
さらに、読者の悩みを解決させなければなりません。
具体的に、見込客に読んでもらえるメルマガとはどのようなものでしょうか?
2.1 開封させる件名のつけ方
どんなすばらしい本文でも、読者がメルマガを開封しなければ読まれることはありません。
つまり、メルマガで最も重要なのは「件名」なのです。
メルマガの件名は以下の「4つのU」で構成されます。
(1) Useful (読者に役立つことが伝わる)
「涼しく快適な夏用アイテム」
(2) Ultra-specific (具体的である)
「産地」「材料」「監修者やブランド」「推薦人」
(3) Urgent (緊急性が伝わる)
「期間」「個数」「価格」
(4) Unique (魅力的である)
メールの件名をひときわ目立たせるために、「■」「★」「◆」などを用いる方法もあります。
ただし、文字化けの可能性が高い半角カナや機種依存の文字は避けましょう。
その他、思わずクリックしてしまう、開封率をアップさせる件名の書き方です。
- 重要な情報は最初14文字に書く
- 短い言葉で端的に構成する
- 売り込み臭さを消す
- ターゲットが誰であるかをはっきりさせ、訴求要素を絞り込む
「○○に出展します」は送信者の視点です。
- メールの内容がわかるようにする
「○○のメールマガジン Vol.xx」では、内容がわからないですよね。
- 地名や施設名、人名など「名詞」を使用する
- 「スッキリ」など、イメージしやすい言葉を使用する
- 「【 】」「『 』」などを使用して、件名を目立たせる
- 「無料」「もれなく」などライバルとの優位性を持たせる
- 疑問形で読者に問いかける
- 「えっ!?」「なんと!」などの感嘆詞を含める
- 「第○弾」「○周年」のような見込み客のメリットが小さい言葉は使用しない
- 最低金額を記載する
- セールの場合「何が」割引なのかをはっきり書く
- 「新商品」「人気」などのフレーズを使用する
- 今後の予定を最新情報として知らせる
- 希少性や価値の高さを演出する言葉を使う
- 「○名限定」「あと○時間で終了」「【〇/〇 00:00締切り】」など猶予を記載する
(「締切間近」などは表現が曖昧です。)
- 「不労収入」「たった○分で」など、ありえないことを件名で表現する
- 「○○が好きな方は必見!」など、読者に「自分と関係ありそう」だと感じさせる
- 「先行予約」など特別扱いされていると感じさせる言葉を使う
- 「○○が好きな方は必見!」など、自分と関係ありそうと感じさせる言葉を使う
- 「○○さんへ、最後のご案内です」のように、購入をためらう見込客の背中を押す
- 「○○です、お久しぶりです」のようにプライベートメールに見せかける
- 時々であれば、読者を挑発するのも有効(多発しないようにしましょう)
- 意外性を持たせる
- 時事ネタに乗る
- 「緊迫感」「お得感」「パーソナル感」を持たせる
上記を踏まえて、メルマガの件名をつけましょう。
2.2 簡潔で説得力のある記事を構成するPREP法
記事作成にあたっては、「簡潔さ」と「説得力」が重要です。
そのような文章を構成をするための方法に、PREP法というものがあります。
「Point, Reason, Example, Point」の頭文字から名付けられました。
「Point」は記事の要点、結論です。
「Reason」は結論の理由を説明している部分です。
「Example」は理由を裏付ける具体例です。
「Point」は最初に述べた記事の結論をもう一度記述します。
記事はまず「最も主張したいこと、つまり、結論を先に書く」ことから始めます。
最初の部分を読んで、「何が言いたいのか」はっきりとわからなければ、読者は離脱してしまいます。
下記の例文は、上記の構成にしたがって作成しました。
【Point】メルマガを開封させる件名は、「4つのU」で構成されます。
【Reason】私が発行するメルマガも、この「4つのU」を意識して作成したところ、開封率がアップしています。
【Example】半年前のメルマガ開封率は10%弱だったのが、「4つのU」を意識した結果、今では開封率が20%に迫っています。
また、他のメルマガのコンサルをしたところ、8割方のメルマガで開封率が順調に推移しています。
【Point】以上より、「メルマガを開封させる4つのU」を支持します。
読者との信頼関係を構築し、ファンになってもらうためには、途中で離脱せずに最後まで読み進められる記事を作成しなければいけません。
メルマガで記事を作成する際は、PREP法を心がけてください。
2.3 読まれやすい文面
メルマガの文面を読みやすくするためには、以下のことを心がけましょう。
(1)一文の長さ
20文字程度が適切であるといわれています。
(2)適度な改行
2行、3行、4行のまとまりと改行余白をバランスよく配置し、メリハリとリズム感よく読ませる工夫が大切です。
(3)ひらがなやカタカナの使用
一文を短くし、適度に改行するだけで、かなり読みやすくなります。
また、漢字の使い過ぎは避け、適度にひらがなやカタカナを混ぜましょう。
小学6年生でも読める文章が望ましいです。
