オンラインスクールの作り方|初心者も1日で手軽に作れる5ステップ

セミナー・コンサル業など人に何かを教える職業に就いておられると、ご自身のセミナーや動画教材をオンラインで売ってみたいとお考えの方は多いことでしょう。
ネット上で完結する、いわゆる〝オンラインスクール〟は、セミナー会場を押さえたり現物の商品在庫を抱える必要がありません。そのため非常に効率がよく、利益が手元に残りやすい商品です。
しかし、いざ売ろうと考えても「どういうカタチで相手に観てもらえばいいんだろう?」と迷われる方は少なくありません。すでにオンラインスクール・オンライン教室を開いていたり、オンラインで売っている人のコンテンツを買ってみると参考にはなります。ですが、ただ参考にするためだけに購入するのは、なんだか勿体ない気も…。
さらに仕組みがわかったところで具体的な作り方を知らなければ、結局は「どうやって観てもらえばいいか」に逆戻り。なかなかオンライン商品を作るまでに至らず、動画コンテンツは持っているものの、足踏みしている人も意外と多いのではないでしょうか?
そこで本記事ではすでに自身の講座をオンラインコース化している私、田中祐一が、初心者でも1日あれば完成させられる「WordPressを使った簡単オンラインスクール」の作り方を大公開。
カンタンと言っても、「パスワードが掛かっていて」かつ「見た目も綺麗な」オンラインパッケージ制作の手順を5つのステップに分けてご紹介していきます。どんなモノが出来上がるのか実際に見られるサンプルサイトもご用意しました。
ぜひ本記事でオンラインスクール化の方法を覚えて、効率よく売上をアップさせるステージに進むヒントを得てください。
目次
1.本記事でつくれるオンラインスクール|サンプルサイトと前準備
オンラインスクールの制作に入っていく前に、実際に作ったらどのようなモノになるのかと、前準備についてご説明しておきます。
1-1.WordPressで手軽につくれるオンラインスクール【サンプルサイト】
オンラインスクール【サンプル】はコチラ (パスワード:ourlaunch)
私がWordPressでつくったオンラインスクールのサンプルサイトになります。見た目は結構しっかりしていますが、本当に簡単な作りなので慣れれば1日も掛からず作れます。
サンプルには、ちょうど私がプロモーションに使っていた動画3本を載せています。サンプルでは動画だけですが、例えば以下のような投稿も良いでしょう。
- 講義のスケジュールを文章で投稿しておく
- Q&Aをまとめたモノを掲載する
そうすることで、よりオンラインスクールらしさが出ますよね。
そして、このサイトには「パスワード制限」が掛かっています。
誰でも見れてしまうと、有料にして「見せたい人にだけ見せる」ということができません。ですのでサイト全体にロックを掛けて、こちらがパスワードを教えた人だけが見れるような仕組みになっています。
サイトに入ると、上の画像のようなフォームが出るので、そこで【 ourlaunch 】と入力しましょう。すると中身を見ることができます。
本記事を読んで同じように実践すれば、サンプルサイトと同じオンラインパッケージが作れるようになります。
1-2.オンラインスクールを作るために用意するモノ・準備
さて、作り方に入る前に準備しておくモノがあります。それは以下の2点です。
- WordPress(ワードプレス)が設置できるレンタルサーバーを契約しておく
- Youtubeに自分の動画をアップしておく
まず本記事のやり方は「WordPress(ワードプレス)」というブログ・ホームページを作るためのプログラムを使用します。WordPressを使うには、レンタルサーバーという設置場所が必要になるのです。
サイトが「家」であるなら、サーバーは家を建てるための「土地」みたいなモノとお考えください。
急にカタカナの専門用語が出てくると難しそうに感じるかもしれません。が、作り方では画像で丁寧に手順をご説明していますので安心して、ぜひ最後まで読み進めてください。
そして本記事ではオンラインスクール自体を作る方法はお伝えしますが、動画撮影や動画の中身については直接は触れておりません。オンラインスクールを実際に作るときはご自身のセミナーや動画の講座をYoutubeにアップした状態で作り始めてください。
と言っても、今はまだご用意できていないかと思いますので、作り方だけでも覚えてもらえるようにある程度コチラでも素材をご提供します。
1-2-1.サンプルサイトに使用している3本の動画
上のリンクは、サンプルサイトに使っている3本のYoutube動画です。今はまだ動画をYoutubeにアップできていない方も、この動画を練習用として使ってみてください。
ちなみに本来オンラインコースなどで有料にする場合には「限定公開」にした動画を使うのがセオリーです。ただ今回は練習で使ってもらいやすいように「公開」状態にしています。
1-2-2.おすすめのレンタルサーバー|Xserver(エックスサーバー)
