資金なしで始められる!在庫を持たないビジネスモデルとは?

お金をかけずにビジネスを始めることってできるの?
在庫なしビジネスってどういうこと?
ビジネスを始めたいけれど、「資金がない!」と悩んでいる人もいると思います。
通常は会社を立ち上げる、商品を仕入れる、備品を準備するなど、何かとお金がかかるものです。
そこでお金をかけず、在庫も持たずにビジネスが始められるとしたらどうでしょうか。
こんな夢のような条件でビジネスができるという「在庫を持たないビジネスモデル」って気になりませんか。
ここでは在庫を持たないビジネスとは具体的にどんなものなのかをご紹介します。
また成功するためのポイントも合わせて見ていきましょう。
目次
在庫を持たないビジネスの種類や特徴とは?
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在庫を持たないビジネスを具体的に見ていきましょう。
それぞれのビジネスには特徴があります。
アフィリエイト
アフィリエイトはASPという中間業者を介して広告主と提携するので、実際に在庫を抱えているのは広告主ということになります。
提携した広告主の商品やサービスを自身のサイトやブログに貼りつけておくことで、そこから申し込みや購入が発生し「成果報酬」をもらうことができます。
在庫を持たないというメリットの他に、サイトやブログも無料のものを使えば、資金はゼロから始めることも可能です。
また自身で商品やサービスを持っているなら、アフィリエイトを利用して費用対策効果の高い広告として利用することもできます。
副業として気軽に始めることができるので、起業前の資金を貯める、基盤を築くという方法にも向いています。
ネットショップ
ネットショップはその名の通り、インターネット上に自分のお店を持つビジネスです。
通常は仕入れをしてそれをネットショップで販売し、顧客に買ってもらうという流れなので、「在庫を持つ」というイメージがあります。
しかしネットショップにもやり方によっては、在庫を持たずにビジネスを始めることができます。
その場合は、ネットショップで販売して顧客からの購入が決まったら、商品を仕入れるという流れになります。
これであれば、実際に売れた商品を仕入れることになるので、在庫を抱えるリスクは完全にゼロになります。
あらかじめ商品を仕入れる必要がないので、元で資金がゼロでも始められます。
コンサルティング
コンサルタントを始めとする、カウンセラーやコーチなどの先生業のビジネスです。
必要なのはあなたの経験や知識なので、在庫を持たなくても済みます。
特別な資格を取る必要もなく、名刺に「○○コンサルタント」と書けば、今すぐにでも始めることが可能です。
在庫を持たないビジネスの中では、すぐに始められるスピード感が特徴といえるでしょう。
ただしユーザーの役に立たなければ顧客は集まらないので、これまでの仕事や趣味の知識が活かせる分野で始めるのが良いでしょう。
また、提供するサービスが独自なものであるほど、価格が高くても購入してもらえる商品になります。
在庫を持たないビジネスのメリットとは?
在庫を持たないビジネスのメリットは、以下の通りです。
- 在庫を管理する場所が不要
- 売れ残りの心配がない
- 働く場所を選ばない
在庫を管理する場所が不要
ネットショップなどで商品を売ってビジネスを展開しようとすると、仕入れた商品を管理する場所が必要です。
部屋の一部が在庫置き場になったり、一部屋が在庫管理用の部屋になることもあります。
部屋に置けない場合は、倉庫などを借りる人もいるでしょう。
在庫管理するための場所や在庫を置いておくというのは、結構なストレスになります。
在庫を持たないビジネスなら、この在庫管理が一切ないということです。
売れ残りの心配がない
商品を仕入れる時に、どのくらい仕入れるかという見極めも重要です。
人気がある商品で仕入れ数よりも申し込みが上回れば良いですが、問題は売れ残りの可能性です。
思うように仕入れた商品をさばけずに、売れ残ってしまえば赤字になるので、不安を抱えることになります。
仕入れの度に「この商品をさばくことができるかな」と不安要素を抱えながらになると、仕入れに躊躇してしまい思うようにビジネスが進まないという状況にも陥りかねません。
在庫を持たないビジネスなら、売れてから仕入れを行うので、その不安はありません。
もちろん仕入れのいらないビジネスなら、この辺りの心配は無用です。
働く場所を選ばない
在庫を持たないビジネスの場合、場所という拘束がなくなります。
在庫を抱えていると活動拠点は、家であり事務所であり、在庫を置いてある場所になるでしょう。
商品の発送、棚卸し、発注、撮影、写真の編集など、やるべきことは次から次へと出てきます。
在庫を持たないことで、いつでもどこでも働くことができます。
それこそ旅をしながらネットショップを動かしたり、引越しをしても変わらず働くことが可能なのです。
在庫を持たないビジネスを成功させるには?
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在庫を持たないビジネスも、やり方を間違えれば失敗します。
在庫を持たないビジネスを成功させるポイントを見ていきましょう。
利益率が高いビジネスであること
ビジネスを始める人がやってしまいがちなのが、高単価で大きく稼ぎたいというものです。
しかし商品が高単価でも、ランニングコストがかかれば、赤字になることもあります。
それにせっかくビジネスを始めるのであれば、継続して稼げるようになることが大切です。
ですから低単価で定期的に収入が入る仕組みのあるもので、資本金やコストがかからないものを見つけましょう。
ランニングコストがかからなければ、お金がなくなって継続できないということにはなりません。
利益率が高いことも続ける上では重要です。
集客出来なければ意味がない
どんなに良い商品やサービスでも、それを必要としているユーザーがいなければ売れません。
そして在庫を持たないビジネスと言っても、顧客がつかなければ稼ぐことは不可能です。
ですから商品やサービスを選ぶ段階で、「誰に」「何を売りたいのか」を明確にしておきましょう。
そして「誰に」に該当するユーザーが、どんな悩みを抱えて困っているのかを深掘りすることです。
そしてサイトやブログなどで役立つ情報を公開してアクセスを集め、同時に集客できる仕組みを作るのです。
もちろんSNSを使って交流をはかることも大切ですね。
顧客がいなければビジネスとしては成り立たないので意味がありません。
モチベーションの維持
モチベーションはとても大切です。
在庫を持たないビジネスは、特に置かれている状況が変わることがないのでビジネスという実感がないかもしれません。
最初はビジネスを成功させる!とやる気に満ちていても、時間が経つにつれて面倒になったり、売れないことにモチベーションを下げてしまうことがあります。
モチベーションを上げるには、楽しみながら取り組むことが重要です。
好きな事、得意な事、やってみたいことをビジネスにするのはもちろん、「今やっていることがこの先、凄いことになったら…」と考えながら行うことでワクワクしたモチベーションを保つことができるでしょう。
まとめ
いかがでしたか?
資金がない状態でビジネスを始めたいのであれば、在庫を持たないビジネスという方法があります。
在庫を持たないビジネスには、広告収入をもらうアフィリエイト、仕入れを後に回すネットショップ、身ひとつでできるコンサルティングなどがあります。
どのビジネスを選ぶにしても、顧客を集めるという部分を忘れてはいけません。
ただ広告を貼れば売れる、ネットショッピングを始めれば売れるという上手い話はありません。
ターゲットとなるユーザーを明確にして、対象ユーザーの役に立つ情報を提供しながら商品やサービスの紹介をしていきましょう。
またあなた自身のモチベーションを維持できるように、常にワクワクすることを考えながらビジネスに取り組むことも大切です。