漢字を使った言葉をわかりやすい言い方に変えるのも有効です。
漢字が読めない、言葉の意味がわからないという理由で見込客が離れないようにします。
文章を一晩おいて翌日に読み返し、編集するのも有効です。
脳は書くことと編集することを同時には行えないのです。
翌日に読み返して、第3者目線で自分の記事を客観的に読みましょう。
2.3.1読者を二人称で呼ぶ
メルマガは「1対1」のコミュニケーションを強みとしたセールスツールです。
読者に対して、「あなた」と二人称を使用しましょう。
2.3.2 ビフォー・アフター・ストーリー
以前に自分が読者と同様の境遇であったことを語り、共感を促します。
そして、提供する商品、サービスの使用前後でどう変化したか、実体験を通じて、効果をわかりやすく語りましょう。
2.3.3ベネフィット(読者が得られる未来像)を示す
ベネフィットとは、読者が商品やサービスを使うことによって得られる未来像です。
読者が商品やサービスの利用によって、どのように悩みが解決されるのか、あるいは願望が実現され、どんな未来が待っているのかをしっかりと明示することにより、彼らは心を動かされ、商品を購入する決意をするのです。
2.3.4 ポジティブな記事
ポジティブな書き方を心がけましょう。
具体的には、
「1週間ではできません」ではなく「2週間いただければできます」
「本人以外は利用できません」ではなく「本人様のみ利用可能です」
「17時以降は不可」ではなく「17時まで可能」
「駄目かもしれませんが」ではなく「可能だと嬉しいです」
「失敗しないために」ではなく「成功するために」
「緊張しないで」ではなく「落ち着いて」
「あなたでいい」ではなく「あなたがいい」
などの表現を使いましょう。
また、ポジティブな表現や肯定的な表現は文末に持っていきましょう。
【例1】
「よくできているけど、斬新さがないね」ではなく、
「斬新さがないけど、よくできているね」と書きましょう。
【例2】
「ブラウンはございますが、グレーは切らしております」ではなく、
「グレーは切らしておりますが、ブラウンはございます」と書きましょう。
2.4 自分の言葉であなたの人柄をアピール
メルマガで稼いでいる人は、自分の言葉で人柄をアピールするのが上手いです。
マーケティングの世界では、「ラポール (rapport)」という言葉が頻繁に使われます。
もともとは心理学の用語ですが、一般的にもよく知られています。
ラポールは「親密な関係」「信頼関係」という意味を持っています。
さらに、フランス語では「橋を架ける」という意味も持っています。
あなたと読者が双方で、「打ち解けている」「信頼しあっている」「楽しい」と感じている時、ラポールが形成されているのです。
メルマガで成功している方々のライティングを分析すると、人柄がにじみ出ているものが多いです。
あなたは見込客に対して「信頼できる人だ」と思わせることが大切です。
読者とラポールを築くためには、読者との共通点となるような経験について記載したり、読者の悩みに共感する内容で書いたりして、「この人は私と同じなんだ」と思わせるような内容にすると良いでしょう。
2.5 目の前のあなたのために書く
「ペルソナ (Persona)」という言葉があります。
「販売したい商品にとって最も重要で象徴的なユーザー」のことです。
販売したいターゲットが曖昧なままでは、文章全体がぼやけ、伝えたいメッセージが伝わりにくくなります。
そして、結果的にどのユーザーのニーズも満たせません。
つまり、誰にも突き刺さらない、面白くない文章になってしまうのです。
そこで、「ペルソナ」という代表的な顧客にターゲットを絞り込むのです。
このターゲットを絞り込む戦略は、結果的には多くのターゲットの心に突き刺さります。
あなたが伝えたいことがわかりやすくなり、多くの読者に伝わるのです。
メルマガを書く際は、多くの読者を対象とせずに、目の前のあなた(ペルソナ)ために書きましょう。
2.6 出し惜しみなく読者に情報を与えよ
読者との信頼関係を確立するためには、あなたは読者に対して出し惜しみせずに情報を提供すべきです。
なぜ出し惜しみせずに情報を提供すべきなのでしょうか?
それは、ペンシルバニア大学の心理学者 Adam Grant (アダム・グラント)氏の著書“GIVE & TAKE 『与える人』こそ成功する時代”を読めばわかります。
原著は”Give and Take: A Revolutionary Approach to Success”です。
私もKindleで日本語版、英語版の両方を読みました。
「GIVE & TAKE 『与える人』こそ成功する時代」によると、世の中には以下の3種類の人間がいます。
- ギバー (Giver) : 惜しみなく情報を与える人
- テイカー (Taker) : 自分の利益ばかり考える人
- マッチャー (Matcher) : 損得は五分五分であると考えている人
その中で、ギバーのポジションと給与について非常に面白い結果が書かれています。
なんと、「最もポジションや給与が高い層」と「平均以下の層」の真っ二つに分かれたのです。
なぜこのような結果が生まれたのでしょうか?