レンタルサーバーを契約されておられない方のためにも、おすすめのサーバーをご紹介しておきます。すでに上にリンクを貼りつけていますが、オススメは「エックスサーバー」です。
ネット集客に力を入れようとお考えの方からよく選ばれているサーバーです。プランは一番下の“X10”で充分ですので、まだの方はぜひ申し込みましょう。
<Xserverの申込・契約方法>
↓これは私の動画ではないのですが検索して見つけた「Xserverの契約方法」です。これから契約される方はご参考にどうぞ。
サーバーの契約はカンタンなので、ササッと済ませて本題である「オンラインスクールの作り方」に進みましょう。
2.オンラインスクールの作り方|初心者も1日で作れる具体的5つのステップ
ここからいよいよ、オンラインスクールの作り方の手順を5つのステップに分けて解説していきます。
ステップ①.レンタルサーバーにWordPress(ワードプレス)を設置する
まずは契約しているレンタルサーバーにWordPressを設置するところから始めます。下の画像は、Xserverの「サーバーパネル」という画面です。
実は今のレンタルサーバーには、「WordPress簡単インストール」なるモノがついており、なんと数クリックとちょこっと項目を記入するだけでWordPressを設置できてしまうのです。
上の画像のように「WordPress簡単インストール」を探してクリックしましょう。
すると次はドメインを選ぶ画面に移行します。設置したいドメインの横にある「選択する」を押しましょう。
独自ドメインでなくとも大丈夫ですので、とりあえず置きやすいところに設置しましょう。
WordPressをインストールする画面が出てきました。実はこの後、下のような項目を入力して確認→確定とボタンを押すだけで完了してしまいます。
<記入項目>
- インストールURL:WordPressを設置するURLです。後ほど詳しく書きます。
- ブログ名:WordPressの名前ですね。サンプルサイトで言えば「僕らのローンチ」と左上に書いてあるのがコレに当たります。
- ユーザ名:WordPressにログインするために必要となるIDです。適当なモノで大丈夫です。
- パスワード:これもユーザ名と同じ。適当なモノでOK。
- メールアドレス:自動返信でログイン情報などが届くため、実際に使えるメールアドレスを登録しましょう。
あとのチェック項目はそのままで構いません。インストールに必要なのはこれだけ。なんてカンタン!
ステップ①-1.有料のオンラインスクールを作るときはURLを複雑にしておく
ここでひとつワンポイントアドバイス。オンラインスクールはできれば関係のない方の目には触れてほしくありません。それが有料コンテンツであれば尚更。
そんな時、短くわかりやすい英単語を並べただけのURLに設置してしまうと、もしかすると予測されて発見される危険性があります。
そこで、意味のない長い文字の羅列をURLに設定しておけば見つかる可能性がグッと低くなります。ご参考に。
ステップ②.WordPressにログインして設定を変更する
WordPressが設置できましたら、早速ログインしましょう。上はワードプレスにログインした時の最初の画面です。ここから操作が始まります。
ステップ②-1.WordPressテーマを「Twenty Fifteen」に変更してオンラインスクールにふさわしいデザインにする
まず最初はWordpressのテーマは「Twenty Fifteen」に変更しましょう。“テーマ”とはWordPressのデザインをカンタンに着せ替えられるテンプレートのようなモノです。そして「Twenty Fifteen」とはそのテンプレートの名前ですね。
「Twenty Fifteen」は上のような外観しており、元々WordPressについている標準テーマ(2015年のデフォルトテーマ)なので、とても定番のデザインなのです。
すでにサンプルサイトを見られた方はわかるかもしれませんが、実は定番のテーマでありながら「オンラインパッケージ」向きです。何回か、有料のオンライン講座で使われているのも見たことがあります。灯台下暗しですね。
さて、ログインして出てきた画面の左側にはメニューがたくさん並んでいます。そのメニューの「外観」から「テーマ」を探して開きましょう。そして画像のようにTwenty Fifteenにカーソルを合わせて「有効化」をクリックします。
有効化をクリックした後、上のように「Twenty Fifteen」のテーマが左上に移動して「有効」という文字がついていれば完了です。
ステップ②-2.ユーザーの名前を入力してブログ上での表示名をわかりやすくする
次はユーザー名を入力します。上の画像のように、左のメニューからユーザーを選択しましょう。そして画面中央に出てきたユーザーをクリックします。
(私の場合は自画像が写っていますが、特に設定しなくて大丈夫です)
ユーザーをクリックしたら、画面が変わります。縦長な画面になっているので、下にスクロールして「名」・「姓」を探して入力します。
