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司法書士の営業・集客方法とは?独立・開業で失敗しないコツは?

マーケティング
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司法書士として独立した場合の集客方法が知りたい!

開業で失敗しない為にできることって何?

 

司法書士として独立したは良いものの、顧客が集まらずに悩んでいる人は多いです。

そもそも司法書士がどんな仕事をしているのか、よく知らないのが一般的です。

ですから、何が起きたら司法書士に頼るのか、どんな相談をしたらいいのかも分かりません。

そのため、司法書士の仕事を知ってもらうということも重要なポイントです。

 

また、仕事を知ってもらったからといって勝手に顧客がつくわけではないので、それなりに営業は必要です。

ここでは司法書士で独立した場合の集客方法や営業方法を紹介していきます。

 

司法書士の営業方法とは?

Original update by:まぽ

 

司法書士が一般的に行う営業方法をご紹介します。

 

電話

電話での営業はとにかく顧客になりそうな相手にアポイントをとることです。

まずはあなたという司法書士の存在を知ってもらうことを目的として、電話をして訪問の了解を得ます。

アポを取った後に訪問することになるので、いきなり飛び込む営業よりも可能性の高い見込み客と接触できます。

基本的には電話帳を片手に電話していくだけなので、事務所にいてもできる作業です。

ただし、直接会うわけではないので、文句や罵声を返される確率は高いです。

それでもめげずに、明るい気持ちで電話をかけ続けられるかで、明暗が分かれます。

 

飛び込み

その名の通り、実際に見込み客の家やオフィスなどに足を運んで営業します。

司法書士にとっての商品は、あなた自身です。

ですからあなた自身を売り込めばよいのですが、1回目の接触で契約を取ろうと考えると失敗します。

相手にどんな悩みや不安が合って、何を解決したいのかなど、まずはヒアリングすることが重要です。

その場で解決する必要はありません。

一度、持ち帰って課題とし、それから何度も顔を出して信頼を築いてから、初めて契約の話に持っていきます。

相手の事情や時間を考えずに突然訪問するので、もちろん嫌な顔をされます。

名刺を破られたり、二度と来るなといわれることもあるでしょう。

それでも折れない心を持っていないと、精神的にツラくなります。

 

DM(ダイレクトメール)

ダイレクトメールを見込み客になりそうな相手に送る方法です。

ポストから投函するだけなので、時間的な効率が良い方法といわれています。

ダイレクトメールは見た目で伝わりやすい商品が分かる場合は、結果も出やすいですが、司法書士など見えないサービスを行う場合は、なかなかその魅力が伝わりにくい特徴があります。

プロが作ったものでも、反応は5%程度といわれています。

未経験で実績もない場合は、ダイレクトメールを1000通送ってやっと1件申し込みがでれば良い方です。

ダイレクトメールのコストに対して、結果が乏しいので、良い方法とは言えません。

 

FAX DM

郵送で送るDMをFAXで送るという方法もあります。

DMに比べるとコストが安くなり、手間もそれほどかからない方法です。

ただ、送る資料はすべて白黒という欠点があります。

またFAXなので何十枚も資料をおくることもできません。

ですからDMに比べても反応が悪く、効果は低い方法とも言えます。

開業時にお試しで流す分には良いかもしれません。

 

司法書士の集客方法とは?

司法書士は人対人のサービス業なので、なかなか営業をかけにくい傾向にあります。

上記で紹介した昔ながらの営業では、顧客を集めるのは難しいといえるでしょう。

そこで「集客」という面から見た、もう少し近代的な方法をご紹介します。

 