ポジションや給与が高い層に入るためには、以下の3つのことが必要であると書かれています。
(1) ギバーとしての対応時間
誰もが1日は24時間しかありません。
そのため、「自分の時間をいかに確保するか」「いかに余裕をもった時間配分ができるか」がポジションや給与が高いグループに入るための重要なカギとなります。
(2) 第三者として自分をサポート
自己犠牲を厭わないのがギバーですが、他人のためだけでなく、自分自身のことも第三者としてサポートしましょう。
(3) ギバーとしてのスキル向上
「情報発信すると売上が上がる」といった見返り的な発想ではなかなか上手く行きません。
「役立ちたい」という気持ちを忘れずに行動しましょう。
これまで述べてきた中で、「ギバーとしてのスキル向上」は、メルマガで稼ぐために特に重要なカギとなります。
「惜しげなく情報提供して読者の役に立ちたい」という気持ちを絶対に忘れないようにメルマガを配信しましょう。
3 ステップメールと一斉配信メール
あなたは「ステップメール」というものをご存知ですか?
ステップメールは、あらかじめ作成しておいた記事を、毎回設定した順番で配信する形式のメルマガです。
連続テレビドラマのような複数話の物語だと考えたらわかりやすいのではないでしょうか。
それぞれの記事間の関連性は非常に強く、第一話から見なければストーリーがよくわからなくなります。
一方、一斉配信メールは単発ドラマ、または番外編と考えましょう。
一般的には一話完結型であり、それぞれのメール間のつながりは薄いです。
以下で、ステップメールと一斉配信メールについて、さらに詳しく説明していきます。
3.1ステップメール
先程も述べたように、ステップメールとは連続テレビドラマのようなものだと考えてください。
メルマガ発行者が作成したストーリーが、あなたのメールボックスに第一話から順番に配信されます。
しかし、連続テレビドラマには問題があります。
第一話を見逃した場合、あなたは第二話、第三話といった途中の回から見ることになってしまいます。
一方で、ステップメールはいつ読者登録をしても、第一話から読めます。
まずは、メルマガ読者登録の直後に、読者に対してお礼メールを配信します。
このお礼メールは、これから始まる連続テレビドラマの予告編のようなものです。
その後、第一話が配信されますが、それは特定の日時に読者全員に一斉に配信されるのではなく、個別に配信されます。
第二話、第三話も同様です。
しかも、それは手動で行われているのではなく、システムがすべて自動で行っています。
メルマガ登録日によって、読者毎に配信日が異なるのです。
つまり、すべての読者に共通な記事が、読者毎に決定された配信日に送信されるのです。
あなたはステップメールを通じて読者を教育します。
そして、あなたはこのプロセスを通じて共感した少数の方々と深い関係を築くことができます。
ところで、ステップメール作成において気をつけなければならないことがあります。
それは、「時事ネタなどのタイムリーなネタを使えない」という点です。
これはメルマガ読者の方がいつ登録しても同様のメールが配信されるので当然です。
真冬に登録したのに、メルマガの内容が真夏だとおかしいですよね。
3.2一斉配信メール
一斉配信メールは単発ドラマ、またはドラマの番外編のようなものだと考えてください。
全ての読者が同じ日時に全く同じ内容のメルマガを受け取ります。
また、ステップメールとは違い、タイムリーな情報も発信できます。
一斉配信メールは記事間のストーリーのつながりをそれほど意識する必要がありません。
あなたがこれまで吸収してきた知識や経験を一斉配信メールでアウトプットしていきましょう。
ここで、ステップメールと一斉配信メールの使い分けの例を2つ紹介します。
【使い方1】
メルマガ読者が登録した日から一定期間はステップメールを配信します。
その期間中にあなたは読者に対してあなたの価値観や経験、考え方などを順番に教育することができます。
そして、一定期間経過後は一斉配信メールに移行して、日々のメルマガで読者と良好な関係を築きます。
【使い方2】
通常あなたは一斉配信メールを使って、読者の悩み解決に参考になるような気づきを与えます。
そうやって、あなたは読者からファンになってもらいます。
そして、あなたが読者に対してより有益な商品やサービスを提供する時がやってきたら、読者をステップメール用の別メルマガに誘導します。
上記の例のように、ステップメールと一斉配信メールを上手く組み合わせましょう。
4.おすすめメルマガ配信スタンド7選
メルマガはメルマガ配信スタンドから配信されます。
ここでは筆者がおすすめする7のメルマガ配信スタンドを紹介します。
これらのメルマガ配信スタンドには様々な特徴があります。
法人契約のみ可能で、個人事業主は利用できない配信スタンドもあります。
無料でもスパムメールとして扱われて、見込客に届かないケースも多いです。
メルマガ運用では、「ステップメール機能」と「読者登録フォーム」が必須です。
これらの機能がない配信システムは他のシステムと併用しましょう。
今回は、「ステップメール」「読者登録フォーム」「料金」の側面からまとめました。
その他、メール到達率は非常に重要ですが、配信スタンドの対応で日々変化します。
4-1.MyASP
