pinterestとは?意味や使い方を徹底解説!

pinterestって何?
どんなことができるコンテンツなの?
pinterestというものを聞いたことはあるでしょうか。
画像をどうにかするコンテンツというくらいは知っていても、「何に使うの?」と疑問を抱いている人も多いでしょう。
画像に特化したコンテンツの代表である、インスタグラムと混同している人もいるかもしれません。
ここでは、pinterestでどんなことができるのか、初心者でも分かりやすいように解説していきます。
インスタグラムに似ているものの、実際は異なるコンテンツなので、インスタグラムとの違いも見ていきましょう。
また、pinterestを使うメリット・デメリット、そしてpinterestを有効に活用する方法も一緒にご紹介します。
目次
Pinterestとは?
pinterestは好きな画像を集めることができるコンテンツです。
ボードという1枚のアルバムのようなところに、集めた画像を貼り付けていきます。
言い換えると、お気に入りの画像を自分のボードに「ブックマーク」していくようなイメージです。
ただ、pinterestは「単純に画像を集める」だけのコンテンツではありません。
例えば集められる画像は自分で撮った写真だけでなく、Web上で検索した他人の写真も集めることができます。
また画像をクリックすることで、画像元のサイトにリンクできるので、詳しい情報をすぐに見たいという場合にも適しています。
よくインスタグラムに似ていると思われていますが、出来ることが違います。
- インスタグラム…画像をお洒落に加工できる、画像をシェアして共有するのが目的
- pinterest…画像の保管、集めた画像のキュレーションが目的
インスタグラムは自分で撮影してそれを加工して共有するのがメインですが、Pinterestはインターネット 上で見つけた画像をボードにまとめていくのがメインです。
また、インスタグラムはTwitterやFacebookとの連携が取りやすいですが、Pinterestは孤立している印象で、他のSNSとの繋がりはほぼありません。
著作権の問題
PinterestはWeb上の画像を自由に保存できます。
いわば、他人の画像を自分のコレクションとして保存できるということです。
ただし、画像には作成した人に著作権があります。
実際に著作権の問題については、はっきりとした回答はされていませんが、あなたの保存する写真の中に他人の画像があるので取扱いには注意をしなければなりません。
もし著作者から削除要請があった場合は、それに従わないと問題になります。
しかし、基本的にトラブルの窓口はサービスを運営しているPinterestにあることになっています。
個人の問題というよりも、そういう仕組みを作ったPinterestに問題が知らされるようですね。
Pinterestを使うメリットやデメリットとは?
Pinterestを使う場合、メリット・デメリットがあります。
これから使ってみようと考えるなら、どちらも知っておくことが必要です。
メリット
Pinterestでは自分の写真だけでなく、Web上にある他人の写真を集めることもできます。
画像を集めることを「ピン」といいますが、集めたピンを一覧で見られるのは、効率が良いです。
またピンで集めた画像は「ボート」と呼ばれるアルバムのような場所に、グループ分けすることもできます。
同じことに興味のあるユーザーを簡単に見つけることもできるので、「興味がある情報だけ」集めて、「偶然の出会い」にも期待できます。
さらに「フォロー」という仕組みで気になるユーザーをフォローすることで、そのユーザーがピンした画像が自動的に表示されるようになります。
しかもユーザー自身をフォローするだけでなく、ユーザーのボード単位でフォローが可能なのです。
例えば、あるユーザーが「旅行」「料理」「ペット」という3つのボードを持っていたとしましょう。
あなたはこのユーザーの旅行ボードに関心があるのですが、ユーザー自身をフォローすると、旅行以外のレシピやペットというボードの情報も流れてきてしまいます。
そこでこのユーザーの「旅行ボード」を指定することで、余計な情報は流れてこないで、本当に見たいものだけ見ることができるように設定をすることができるのです。
デメリット
最大のデメリットとしては、まだ日本ではユーザー数が少ないという部分です。
世界全体でのユーザー数もインスタグラムに比べて1割程度しかいません。
ですから日本では「Pinterestをやっている」と言ったところで、多くの人がポカーンとしてしまうかもしれません。
知名度が低いので、誰かと共有を目的に始めると、あまりのユーザーの少なさに望んだ結果が出ない場合があるでしょう。
PinterestではWeb上から気に入った画像をピンできるので、「あなたの画像を他人に使われる」というリスクもあります。
知らない人に勝手に写真を使われるのを気にしないのであれば良いですが、気になる場合は利用に注意をしなければなりません。
また、Pinterestは写真をブックマークしているだけなので、Web上の写真をピンした場合、該当のサイトから写真が削除されれば、閲覧できなくなりますので注意が必要です。
Pinterestの用語徹底解説!