そして「ブログ上の表示名」の横にある部分をクリックして、ご自身のお名前を選択しましょう。それが終わったら下までスクロールして「プロフィールを更新」を押してください。
ステップ②-3.パーマリンク設定を投稿名に変えて記事のURLをシェアしやすくする
お次は投稿のURLを変えるために、画面左のメニューから「設定」→「パーマリンク設定」と進みます。そして最初は“基本”にチェックがあると思いますが、画像の通り「投稿名」にチェックし直してください。これをする事でURLがコントロールしやすくなります。
ステップ②-4.表示設定で「インデックスしないようにする」をチェックして検索に引っかからないようにする
さて、次は左のメニューから「設定」→「表示設定」を選んでください。そして、画面下にある「検索エンジンがサイトをインデックスしないようにする」にチェックを入れましょう。
通常のWebサイトであれば、まずこの“インデックスしない”にチェックはいれないのですが、オンラインスクールは任意の相手に知らせるもの。むしろ検索から不特定多数の方が入ってこられると困るのです。
この操作は特に忘れないようにしたいところですね。
ステップ③.WordPressに必要なプラグインを導入して設定する
さあ、ここまでポチポチとクリックして順調に進んでいます。ここからは「プラグイン」と呼ばれる、WordPressの機能を拡張させるモノを導入していきます。
…ちょっと複雑そうな言葉が出てきましたね。ですが安心してください。またポチポチ・カチカチが続きますから。
プラグインにはそれぞれ名前がついており、今回導入するのは次の3つです。
- Password Protected
- Intuitive Custom Post Order
- Disable Comments
基本的にこれらの名前をWordPressの検索窓にコピペして、ポチポチします。
上の画像のように、画面左の「プラグイン」から「新規追加」をクリックしましょう。すると上の画像のように、プラグインが並んでいる状態に切り替わります。
そこまで進んだら、右上にある検索窓に先ほどのプラグイン名をひとつずつ貼りつけます。すると並んでいたプラグインが変わり、目的のプラグインが現れます。
(※今回導入する3つのプラグインの画像はあとで登場しますのでご心配なく)
そして、欲しいプラグインが現れたらその右上にある「今すぐインストール」をクリックです。ボタンの状態が“インストール中”から“有効化”に変わったらインストール完了です。
そこで終わりではなく、その場で「有効化」を押しておきましょう。これを3つ分、繰り返してください。
ステップ③-1.プラグイン:Password Protected
ここからそれぞれのプラグインの効果と、設定方法をお伝えしていきます。まずは「Password Protected」。
このプラグインは「WordPressサイト全体にパスワードを掛けられる機能」を持たせてくれるありがたいヤツです。パスワードが掛かるのはすべてこのプラグインのお蔭なのです。感謝。
<Password Protectedの設定方法>
「Password Protected」が有効化できたら、画面左の「設定」のところに「パスワード保護」という欄が新たに現れます。それをクリックしましょう。
そして上の画面と同じようになったら、以下のようにしましょう。
- パスワード保護状況:“有効”にチェック
- 許可する権限:“管理者を許可する”にチェック
- 新しいパスワード:これがサイト全体に掛かるパスワードになります。入力しましょう。
それらが終わったら、最後には忘れず「変更を保存」です。
ステップ③-2.プラグイン:Intuitive Custom Post Order
次のアイコンが和風テイスト富士山なプラグインは、「Intuitive Custom Post Order」。
これもなかなか便利なモノで、通常はできない「投稿一覧を自由にドラッグして順番を変えることができる」プラグインです。これのありがたさは、オンラインコンテンツの投稿が多くなればなるほど真価を発揮します。
実際の操作はあとで出てきます。
<Intuitive Custom Post Orderの設定方法>
Intuitive Custom Post Orderも有効化できたら設定を進めます。画面左メニューの「設定」の中から「並び替え設定」を選びましょう。すると下のような画面に変わります。
これは「どれを自由に動かせるようにするか」という設定です。基本的に全部チェックしても困らないので、「カスタム投稿タイプ」の下にある“すべて選択”と、「カスタムタクソノミー」の下の“すべて選択”にチェックを入れておきましょう。
そして更新をクリックです。
ステップ③-3.プラグイン:Disable Comments
最後のプラグインは「Disable Comments」です。これは入れても入れなくてもいいのですが、ある方が便利なので導入します。