マイスピーの機能は多岐に渡ります。?定額で全ての機能が使え、さらに配信上限もありません。?高機能なステップメールや安定した到達率にも定評があります。
MyASPの料金は、
ビギナープラン:初月3,240円、2ヶ月目以降3,240円
パーソナルプラン:初回2ヶ月分12,960円、3ヶ月目以降6,480円
スタンダードプラン:初月10,800円、2ヶ月目以降10,800円
読者数は10万件までOK
マッハプラン:初月は初期費用60,000円+21,600円
2ヶ月目以降は21,600円
となっています。
ステップメールを利用するならば、スタンダードプラン以上を選択する必要があります。
サーバーの負荷が著しく高まったり、迷惑行為やクレームにつながらなければ、メルマガの用途に制限はありません。
MyASP利用規約: http://myasp.jp/agreement/
更に、スタンダードプラン以上ではアフィリエイトセンターも利用できます。(マイスピーのプランについて:http://www.myasp.jp/plan/)
詳しい情報は、ウェブサイトで確認しましょう。
マイスピー公式HP: http://www.myasp.jp/
マイスピーユーザーマニュアル: http://docs.myasp.jp/
マイスピー開発者ブログ: http://blog.myasp.jp/
「数多く存在する配信スタンドとMyASPとの違いとは」http://www.myasp.jp/reason/
4.2 オートビズ
オートビズの特徴としては、
- スパムメール扱いされずに、しっかりと配信される
- 一斉メールに記載したURLののクリック数を測定できる
- 誰が開封したかがわかる開封率測定
- 特定条件の人だけに送る「セグメント配信」が可能
- バックナンバー公開
- 管理画面が操作できなくてもメルマガ配信できる「トリガーメール」
などが挙げられます。
オートビズのプランは、以下のとおりです。
スーパーライトプラン
初期設定費用 7,560円、月額 1,940円
シナリオ数 5、ステップ数無制限、ステップメール配信可能数1.4万通/日
登録アドレス数 3,000件
スーラーライトプランはメルマガ一斉配信ができないため、ライト以上を推奨します。
ライトプラン
初期設定費用 7,560円、月額 3,240円
シナリオ数 15、ステップ数無制限、ステップメール配信可能数1.4万通/日
メルマガ一斉配信 1万通/月、一斉配信回数無制限
登録アドレス数 原則無制限(5万件を目安)
メルマガ一斉配信回数は、有料で増加可能です。
スタンダードプラン
初期設定費用 7,560円、月額 5,400円
シナリオ数 50、ステップ数無制限、ステップメール配信可能数1.4万通/日
メルマガ一斉配信 2万通/月、一斉配信回数無制限
登録アドレス数 原則無制限(5万件を目安)
メルマガ一斉配信回数は、有料で増加可能です。
「パワーステップメール」というオートビズの上位サービスもあります。
4.3 オレンジメール
https://mail.orange-cloud7.net/
累計三億PVのオウンドメディア構築の専門家である波多野義親さんはオレンジメールでメルマガを配信しています。
オレンジメールの特徴としては、
100メールアドレス以内であれば継続してあらゆる機能を利用可能
ステップメール作成数無料
- メルマガ作成数無料
- フォーム作成数無料
- 1時間あたりの配信速度3,000通
- バックナンバーメルマガの自動SEO機能
- メルマガ配信時のツイッターつぶやき機能
- アメーバブログサイドバー読者登録フォーム機能
- スプリットランテスト (Split Run Test) が可能
などが挙げられます。
スプリットランテストとは、2種類以上の広告記事をランダムに配信する機能です。
これにより、純粋に表現の違いによる広告効果を把握できます。
料金は、以下のとおりです。
初期費用:
登録件数100件まで無料、それ以上の場合、30日間無料期間終了後に12,800円
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月額費用:
登録件数100件 無料
登録件数2,000件 2,480円(30日間無料)
登録件数5,000件 3,980円(30日間無料)
登録件数10,000件 4,980円(30日間無料)
登録件数20,000件 9,800円(30日間無料)
登録件数20,000件超 最上位プランの「オレンジメールエンタープライズ版」
1日あたりの配信回数:
登録件数100件 10回
それ以上のプラン 100回
1日あたりの配信読者数:
登録件数100件 100通
それ以上のプラン 上限なし
ただし、オレンジメールは、使用用途に制限があります。
- 「アダルト」「ギャンブル(競馬・パチンコ等)」のメルマガ配信はできない
- メールアドレスを「無料レポートスタンド」「懸賞サービス」から取得できない
4.4 エキスパートメール
メルマガ登録者数10万件以上の七星明さんが経営している会社のメルマガ配信スタンドです。
ランディングページ作成ツールとして有名な「カラフル」でも紹介されています。
メルマガ登録者数30万件ともいわれるブロガーの川島和正さんのFacebookでエキスパの七星明さんと食事に行ってきた話が掲載されていました。