Pinterestには、特有の用語が登場します。
初心者が知っておいてほしい用語を解説していきます。
ボード
集めた画像を貼り付けていくアルバムのような役目をしています。
ボードはテーマによって分けることができるので、興味があるものをごちゃまぜにするよりも、分類して管理すると良いでしょう。
またボードごとにフォローしたり、されたりという機能はPinterest特有のものです。
ピン
Pinterestでは画像をボードに貼りつけていくことを「ピン」といいます。
画像を検索してボードに集めることを「ピンする」と表現します。
フォロー
同じことに興味のあるユーザー、気になるユーザーをフォローすることで、そのユーザーのボードをいつでも見ることができるようになります。
フォローについてはよくあるSNSと同じような役目です。
ただ、ユーザー自身をフォローするだけでなく、ユーザーのボード単位でのフォローも可能なので、より興味のあるものに絞ってフォローする事が可能です。
リピン
リピンは、フォローしたユーザーやあなたをフォローしているフォロワーの画像を、自分のボードに貼りつけることです。
他のユーザーが既にピンしている画像も自分のボードに貼りつけて集めることができます。
他のSNSでいうところの、「シェア」や「リツイート」に近いものです。
ライク
他のSNSによくある「いいね」と同じような機能です。
ライクしたものは、ライクページにすべて保存されます。
お気に入りフォルダというイメージが分かりやすいでしょう。
Pinterestの使い方は?
Pinterestの使い方の基本は以下の4つです。
①Web上の画像や動画をPin(ピン)する
Pinterestの基本は画像を検索して、Pinすることです。
気に入った画像を見つけたらそれを切りぬいてPinして集めていきます。
②Piterest内の他ユーザーの投稿画像・動画をRepin(リピン)する
RepinはフォロワーなどがPinした画像を自分のボードに貼りつける動作です。
「シェア」や「リツイート」に似ています。
③気になった画像・動画にLike(いいね)する
他のユーザーのPinの中に気になるものや、共感できるものがあれば、Likeをします。
Repinと合わせて使うのであれば、まずはLikeをしてLikeページで選んでRepinするという使い方をします。
④Board(ボード)を作って、気になった画像や動画を保存する
Pinした画像をボードに集めることができます。
テーマごとにボードを変えることもできますし、公開・非公開を設定できます。
ボードごとにフォローすることも可能です。
楽しみ方
Pinterestの楽しみ方は様々です。
ファッション好きなら、好きなファッションを集めることで、毎日のコーディネイトの参考にすることもできます。
また好きなブランドだけを集めたり、トレンドを知るのにも役立ちます。
旅行好きなら、これから行きたい旅行先を集めて、行き先別や目的別にボードを分けておくのも良いです。
旅行の際にはガイドブックの代わりにもなりそうですね。
読書が好きなら、「読みたい本リスト」や「本の中で見つけた印象的な言葉・場面」を集めることもできます。
メモ代わりにPinterestを使って、格言を集めて人生に深みを出すのも素敵ですね。
活用方法
Pinterestはビジネスのシーンでも活用することができます。
自分のメディアに関連のある画像をまとめて、メディアや企業のマーケティングにも使えます。
ターゲットを明確にして、秀逸な画像を集めておくことで、興味のあるユーザーにフォローしてもらえるでしょう。
ボードのフォローが増えるほど、TwitterやFacebookのフォロワーが多いのと同じ状態になって、拡散力が高まります。
既に多くの企業が「新商品の紹介」「自社商品のラインナップ紹介」など、Pinterestを活用しています。
まとめ
いかがでしたか?
Pinterestは好きな画像を集めてアルバムのような状態に出来るコンテンツです。
特徴としては、自分で撮影した画像以外にも、Web上で検索した画像も集めることができます。
画像をPinという作業で集めて、ボードにまとめていけば、テーマごとにボードを作ることも可能です。
よくあるSNSのようにそれを見た人にフォローしてもらったり、あなたがフォローすることもできます。
フォローはユーザー自身だけでなく、ボードごとにできるので、より興味のあるものだけを集めることができるのです。
日本ではまだ馴染みがないコンテンツですが、多くの起業ではPinterestを活用しています。
興味がある人は始めてみてはいかがでしょうか。