セミナーの懇親会が苦手!参加するメリットやデメリットとは?

セミナーに参加してもその後の懇親会が苦手!
懇親会って参加する意味あるの?
セミナーには参加してみたいけれど、懇親会はちょっと…こんな風に考える人は少なくありません。
多くのセミナーでは終了後に懇親会が開かれるのですが、コミュニケーションに自信のない人や苦手な人は「できれば参加したくない」と考えてしまうものです。
知り合いがいない懇親会では1人になってしまうこともあり、何となく居心地が悪いと感じるのも理由のひとつですね。
しかし、セミナー後の懇親会はただの飲み会イベントとは違います。
そこで、懇親会に出席するメリット・デメリットを知った上で判断して欲しいと思います。
更に、懇親会への苦手意識を克服するヒントや1人ぼっちにならないコツなども見ていきましょう。
目次
セミナーの懇親会に参加するメリットとは?
Original update by:さわ太郎
セミナーの懇親会に参加することで、思わぬメリットが得られることがあります。
多くの人が懇親会には参加した方がいいという裏には、理由があるのです。
セミナー講師と直接対話すことで理解を深める
セミナーは1対多人数という形で行われることが多いので、疑問や質問があっても挙手ができない人は多いです。
また「こんな質問したら場違いかも?」と考えてしまえば、疑問が解決されないままになってしまいます。
そこで活用したいのが懇親会です。
懇親会にはセミナー講師も、もちろん参加します。
そしてセミナーの時よりも距離が近くフランクに話すことができる場です。
ですから懇親会の中でセミナー講師に話しかけることで、気軽に質問をすることができます。
その結果、セミナーの内容についての理解が深まり、満足度の高い時間になるでしょう。
異業種の参加者から良い刺激を受ける
セミナーの懇親会では異業種の参加者と出会う場所でもあります。
普段は会社という狭い空間で行動している私たちにとって、社外ネットワークは良い刺激になるでしょう。
考え方の違い、社風の違いなど未知の世界を知ることで、あなた自身のモチベーションの向上や価値観の変化など、良い影響を受けられるメリットがあります。
普段の生活では会う機会のない人に、短い時間の中でたくさん会うことができるので、チャンスを広げるキッカケにもなります。
情報収集を行うことで様々なアイデアが生まれる
異業種の人、価値観の異なるたくさんの人と交流することで、有意義な情報を得ることができます。
あなたの知らなかった新しい情報は、新しい視点を生み出し、柔軟な考え方を促すことにも繋がります。
その結果、様々なアイデアが生まれ仕事に活かすことができるでしょう。
懇親会では積極的に情報収集を行って、アイデアを生み出す原動力にすべきです。
セミナーの懇親会に参加するデメリットとは?
メリットがある一方で、懇親会にはデメリットもあります。
1番大きなデメリットは目的意識を持たずに参加して、何も得ることができなかった場合、時間とお金を無駄にしてしまうことです。
誰かに言われて仕方なく参加した、上司の命令で参加せざるを得なかった、苦手だけれど「懇親会は参加すべき」と何かで知って参加した、など参加する目的がないと意味がありません。
懇親会に苦手意識がある人はその場にいることで精一杯になってしまい、何かを得ようという気持ちになれません。
ですから嫌々懇親会に参加するのは、ちょっと考えものです。
セミナーには目的があって参加したのに、懇親会に参加しなければならないという気持ちがあることで、大きなストレスとなり、セミナーの内容にも集中できなくなってしまいます。
「セミナー後の懇親会は絶対」という考えを持ってしまうと、苦手な人にとっては大きな足かせとなり、それがデメリットに繋がるということです。
懇親会の苦手意識を克服する方法とは?
