情報収集のコツ!情報収集能力を高めるために普段できる事とは?

情報集めてって言われたけど、何から手を付けたらいいの?
情報がありすぎて何が正しいか分からない!
書籍、雑誌、テレビ、ブログ、SNSと情報が溢れる世の中になりました。
情報過多な現代では、「情報がありすぎて、どう収集したらいいか分からない」という人が増えています。
情報の中には正しいものがある一方で、正しくない情報も含まれています。
何が正しくて何が間違っているのか、そういった情報の見極めという点でも難しいと感じるのでしょう。
ここでは情報収集が苦手な人が、正しい情報を集めるためのコツをご紹介します。
そのために普段から心がけてほしいことも合せて見ていくので、参考にしてくださいね。
目次
情報収集のコツとは?
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情報収集といっても、ところ構わず情報を集めればいいということではありません。
必要な情報、有益な情報、そしてそれを活かせる情報を収集するのにはコツがあるのです。
①目的を持つこと
②全体像をつかむ
③集めた情報をストックしておく
④実際に行動を起こす
とても大切な事なので、ひとつずつ見ていきましょう。
①目的を持つこと
情報収集はまず、目的を決めることが重要です。
「何のためにどんな情報を探すのか」この部分をハッキリとさせましょう。
情報は毎日のように更新されていくので、目的がぼやけていると埋もれてしまいます。
その結果、時間ばかり経過して結局何の情報も得られなかった、では意味がありません。
目的がはっきりしていれば、それだけアンテナを張ることができるので、欲しい情報に気づくことができます。
1番最初に目的を明確にすることを忘れないでください。
②全体像をつかむ
特に初めて学ぶ分野の情報を集める時は、難しくても全体像を掴むということを意識しましょう。
目的をすでに決めていれば、目的に合った情報を集めることができるはずです。
その上で、情報を知る前の自分と、情報を知った後の自分を比べることで、何が不足しているのかが見えてきます。
全体像を把握することで、最初に何をやるべきかが見えてきますし、その順番で情報を得るべきかということも分かるようになるでしょう。
③集めた情報をストックしておく
集めた情報をすべて覚えておくのは、普通の人であれば不可能です。
ですから得た情報をストックしておいて、すぐに取り出すことができる場所を用意しておくことも大切です。
よくブラウザのブックマークを利用して保存しておく人が多いですが、それだけでは不十分です。
要点がすぐに分かるように、Webページ全体を保存するよりも、EvernoteやPocketなどを使って、必要な部分だけを引用しておくと後で役に立ちます。
またこうしたツールにはタグなどの機能で見つけやすくしたり、自分の意見を書きこむことで読み返した時に理解が早くなるというメリットもあります。
④実際に行動を起こす
いくら有益な情報を集められたとしても、実際に行動を起こさなければ無駄になります。
特に今は情報の入れ替わりが早いので、情報収集から行動を起こすまでの時間を短くしないと、世間のスピードに乗り遅れてしまいます。
自分の課題や問題を解決できそうな情報があれば、すぐに試してみることが重要です。
例えば情報収集には〇〇が便利です、と聞いて使ったことがなければ、試しに使ってみるのが良いです。
「そうか、便利そうだな」と感心するだけでは、何も変えることができません。
正しい情報を見極めるポイントとは?
情報が溢れすぎている時代に、情報収集といわれても、混乱してしまう人も多いでしょう。
また、知り得た情報が誤ったものであった時、それに気づけないと更に遠回りしてしまいます。
正しい情報を見極めるには、
- 情報源・出典を確認
- 情報に対して疑問を持つ
といったポイントがあるので、見ていきましょう。
情報源・出典を確認
誰でも簡単に情報をアウトプットできるようになったおかげで、情報は次々に増えていきます。
特にインターネットを利用して得た情報においては、根拠のないデマや嘘の情報が書かれていることがあります。
それを嘆いていても進まないので、情報を利用するあなた自身が、不利益を被らないように気を付けなければなりません。
そこで癖付けてほしいのが、情報源・出典が不明な場合に情報元を確認するという習慣をつけることです。
例え小さな情報でも「たぶん大丈夫だろう」ではなく、確信が持てないものは裏付けを確認するべきです。
例えば官公庁が発表している資料や研究機関が統計情報をもとに分析した一次資料などを実際に確認できると良いですね。
情報に対して疑問を持つ
知り得た情報に対して、それを鵜呑みにするのではなく疑問を持って考えてみましょう。
「この情報は本当に正しいのか?」と自分自身に投げかけて、自分なりの意見を持つことも必要です。
特に有名な評論家や研究者、人気書籍の作者などの言葉はそのまま受け取りやすいですが、やはりそこでも立ち止まって考えてみるべきです。
更に一つの情報に対して「応用できることはないか」「自分に置き換えて考えてみよう」など、様々な視点から思考を巡らせてみましょう。
その結果、情報の正しさが判別できるだけでなく、知識としての定着度も劇的に変わります。
情報収集能力を高めるために普段できる事とは?
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それではさらに情報収集力を高めるために、普段から出来ることを紹介します。
常に意識して情報を集めることを忘れないでくださいね。
RSSリーダーを使う
無駄なく情報を収集することができている人は、「RSSリーダー」を使っています。
RSSリーダーの良い所は、自身の興味のある分野のWebサイトを登録すると最新の情報の概要をタイムリーに集めて一覧で確認できる点です。
通常であれば調べたい内容を検索するものですが、その必要がありません。
一覧からタイトルと概要をザッと呼んで、詳細を知りたい場合はそのサイトに行って読むことが可能です。
短時間で自分が収集すべき情報が書いてあるかを判断できるので、効率よく情報収集するにはピッタリです。
先入観を取り除いておく
情報収集において「先入観」ほど邪魔なものはありません。
例えば実際に会ったことがないのに「○○さんは性格が悪い」と聞いていたことによって、その人を避けてしまうのは、有益な情報を逃してしまうのと同じです。
有益な情報なのに先入観のせいで遠回りした結果、タイミングを逃してしまっては元も子もありません。
こうならないためにも、普段から先入観を取り除く思考を意識することが大切です。
中立的な立場から考えた上で「自分はどちらを取るか」と決めることができれば、賛否両論ある問題に関する情報収集でも、有益な情報を得ることができるようになります。
常に最新の情報なのか意識する
情報の入れ替わりは毎日のように行われています。
新しく配信されたコンテンツだとしても、そこに含まれている情報が新しいとは限りません。
作成者が古い情報とは知らず話を膨らませて書いていることもあるのです。
サイトやブログでは特に多い現象です。
情報を得たら最新の情報なのか、今でも通用する情報なのかを必ず調べましょう。
情報は必ず複数存在するので、ひとつを見て判断せずに、複数の情報を確認してみましょう。
それを意識することで同じような情報の中から、信憑性のある情報、自分に必要な情報が判断できるようになります。
まとめ
いかがでしたか?
情報収集をする時には、まず目的を決めてから始めましょう。
そして一つの情報を鵜呑みにするのではなく、複数の情報を調べていくことが不可欠です。
情報の中には古くなった情報、間違った情報、デマや嘘などが混ざっています。
それらに振り回されない為にも、知り得た情報に疑問や自分の意見を持ち、納得できなければ情報源・出典を確認するという手間を惜しんではいけません。
また普段からRSSリーダーで必要な情報を集めたり、先入観を取り除くように意識するなど、工夫することでより有益な情報を集めることが可能になります。