セミナー

一般人にとって司法書士という人がどんな仕事をしているのか、知らない人の方が多いです。

例えば司法書士に不動産登記を依頼するのは、不動産業者がほとんどでしょう。

ですから集客の第一歩は、司法書士が何をしているのか知ってもらうことです。

そのためにセミナーを開くことは有力な方法になります。

よく「無料相談」を行う司法書士がいますが、これはユーザーにとってはハードルが高いことなのです。

無料相談となれば、初対面の人にプライベートな内容を話さなければいけないですし、それによって有料相談に持ち込まれるのではないかという不安もあります。

それに比べてセミナーは1人ではありませんし、司法書士の人となりを知るきっかけにもなります。

ですから無料相談よりも気軽に参加することができるのです。

そこから個別相談に持ち込むこともできますし、中にはセミナー後に相談に来るユーザーが出てくる可能性もあります。

 

Web

最近ではWebを使って新規顧客を獲得する司法書士が増えてきました。

セミナーも顧客取得には有効な手段ですが、それだけでは厳しいのは事実です。

そこでWebを使った集客という手段に移行する人も増えています。

どんなに業務能力が高くても、仕事を受注できなければ、その能力を発揮することはできません。

またいくら能力が高くても実績がなければ、「この人にお願いしてみよう」とは思われないのです。

まずは受注力を高めて仕事を取れなければ、司法書士としてのスキルが活かされません

Web集客は費用対効果の高い方法となります。

受注力を高めて成功している司法書士の多くは、Web集客を利用しています。

 

HP(ホームページ)

企業でも個人でもホームページを持っていない会社は少なくなりました。

集客のためにホームページを作ろうと制作会社に相談すれば、決まって「ホームページを作れば顧客の獲得ができます」などと言われます。

ただ、デザイン重視のホームページでは、顧客取得は難しいのが現実です。

きれいで見栄えの良いホームページはどこにでもあるのです。

必要なのはマーケティングができているホームページです。

制作会社にホームページ作成をお願いする際は、司法書士という特殊な仕事内容やマーケティングを理解している所が良いでしょう。

制作会社にすべて一任するのではなく、司法書士に適したホームページを作成し、そこで発揮される集客ノウハウが求められます。

 

HP作成のポイント

司法書士に適したホームページの作成ポイントは、3点あります。

それぞれ見ていきましょう。

 

①キャッチコピーで掴む

ホームページに訪問したユーザーが一目見て、「何をしている人なのか」を判断するためにもキャッチコピーは重要です。

ユーザーはだいたい3秒で「自分にとって有益な情報かを判断する」といわれています。

3秒間の間に必要なメッセージをユーザーに届けられるかが鍵です。

 

②ターゲットを明確に

ホームページでは「どういった悩みを抱えるユーザーをターゲットにするのか」を明確にしましょう。

万人に向けた売り文句よりも、たった1人に向けたものの方がユーザーの心に響きます。

さらに「問題の解決方法」を分かりやすく提示することも重要です。

ホームページを訪問したユーザーが「私の悩みを解決してくれそうだ」と思ってもらうことが大切です。

 

③ゴールを決める

ホームページを制作することがゴールではありません。

ホームページを通して、ユーザーにどんなアクションを起こしてもらうことがゴールなのかを決めましょう

例えば「問合せをもらう」「無料相談に申し込んでもらう」「セミナーに参加してもらう」など、目標に合わせたホームページを設計する必要があります。

ユーザーにとってもらいたいアクションは何なのか、まずはここから考えましょう。

 

ブログ

ブログとホームページの違いが分からないという人もいますが、大切なのはどちらが効果が高いとか、どちらが集客しやすいという部分ではありません。

ブログとホームページは使い分けることが重要です。

ブログは作成が簡単な上に、情報発信に適したツールです。

ユーザーとのやり取りも可能なので、ユーザーと関係性を作るのに適しています

その上で信頼性のあるホームページでビジネスに導いていくというのが、王道のパターンです。

司法書士とは目に見えないサービスです。

だからこそ、ユーザーとの信頼関係は無視できません。

 