⇒こちら
エキスパ最大の特徴は、初心者にとって敷居が低いことです。
低価格で「ステップメール」や「メルマガ読者登録フォーム」を利用できます。
また、「無料レポート.net」という無料レポートスタンドも運営されています。
http://mrrp.net/?m=5149?多くのメルマガ発行者の悩みである「メルマガ読者集め」がしやすい配信スタンドだと言えるでしょう。
価格は、以下のとおりです。
メルマガ読者数ではなく、1日あたり、または1か月あたりの配信上限数でプラン分けされています。
1日1通のメルマガ配信であれば、約500メールアドレスまで無料で配信できます。
副業や起業初期でコストをできるだけ抑えたいのであれば、検討する価値があるでしょう。
4.5ワイメール
ワイメールの特徴は、
- 月額4,980円で追加料金なしと安価(初期費用は10,500円です)
- 「ステップメール数」「メルマガ作成数」「フォーム作成数」「読者登録数」「1日あたりの配信数上限」などが無制限
であることでしょう。
さらに、無料お試し期間が14日間あります。
1時間あたりの配信速度は40,000~60,000通です。
4.6 アスメル
アスメルは、初期費用15,750円、月額費用3,333円で使い放題です。
さらに、追加料金は一切かかりません。
その他の特徴としては、
- ステップメール機能
- メルマガ一括配信機能
- 資料請求フォームや問い合わせフォームの作成数無制限
- 配信時間指定
- 配信回数設定
- 名前の差込機能
- 一発解除アドレス設定
- 登録フォームの作成
- 登録者リストのCSV形式でのダウンロード
- 顧客リストの一括登録
- 予約一斉配信機能
- 登録者検索機能
- 登録禁止アドレスの設定機能
- 空メール登録機能
- 重複登録の禁止または許可設定機能
- 携帯メール配信3キャリア対応
- 登録完了ページの変更機能
- アメーバブログ等へのフォームの貼り付け
- シナリオ終了後に1回目から再配信可能
- シナリオ終了後に他のシナリオへ自動移行可能
- HTMLメール配信機能
など、数多くの機能を利用できます。
アスメルでは、「無料レポート」から取得したメールアドレスの登録は、直接的な禁止事項に指定されていません。
ただ、クレームや迷惑メール通報を受けてしまう可能性が高いため、無料レポートで取得したメールアドレスの登録には否定的です。
http://asumeru.net/optin_support
4.7 Vmail
Vmailは動画埋め込み型メールのサービスです。
Google副社長のRobert Kyncl (ロバート・キンコー) 氏の有名な言葉があります。
”ネット上のトラフィックの90%以上がオンラインビデオになるだろう”
(”Online Video Will Soon Be 90% Of Online Traffic”)
Google副社長の言葉だけに信憑性は高いです。
動画メールにも早めに取り組んだ方が良いでしょう。
動画のメリットとしては、
- 一目でわかる
- 信頼できる
- 話題になりやすい
などが挙げられます。
Vmailの利用料金は以下のとおりです。
ライトプラン
3,000円/月 メール開封数上限1,500通まで
超過1,500通毎に+3,000円
スタンダードプラン
20,000円/月 メール開封数上限15,000通まで
超過15,000通毎に+20,000円
プロフェッショナルプラン
50,000円/月 メール開封数上限50,000通まで
超過50,000通毎に+50,000円
【参考】 おすすめメルマガ配信スタンド7選以外の主なメルマガ配信スタンド21選
参考資料として、おすすめメルマガ配信スタンド7選以外の21のメルマガ配信スタンドを紹介します。
したがって、今回の記事では、合計28のメルマガ配信スタンドを紹介しています。
あなたのメルマガ配信スタンド選定の参考になれば幸いです。
最近、買取型メール配信システムからのメール到達率が低下傾向にあります。
迷惑メールの監視団体が、独自のサーバーを使ったメルマガをスパム処理するケースが増えているからです。
筆者は、メール到達率をしっかりと管理している配信システムの利用を推奨します。
(1) Mailbank
Mailbankは、ステップメールやシステム利用料、ユーザーの登録まですべて無料です。
お試しでメルマガ配信をしてみたい方にはお勧めです。
(2) MailChimp
MailChimpは読者2,000件までは無料で、ステップメールや読者登録フォームもあります。
ただし、海外製のメール配信システムであり、全て英語で書かれています。
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(3) 配配メール
配配メールは高機能なのに低価格で利用できるのが売りです。
残念ながら、具体的な価格の記載はありませんでした。
興味がある方は、直接問い合わせましょう。
ステップメール、読者登録フォームは用意されています。
(4) メール商人
メール商人は配信数無制限で月額3,800円~利用可能です。
さらに、30日間無料で使えます。
ステップメール、読者登録フォームも用意されています。
(5)ネット商人Pro