その機能は「すべての投稿でコメントを無効化できる」こと。コメント欄が無くなって、オンライン商品としてスッキリして作りになります。
<Disable Commentsの設定方法>
またまた「設定」のところに「Disable Comments」が増えているのでクリックします。そして、上の画像のように「どこでも」にチェック。これですべての投稿などからコメント欄がなくなります。
ステップ④.Youtubeにアップしている動画をWordPressに埋め込んで投稿する
そろそろ「こんなにポチポチしていて本当に出来上がるのか」と拍子抜けしている方もいらっしゃるかもしれませんが、着々とオンラインスクールは構築できています。もうひと踏ん張り、ポチポチしましょう。
ここからはYoutubeにアップしている動画をWordPressに埋め込む作業です。気分転換になるかならないか、ちょっぴり入力作業があるのでお楽しみに(笑)
ステップ④-1.あらかじめ公開設定を「限定公開」にしておく
さて、本記事のはじめの方でもチラッと触れましたが、もしあなたの動画がすでにYoutubeにアップロードされている場合は「限定公開」にしているかを確認しましょう。
Youtubeアカウントの動画管理の画面で、上の画像のように公開設定がわかります。“緑の目”になっていれば「公開」、“グレーの目に斜線”なら「限定公開」です。
公開設定の横にある鉛筆マークを押すと、この通り設定を変更できます。
※限定公開にすると、通常の検索では動画ページが出てこなくなります。動画管理のページから探しましょう。
ステップ④-2.Youtubeの動画ページから共有コードをコピーする
Youtube動画を投稿に埋め込むために、動画ページを開きます。もしご自身の動画がない場合には、以下の動画を練習として使いましょう。
Youtubeの動画ページを開いたら、画像のように、動画の右下にある「共有」をクリックです。すると次のようなウィンドウが出てきます。
このようなウィンドウが出たら、「埋め込む」というアイコンをクリックします。
さらに動画とコードが出てくるので、上のようにコードの部分をクリックしましょう。自動的に全選択になるはずです。そうなったらコピーします。
ステップ④-3.ワードプレスの新規投稿で「テキスト」に共有コードを貼り付けて公開する
次はコピーした動画のコードを投稿に直貼りします。
WordPressの画面に戻り、左のメニューから「投稿」→「新規追加」です。上のように投稿の画面に切り替わったら、画面右にある“テキスト”という部分をクリックします。
その後、真ん中の記入部分に先ほどコピーした動画のコードを貼りつけてください。
そして“テキスト”の横にある“ビジュアル”を押せば、コードが動画に変わります。そうなったら、上の画像のように投稿のタイトルやURLも変えましょう。投稿は打ち込むだけ。
URLは、投稿のタイトルを入れてから一度、画面右にある「公開」か「下書きとして保存」を押せば出てくるでしょう。そしてURL横の「編集」をクリックすれば変更できます。
オンラインスクールとして、相手にサイトを教えることも考慮して、日本語のURLは避けて英数字の文字で作りましょう。
<オマケ:更新していく場合は投稿を予約しておくと便利>
余談ですが、もしオンラインスクールを作るときにすでに完成したモノではなく、定期的に段々と更新していく場合。上の画像のように、公開ボタンの近くにある「すぐに公開する」の“編集”を押してみてください。
すると日付を入力する欄が出てきます。その欄に自分が投稿したい日付を入れて公開すれば、予約投稿ができて便利です。
ステップ⑤.コンテンツが揃ったらオンラインスクールとして見栄えが良くなるように整える
さてさて、ここまでの作業で実はほとんどオンラインスクールは出来たも同然。ここまでの流れで私と同じように作ってくださった方は、下の画像の状態になっているでしょう。
ここまで来たらもう一息。今の状態だと、上のように左の欄がぐちゃぐちゃしちゃっています。そういった乱雑さを整理していきます。大詰め!
手順⑤-1.ウィジェットの項目を減らして整える
例によって、画面左。今回は「外観」の中の「ウィジェット」です。さっき「サイトの左がぐちゃぐちゃしている」と言いましたが、その左側がこの“ウィジェット”にあたります。
ウィジェットをクリックすると上のような画面になります。画面右にある「ウィジェット エリア」を「最近の投稿」だけにしましょう。
ウィジェットエリアにある項目をマウスでドラッグして、右から左へと持っていくと取り除くことができます。
(※ちなみにコレはプラグインの効果ではなく、元からドラッグできます)
ウィジェットエリアを、このようにスッキリさせましょう。
「最近の投稿」だけになったら、上の画像を参考に、右側をクリックします。するとウィンドウが開くので、「タイトル」とある下のフォームに“コンテンツ一覧”と入力しましょう(好きなフレーズで大丈夫です)。
そして最後に保存をクリックするのをお忘れなく。
だいぶスッキリ! ゴールは目前です!