ブログ作成のポイント

ブログは記事を重ねて検索順位が安定的に上位に入ることで、継続的なアクセスが見込めるようになります。

まずは100記事書くことを目指しましょう

その際には1記事に1000文字は書いてください。

ある程度のボリュームがないと、検索順位の上位は狙えません。

また1記事5000文字以上を50記事という方法でも良いでしょう。

さらに更新は継続的に行うことです。

更新は検索順位に良い影響をもたらし、ブログに訪れる人の信頼度を高めます。

何年も更新されていないブログは「大丈夫かな」と不安を抱かせてしまうので、更新頻度は意識した方が良いでしょう。

 

SNS

SNSを活用して集客する方法もあります。

様々なSNSがある中で、代表的なものが「Facebook」です。

Facebookが集客に向いている理由としては、まず無料でできることがあげられます。

費用をかけずにアクセスを集めることができるのが最大のメリットです。

Facebookを始めとするSNSでは、見てくれたユーザーに共感を促して、ファンを作ることができます。

更に、あなたの発言に対して、メッセージやいいねなどの、何かしらの反応を簡単にもらうことができます。

それはあなたの発信に興味のある見込み客を集めるきっかけになるでしょう。

ユーザーと良好な関係を構築することは、人に対するサービス業である司法書士には不可欠です。

注意点はビジネス色を出しすぎないことがあげられます。

ビジネス色の出し過ぎを防ぐために「Facebookページ」を利用しましょう。

作成されたテーマに関心のあるユーザーが「いいね」をすると、そのユーザーに向けて情報発信をすることができます。

更に「いいね」をしたAさんの友達であるBさん、Cさんにも言い値をした情報が伝わります。

この連鎖で情報伝達の輪が広がり、潜在的な見込み客を増やしていくことになるのです。

 

独立・開業で失敗しないコツとは?

Original update by:きなこもち

 

司法書士が独立・開業で失敗しないために大切なのは…

①ポジショニングを明確にする
②価値を伝える言葉を持つ

の2点です。

それぞれ見ていきましょう。

 

①ポジショニングを明確にする

司法書士です、という看板を掲げているだけでは、ユーザーから指示を得ることはできません。

司法書士の資格は難しいので資格を持っているだけで特別な気分になっている人は多いですが、残念ながらそれだけでは集客はできません。

ユーザーがあなたを選ぶのには、何かしらの理由があるはずです。

それがポジショニングであり、あなたの司法書士としての強みや差別化となります。

ポジショニングを明確にすれば、ユーザーもあなたにしかない価値を理解してくれます。

そうやって理解してくれる人を増やすことで、信頼と実績を掴むことができるでしょう。

 

②価値を伝える言葉を持つ

ユーザーにあなたの価値が伝わらなければ、顧客にはなりません。

もちろんユーザーに伝わる言葉で伝えなければ意味はないです。

司法書士の難しい専門用語を用いて、いかにも「凄い人」のように見せたとしても、その内容を誰も理解できなければ、あなたの価値は誰にも認められないでしょう。

あなたが何者で、何ができて、ユーザーにどう貢献できるのかという部分を、誰が聞いても分かりやすい言葉で伝えられるかが鍵です。

ありきたりな自己紹介では誰の心にも響きません。

「この人ならお願いできるかも」と思ってもらえる言葉を持つことが集客には必要です。

そういった言葉こそ、口コミで広がって、ユーザーや提携先に広がっていくのです。

 

まとめ

いかがでしたか?

司法書士という資格を持っていても、ただ待っているだけでは集客はできません。

独立した場合、あなたという司法書士が存在していることすら、誰も知らないのです。

そこで営業をかける必要がありますが、昔ながらの飛び込み営業や電話アポよりも、Webを使った集客がおすすめです。

ターゲットを決め、その悩みや不安を解決できるようなブログでファンを集め、そこからホームページに誘導してビジネスとして立ちあげていくといった活用術が必要になります。

受注ができなければ実績はゼロのままですし、ユーザーの信頼を得なければ集客は広がりません。

ハードルが高い無料相談でいつまでもユーザーが来るのを待つよりも、自分から発信してユーザーとの関係性を作っていくのが、集客の第一歩と言えるのです。

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