ネット商人Proは買取型プログラムで、プログラムをサーバーにインストールします。
そのため、プログラム購入後は、基本機能のみであればサーバー費用かかりません。
「ステップメール作成数」「メルマガ作成数」「フォーム作成数」「読者登録数」が無制限で利用できます。
ただし、本体とは別のオプション機能を利用する場合には、別途料金が発生します。
メルマガ配信スピードや到達率は、レンタルサーバーに大きく依存します。
料金は、以下のとおりです。
・初期費用:24,800円+サーバー費用
・月額費用:オプション追加時の費用+サーバー費用
(6) 楽メール
楽メールのウェブサイトに4つのポイントが記載してあります。
- 買取型なのでランニングコスト不要
- ステップメール等充実したメール配信機能
- メールフォームも簡単に作成OK
- 携帯絵文字・デコメ・多言語対応
価格は税込29,800円(2016年10月)で、30日間の返品・返金保証ありです。
(7) ストライクメール
1日の配信上限3,000件のライトプランは月額2,980円
1日の配信上限1万件のベーシックプランは月額4,980円
ステップメール、読者登録フォームが用意されています。
(8) アクセスメール
登録できる高読者数無制限で月間配信可能数10万通まで税込2,300円です。
ステップメール、読者登録フォームが用意されています。
(9) ジェイシティメール
ベーシックプランは月間1万通までの配信料金が含まれて税抜き6,000円です。
ステップメール、読者登録フォームが用意されています。
(10) パワーステップメール
「おすすめ7選で紹介した「オートビズ」の上位サービスです。
料金表には月額9,180円です。
(11) める配くん
120アドレスまでの「める配Free」であれば、初期、月額ともに0円で利用可能です。
登録アドレス数10,000までの「める配10」であれば、月額税別5,000円です。
ステップメール、読者登録フォームもあります。
(12) 激メール
激メールは、月額1リスト1円で利用可能です。
ステップメール、読者登録フォームもあります。
(13) メール配信VPS-NEO
リスト数2,500名までのVPS-NEOエントリーの月額費用は4,500円です。
上位コースは以下のとおりです。
リスト数が5,000名までのブロンズ(5,800円)
リスト数が2万名までのシルバー(12,500円)
リスト数が5万名までのゴールド(19,000円)
ステップメール、読者登録フォームもあります。
(14) Cuenote
ステップメール、読者登録フォームもあります。
ただし、契約できるのは法人のみで、個人事業主は契約できません。
(15) スパイラル
http://www.pi-pe.co.jp/spiral-suite/apps/mail/
スパイラルの特徴として、
- 最大140万通/時の高速大量配信
- 配信エラー自動処理
- 空メールやQRコードによるモバイル機器からの登録
- 予約配信
- 条件抽出したターゲット配信
- 個別の記念日配信
- ステップメール
- 名前や文面などのコンテンツ自動差込
- 差出人の個別変更
- 本文中のURLクリック数を自動カウント
- クリック数や開封率を自動でレポート化
などがあります。
(16) ミルキーステップ
ミルキーステップ (Miljy Step) は、買取式CGIからメルマガ・ステップメールなどを配信します。
システム一式税込24,980円で、無期限でバージョンアップできます。
(17) まぐまぐ
非常に知名度が高い配信スタンドです。知っている方も多いのではないでしょうか。
発行部数に関係なく基本使用料が無料であり、メール到達率も高いです。
しかし、自動登録機能がなく、有料の代理登録を行う必要があります。
ステップメールも利用できません。
ビジネスで利用するならば、他の配信スタンドと併用する必要があるでしょう。
(18) melma!
まぐまぐと同様に知名度が高いですが、ステップメール機能がありません。
他の配信スタンドと併用しましょう。
(19) acmailer
acmailerは無料で利用できるメール配信CGIです。
配信者のサーバーに設置します。
しかし、ステップメール機能はありません。
他の配信スタンドと併用しましょう。
(20) メールスマート
メールスマートは以下のような充実した配信機能が備えられています。
- 一斉メール送信
- ファイル添付
- CC送信、BCC送信
- HTMLメール
- エラーメール処理
- テンプレート作成機能
しかし、ステップメール機能はありませんので、他の配信スタンドと併用しましょう。
(21) blaynmail
料金は登録アドレス3,000件で2,000円、10,000件で5,000円です。
5 メルマガ読者獲得方法
この章では、メルマガの読者を獲得するための方法を説明します。
メルマガ読者を増やす方法としては、
- メルマガASPの読者増サービス
- 懸賞サイト
- 無料レポート配信スタンド
- 相互紹介
- オプトインページ
- GoogleAdwordsやYahoo!リスティング広告などの利用
- Facebook広告などのSNSの利用
などがあります。
それぞれの方法を簡単にみていきましょう。