Original update by:すしぱく
懇親会が苦手な人の多くは人見知りでコミュニケーションに自信がないので、懇親会のような場に慣れていません。
それ故に懇親会では誰かと仲良くならなければいけない、好かれなければいけないなど、真面目に考えすぎているのです。
考えれば考えるほどに緊張して、余計に話しかけにくくなってしまいます。
懇親会に慣れている人は、そんな風には考えていません。
懇親会は「ただの情報交換の場所」と割り切っているのです。
単純に情報交換をするだけと開き直れば、誰かと仲良くなる必要はないですし、嫌われようが構いません。
懇親会は友達を作るための場所ではないので、割り切った方が肩の力が抜けて苦手意識も薄くなります。
大切なのはこちらの情報を正しく伝えて、相手の情報をきちんと収集することです。
これだけでも懇親会の目的は達成しています。
周りで誰とでも仲良くなれてしまう人がいたとしても、できない自分はダメだと落ち込む必要はありません。
これは性格の違いなだけであって、あなたが無理に同じようにやろうとしても失敗するだけです。
それよりも情報交換をする場所だと考えて開き直る方が、案外自然に振る舞うことができて、滲み出る誠実さや懸命さを評価してもらえるかもしれませんよ。
良い雰囲気を保っておく
情報交換の場だと開き直るとはいったものの、あなた自身がまとう雰囲気は大切です。
しかめっ面で神経質そうな人というのは、雰囲気も固く重く話しかけにくいです。
言葉でのコミュニケーションが苦手でも、とにかく表情は柔らかくしていましょう。
下を向いてばかりの場合も「話しかけないでください」というオーラが滲み出てしまうので、前を向きます。
きちんと情報交換をするためにも、明るい笑顔で顔を上げておくことだけは、心がけましょう。
懇親会で一人ぼっちにならないコツとは?
懇親会では1人ぼっちになるのを恐れている人もいますね。
知り合いがいなくて気軽に話しかけることができない場合に1人ぼっちにならないコツを押さえておきましょう。
セミナー中に知り合いになった人と話す
セミナーに知り合いがいなくても、セミナーの中で知り合いになれることがあります。
例えば隣に座った人や、一緒にグループディスカッションした相手などは声がかけやすいです。
そういった人が懇親会に参加していれば、是非声をかけてみましょう。
その人の知り合いを紹介してもらえたり、2人で話しているうちに誰かはいって来たりするので、自然と会話の輪が広がる可能性があります。
主催者の人と話をする
セミナーには必ず主催者がいます。
そして主催者の周りには疑問や質問を持った人、主催者と仲良くなりたい人など、人が集まりやすいです。
あなたも主催者の側にいってみましょう。
あなたが声をかけなくても、会話の輪に入り聞いているだけでぼっちにはなりません。
また会話の中で「あなたはどう思う?」など話を振られることもあり、自然と参加できる可能性もあります。
またセミナーでは聞けなかった裏話などの思わぬ情報収集にもなるのでおすすめです。
一人の人に声をかける
セミナーの懇親会が苦手なのはあなただけではありません。
会場を見回してみると、同じように1人で壁際にいる人に気づくでしょう。
このように1人でいる人に話しかけて仲良くなることも可能です。
既にグループになっている所に入っていくのは難易度が高いですが、お互いに1人ならハードルが低いですね。
更に自分が人見知りであることを先に明かすことで、相手の警戒心を緩めることができます。
そこで自己紹介をしながらセミナーの内容などをネタにコミュニケーションを広げましょう。
まとめ
いかがでしたか?
セミナーには参加したいけれど、懇親会には行きたくない、こういった苦手意識を持っている人は多いです。
しかし懇親会は和気藹々と話ができる場なので、セミナーでは出せなかった情報や、他の参加者の情報などを収集するのに、もってこいの場所なのです。
懇親会が苦手すぎてストレスになるのは、ダメなパターンですが、苦手を克服するチャンスだと考えるとどうでしょう。
多くの場合、懇親会という場所に慣れていないことで、難しく考えてしまう人が多いのです。
ですから、懇親会はあくまで「情報収集の場所」と捉えて、主催者の近くにいたり、話しかけやすい人に話しかけてみてはいかがでしょうか。