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サラリーマンが起業で失敗する理由とは?脱サラで成功するには?

起業・副業
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起業したいけれど、失敗するのはイヤだなぁ…

脱サラで成功する秘訣を知りたい!

 

サラリーマンが脱サラして起業をするという夢を、夢のままで終わらせるのは勿体ないです。

起業できるスキルや知識を持っているなら、それを活かして起業するのは素晴らしいことですね。

しかし起業を考える多くの人が失敗して、結局サラリーマンに戻るということも少なくありません。

 

サラリーマンが起業で失敗するのには、どんな理由があるのでしょうか。

ここではサラリーマンが起業で失敗する理由をまとめています。

成功するポイントも合わせてまとめているので、これから起業を考える上での参考にしてみてください。

サラリーマンが起業で失敗する理由とは?

 

まずはサラリーマンが起業で失敗する理由を見てきます。

もちろん個人によって理由は千差万別ですが、共通していえることは3点です。

薄利多売ビジネス

ビジネス初心者が一番やりがちなのが、利益の少ない商品を売ってしまう事です。

 

「安い方が売れるだろう」とか、「安い方が売りやすい」ということから、低価格で利益が少ない商品を売ろうとする方は非常に多いです。

もちろん、多くの商品を販売することができれば、「薄利多売」というスタイルが成り立ちます

昔は「商売の基本は薄利多売」といわれていましたが、現代ではそうもいきません。

モノがあふれている現代では、似たような商品を販売している競合の数は、昔とは比べ物になりません。

今現在も、数を増やしている状態です。

 

安さの勝負をしてしまうと、ビジネスを始めたての人は競争力が弱くて負けてしまうでしょう。

 

また今では店舗で売るだけでなく、インターネットを使ったショッピングも当たり前になっています。

この状況の中で「薄利多売」の精神でビジネスをしているだけでは、価格競争に巻き込まれるだけです。

 

競合も価格を下げてきた場合、どちらがより安く売るのかということに注力しなければならなくなります。

ビジネスの初期段階での薄利多売のビジネスモデルは、一時的な集客で成功したとしても、ライバルとの価格競争に巻き込まれると継続して利益を上げ続けることは難しくなるので、結局続かずに失敗してしまいます。

労働集約型のビジネス

労働集約型ビジネスは自分の時間を切り売りするビジネスモデルです。

接客業を代表に、サービス業、コンサルタント、介護福祉、病院、運転手などがあげられます。

労働集約型ビジネスは初期費用を抑えることができるので、大きく失敗することはありません。

しかし、労働集約型ビジネスの弱点は労働力に対する依存性が高いことです。

 

あなたの身体が健康で身軽に動ける時期はいいのですが、病気になったり、怪我をしたり、動けなくなると仕事が止まってしまいます。

また時間を切り売りしているので、1人当たりの売り上げには、そのうち限界が見えてきます。

 

売り上げを伸ばすためには、あなたが人一倍働くか、社員を採用するなど、人件費を支払って拡大していくしかありません。

固定費の高騰や、体調不良などで失敗に終わるケースがあります

資金繰り

資金とは現金または、自由に引き出して支払いにあてることができる会社の預貯金のことです。

起業をするためには、少なからずお金が必要ですし、お金はないよりもあった方がスムーズに進められます。

ところが、失敗するサラリーマンのほとんどは、この資金繰りがうまくいかずに失敗します。

資金繰りが上手くいかないというのは、支払期日までに資金調達ができず、相手への支払いができない状態です。

こうなると会社は信用を失いますし、支払いの催促に対応するだけで苦労することになります。

例えば現金200万円で商品を仕入れて、300万円で売れたとします。

売り上げ全体のうち100万円が売掛金になり、月末でないと回収できないとします。

この場合、利益は100万円ですが、売れた時に手元にある資金は0円です。

利益は出ているのにお金がない、この状態が積み重なると、現金が不足する事態になり兼ねません。

こうなると最終的に会社が倒産し、起業は失敗に終わるのです。

脱サラで成功するには?

 

脱サラで成功するには、ビジネスを行う上での考え方を変えるべきです。

お小遣い稼ぎではなくビジネスとして生活をするために起業するのであれば、やはり「需要のあるもの」を提供しなければ成り立ちません。

いくら稼げても、肉体労働を強いられたり、たくさんの従業員を雇わなければならないとなれば、需要と供給のバランスが崩れてしまいます。

現代はモノがあふれる時代です。

この中で、何が必要とされているかを考えていくことが大切です。

まずは高単価のビジネスを持つことを念頭に置いて、自分で売るというよりも「売れる仕組みを作る」ことを考えてみましょう。

ホリエモンが提唱するビジネス4原則

次々と新しいことに挑戦し、今でも世間をあっと言わせる影響力のあるホリエモンが掲げている、ビジネス4原則というものがあります。

とても参考になるのでご紹介します。

小資本で始められる

ビジネスを始めるなら初期費用がなるべくかからないものを選ぶこと、そしてライバルが少ない業界を選ぶことです。

個人が起業をする場合、多くはお金がないのが実情です。

初期費用をかけることができなくても、起業する方法はあります。

まずはそういったビジネスから始めると、リスクも少なく始めることが可能です。

在庫がない(あるいは少ない)

大量に仕入れて売りさばかなければならないけれど、売れなければ在庫の山を抱えることになる、こんなビジネスはやめましょう。

商品を仕入れて売れると決まっているならば、どれだけお金をかけても在庫を仕入れるべきですが、ほとんどが売れる保証などありません

それなのに一里の望みをかけて在庫を抱えるのは意味がありません。

起業に成功するには、在庫を抱えなくても良いまたは、抱える在庫が少ないビジネスを行うべきです。

利益率が高い

利益率とは(売値-原価)÷売値で導き出される儲け率のことです。

1つの商品を販売した際にどのくらいの儲けが出るのかは重要ですし、利益率が高いビジネスを行うべきです。

100万円で販売して利益率70%のビジネスと、300万円で販売して利益率が10%のビジネスでは、売り上げは後者の方が多いですが、利益でみれば前者の方が儲かっています。

10000万円の商品を販売して1000円儲かるよりも、5000円儲かったほうが良いに決まっています。

利益率が高いか否かもビジネスをする上で注目すべき点です。

毎月の定期収入が確保できる

サラリーマンは毎月決まった給料が入りますが、企業の場合はそれがなくなる不安が大きいです。

しかしビジネスによっては毎月決まった金額が入るものを選ぶことで、サラリーマン時代と同様の安心感を得ることができます。

起業する上でメンタルは、とても大切です。

毎日冷や冷やしながら生活するのと、安定した精神状態で生活するのとでは、起業の成果にも差が出るでしょう。

定期的に収入が入るビジネスが出来上がれば、精神的に楽になり、安定経営を行うことができるのです。

まとめ

いかがでしたか?

サラリーマンが起業で失敗してしまうのは、選ぶビジネスを間違えてしまったり、資金繰りが上手くできない点があげられます。

競合が多く、モノがあふれている時代の中で、価格競争に巻き込まれると生き残りが難しくなります。

 

起業を成功させるためにも、ただ価格が安い商品や、肉体労働を強いられるようなビジネスは避けるようにしましょう。

また不安定な収入で精神的に落ち着かないのでは、起業どころではありません。

「初期費用はゼロ」「利益率が高い」「在庫を抱えなくていい」「定期収入に繋がる」という条件のビジネスを見つけるのが成功の鍵です。

そして毎月決まった収入が見込めるようになれば、精神的にも落ち着いてより物事が上手く進むようになるでしょう。

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