「メルマガASPの読者増サービス」とは「まぐまぐ」などのASPによるメルマガ紹介コーナーの利用を指します。
現在はメルマガが乱立しているため、以前ほどのリスト獲得は見込めませんが、若干数獲得できる可能性はあります。
「懸賞サイト」「無料レポート配信スタンド」もメルマガ読者増には有効です。
デメリットとしては、読者がサブメールアドレスを使う可能性が高いため、濃い見込客の獲得にはつながらないことです。
「無料レポート配信スタンド」は後ほど詳しく説明します。
「相互紹介」とは、メルマガ発行者同士でお互いのメルマガを紹介することです。
「オプトインページ」とは、メールアドレスの登録をしてもらうためのページです。
似た言葉に「ランディングページ」があります。
ランディングページとは商品の販売、資料請求、問い合わせなど、ウェブページ管理者の目標達成(コンバージョンとも呼ばれます)を目的としたページです。
オプトインページでメルマガに登録してもらう見返りとして、読者に無料レポートを提供するのです。
無料レポート配信スタンドでは、読者は無差別にアクセスするため、普段使用していないフリーのメールアドレスを登録する傾向があります。
一方で、オプトインページでは、そのテーマに強い興味を持つ読者だけにアクセスが絞り込まれるため、普段利用しているメインのメールアドレスを登録する可能性が高くなります。
最近の傾向として、Google AdwordsやYahoo!リスティング広告などの価格は高騰しています。
しかし、無料での集客に比べて、効果は倍増します。
Facebook広告などのSNSの利用は、Google AdwordsやYahoo!リスティング広告と比較して安価で始められるメリットがあります。
5.1 無料レポートとオプトインページによる読者獲得
5.1.1無料レポートの役割
まだ、メルマガ発行数が少なかった時代には、ウェブサイト内にメルマガ登録フォームを設置すれば勝手に読者が増えました。
しかし、現在では、膨大な数のメルマガが発行されており、強烈なブランド力がない限りメルマガ登録されることはありません。
そこで、見返りとして「特典(オファー)」を用意するのです。
「メルマガに登録してくれたら、無料レポートをプレゼントします」
といったやり方でメルマガ読者を増やすのです。
最近は、無料レポートの他に、音声ファイルや動画ファイルが使われることがあります。
無料レポートの役割は、以下のとおりです。
- メルマガリスト収集
- 自分自身のブランディング
- 見込客集め
- 商品の販売やアフィリエイト
ブランディングとは、「この人、無料でこんなことを提供してすごいのね」とファンになってもらうことです。
また、
「メルマガに登録してくれたら、このレポートをタダであげるよ」
「商品を買ってくれたら、このレポートをタダであげるよ」
と、メルマガの購読や商品の購入に対して、お得感を出せます。
無料レポートの使用により、メルマガ配信者は、広告宣伝費を抑制しつつ、「濃い見込客」を集められるのです。
読者は自分が求めていた情報を無料で得られます。
つまり、双方の利害が一致するのです。
集客の後は、ステップメールで信頼関係を築くことで、あなたの紹介商品を買ってもらえます。
良質な無料レポートであれば、その中で紹介された商品の購入者もいるかもしれません。
無料レポートのテーマは、あなたのメルマガと同一のジャンルに合わせましょう。
例えば、株式投資に関するメルマガの読者を集めているのに、「冴えないおじさんがモテるようになるための7か条」という無料レポートを作成しても集客にはつながりません。
無料レポートの中身は、大変有益な情報で、有料にしてもおかしくないものもあります。
一方で、全く参考にならないものもあり、千差万別です。
どんなことが書かれているかはダウンロードしてみなければわからないのです。
無料レポートを作成する際は、お金を頂いてもおかしくないようなものを目指しましょう。
無料レポートといえば、もともとはPDF形式でしたが、最近は多岐にわたっています。
音声ファイルやウェブ素材、その他の便利なツールの提供なども増えてきています。
5.1.2 オプトインページの役割
先程も述べましたが、無料レポートは以下の2つの方法があります。
- 「特典」として渡す場合
- 「無料レポートスタンド」に登録する場合
ここでは、「特典」として無料レポートをダウンロードしてもらうやり方について説明します。
無料レポートスタンドへ登録する方法は、「【参考】無料レポート配信スタンド10選」で紹介します。
無料レポートをメルマガの読者登録の特典とする場合、「オプトインページ (Opt-in Page)」を用意します。オプトインページとは、メールアドレスを取得するためのページです。
オプトインページは、以下のようにある程度アクセスが絞り込まれた状態のページです。
- 特定のキーワードで検索したユーザー
- 特定の広告に興味を持ったユーザー
- 特定のウェブサイトやSNS経由のユーザー
また、あなたが発行するメルマガもしくはあなたが提供する特典に興味があるユーザーだけが登録するため、濃い読者が集められます。
そもそも、メルマガ読者は「数さえ多ければ良い」というものではありません。
では、オプトインページは、どのような構成で作成すれば良いのでしょうか?
オプトインページの目的はアクセスしてきた方々にメルマガの読者登録をしてもらうことです。
アクセスしてきた方々にメルマガ登録してもらうために、オプトインページに以下の内容を盛り込みましょう。
- 見込み客の心をつかむキャッチコピー
- メルマガの内容、購読で得られること(ベネフィット)、特典
- メールアドレスや氏名などの登録フォーム
現在、非常に多くのメルマガが発行されており、「最新情報をお届けします」といった内容ではなかなか読まれません。
したがって、「あなたはなぜこのメルマガを読む必要があるのか?」を明確にする必要があります。
【参考】無料レポート配信スタンド10選
無料レポートスタンドからのリスト獲得は、以下のネガティブな傾向があります。
- 宛名不明メールアドレスが大量に発生する
- 「こんなメルマガを登録した覚えはない」とクレームにつながる
また、配信スタンドにある無料レポートが欲しい人は、メルマガには興味がない場合が多いです。
結果的に、通常は使用していないフリーのメールアドレスで取得するユーザーが多くなり、実質的な読者増にはつながらないという意見もあります。
主要なメルマガ配信スタンド側では、どのように考えているのか紹介します。
オレンジメールでは、「無料レポートスタンド」「懸賞サービス」から獲得したメールアドレスの読者登録はできません。
そのような形での読者登録が確認できた場合には、アカウント停止となります。
詳しくは、以下のURLの「※ご注意」を参照してください。
http://support.orange-cloud7.net/reportstand_trouble/
MyASPは、サーバーの負荷が著しく高まったり、迷惑行為やクレームにつながらなければ、
特に禁止していません。
エキスパートメールの運営者は、メルマガ配信スタンドと無料レポートスタンドの両方を運営しており、肯定的です。
ワイメールは、特定電子メール法などの関連法規に基づき、正当に取得したものであれば、特に禁止事項とはしていません。
ただし、購入したリストや譲渡したリストはクレームが発生したり、大量の宛先不明アドレスが含まれていたりするため、否定的な回答でした。
私個人としては、先に紹介したDan Kennedy (ダン・ケネディ) 氏の名言にあるように、無料レポート配信スタンドを含めたあらゆる手段でのメルマガリスト獲得を支持します。
誰もが少しでも多くのメルマガリストを獲得しようと必死なのです。
「この方法はやめておこう」なんて言ってられないはずです。
今回は、10の無料レポートスタンドを紹介します。
有名なASP (Affiliate Service Provider)系列であったり、無料レポートを紹介するだけで報酬を得られたりなど、様々なサービスがあります。
それぞれの特徴を理解して、あなたにとって最適なサービスを利用しましょう。
(1) メルぞう
申込から30日間は無料で利用でき、その後は、月額3,980円です。
(2) 電子書籍のXam(ザム)
Xamはメルぞうと同じ運営会社の無料レポートスタンドです。
現在、新規の発行者登録は、メルぞうゴールド会員に限定されています。
また、電子書籍の発行者は、読者にメールニュースを配信できます。
(3) まぐぞう
完全無料で新規会員登録ができます。
(4) 無料情報ドットコム
運営会社はインフォカート株式会社です。
発行者の新規登録には、インフォカートアフィリIDが必要です。
まずは、以下のURLからインフォカートアフィリエイトの無料登録をしてください。
https://www.infocart.jp/affiliater_entry/#hawaii
(5) スゴワザ
発行者登録は無料です。
(6) 激増
新規ユーザ登録は完全無料です。
(7) インフォゼロ
会員登録は無料です。
無料レポートを紹介するだけで報酬が得られます。
(8) イッキヨミ
無料でユーザ登録ができます。
(9) 無料レポート.net
事業会社はエキスパートメールと同一です。
無料で発行者の新規登録ができます。
(10) フエール
http://www.tenbai-tosyokan.jp/
ウェブサイトを確認すると、
「転売ノウハウ無料図書館 せどり・輸出・輸入 最先端の物販系ノウハウがすべて無料!!」
とあります。
上記カテゴリーのメルマガを配信している人は、利用しましょう。
まとめ
今回は、「売り込まなくても売れるメルマガの書き方とおすすめ配信スタンド7選」というテーマで記事を書いてきました。
稼いでいる起業家はみなメルマガを発行しています。
なぜならば、メルマガは一般的に最も購読される可能性が高いメディアだからです。
最も購読される可能性が高いメルマガで、見込客との「信頼関係」を構築するのです。
「リストなし」「ネタなし」「文章ヘタ」でも構いません。
まずは、メルマガを配信してみましょう。
この記事では、メルマガで信頼関係を構築する具体的な方法について述べました。
- メルマガで自分の弱点や過去をさらけ出す
- 「あなたは~で悩んでいませんか?私も以前はそうでした。」といった書き出しで記事を始め、それを解決してあげる構成の記事にする
上記の2つは信頼構築のために非常に有効です。
ピーター・ドラッガー氏の名言のとおり、優れたマーケティングはセールスを不要にします。
見込客を集めるためには、マーケティングコンサルタントのダン・ケネディー氏の名言のとおり、迷惑メールを規制する法律は遵守しつつ、考えられるあらゆる方法を実行しましょう。
残念ながら、多くの場合、読者はメルマガをしっかりと読んでくれません。
3つのNOT(Not Read, Not Believe, Not Act)を認識した上で、記事を書きましょう。
メルマガを読んでもらうためには、件名を工夫するのが有効です。
「一文の長さ」や「適度な改行」、「難しい漢字を避けること」も有効です。
小学生6年生でも読めるような記事を目指しましょう。
具体的な、読者集客方法としては、オプトインページを作成して、メルマガ読者登録の見返りに無料レポートを特典としてダウンロードしてもらう方法が有効です。
作成したメルマガを「本当にこれを出していいのか?」と悩むことも多いかもしれません。
その時は、自分が納得していなくても思い切って送信しましょう。
あなたが納得していなくても、見込客にとっては価値のある場合が多いものです。
そして、見込客はその情報に喜んでくれます。
「こんな情報があったのか」「役に立つ情報をありがとう」と感謝されます。
中にはネガティブな反応を示す読者がいるかもしれません。
その時は、その反応をフィードバックして次回以降に生かせばいいのです。
誰かに批判される方が、批判が全くない記事よりも、結果的には多くの読者に響きます。
そうやって書き続けることで、文章が上達し、読者の満足度も高まります。
今回の記事が、あなたのメルマガ作成の参考になれば幸いです。