ステップ⑤-2.投稿順を入れ替えて観やすい順番に変える
最後は投稿一覧を整理します。
画面左の「投稿」から投稿一覧にいきましょう。実はWordPressをインストールしたとき、最初に「Hello world!」という投稿がついています。そこにカーソルを合わせて「ゴミ箱へ移動」をクリックします。
投稿一覧から「Hello world!」が消えたら、上の画像の用意、投稿にカーソルを合わせてドラッグしてみてください。動きます! これが「Intuitive Custom Post Order」のパワーです!
今回のオンラインパッケージは完成させた状態を想定しているので、上から順に見ていけるように以下のように並べ替えます。
上から1、2、3話と並べれば、相手も学習しやすいはずです。
もし徐々に更新していく構成であれば、逆に上が最新話になると良いかもしれません。状況によって順番を変えましょう。
完成|渡したい相手にサイトURLとパスワードを教える
オンラインスクール【サンプル】はコチラ (パスワード:ourlaunch)
お疲れ様でした! 大半ポチポチしてましたが、これで完成です! あなたもサンプルサイトが上のようになっていればGood。
お相手に渡す時には【サイトのURL+パスワード】を、メールか何かでお知らせすると良いでしょう。有料であれば、例えば課金時の自動返信にサイトの情報をのせておけば、とてもスムーズにオンラインスクールに参加してもらえるでしょう。
3.オンラインスクールを作るメリットと注意点
最後に、オンラインスクールのメリットと注意点をサラッと解説したいと思います。
3-1.オンラインでパッケージ化するメリット
本記事の冒頭でもお伝えしましたが、オンラインでパッケージ化すると次のようなメリットがあります。
- 在庫が要らない
- 利益率が高い
- 商品の受け渡しをスムーズに行うことができる
- 途中でコンテンツを追加していくことができる
通常、リアルセミナーであれば会場を抑える必要がありますし、DVD等の商品であっても製品化の費用や在庫を抱えるリスクがあります。
また一度製品化すると普通はなかなか商品を変えにくいモノですが、オンラインの商材であれば途中でコンテンツを追加するなど小回りが利きます。まさにメリットが満載なので、今回パッケージ化を覚えたことがもたらす効果は大きいでしょう。
3-2.オンラインスクールを作るときの注意点
ただし、オンラインスクール・商品を作るときにも注意点があります。
3-2-1.オンラインスクールを買ってもらうためにはしっかりとネット集客を行う必要がある
オンラインスクールは意識的に集客を行わなければ、そもそも全く人目に触れません。そのためしっかりネット集客を絡めていく必要があります。
ネット集客についてはネット集客で飛躍的に売上を伸ばす|2018年現在最強の3大戦略をぜひ参考になさってください。
3-2-2.オンラインスクールを先に作らない|需要を確かめてから商品化する
また、上で挙げたようなメリットがあることから「オンラインスクールを作ろう」という方は真っ先に商品自体を作りがちです。
実のところ、オンライン商品は手軽に作れることから先に作ってしまうと見込客の本来の需要なら外れた商品となってしまうことがままあります。そうなるとせっかく作った商品も売れません。
- まず最初にリアルセミナー、オンラインセミナーで需要がある映像ができてから、それをオンラインスクールとして売る
- 全部を一気に作らずに、一回ごとに「次は何を聞きたいか?」「どういったことを知りたいか?」など顧客の需要を確認しながら作り上げていく
そうして出来たコンテンツが手元に揃ってからでもオンライン化は遅くありません。
まとめ|オンラインスクールは手軽ゆえに需要をしっかり確認してから作る
本記事でご紹介したように、オンラインスクールは思った以上にカンタンに制作できてしまいます。すでに見込客が集まっていて、あとはオンラインパッケージ化するのみだった方はコレを機に売上を伸ばすことができるかもしれません。
ただ、完成したモノを見ていただくとわかる通り、検索にも引っ掛けずパスワードも掛けて「手に入れなければ中身がわからない」状態になっています。そのオンラインスクールを売るためには、当然お相手である見込客が手に入れる前からあなたのパッケージに価値を感じなければ興味を持ってもらえません。
そのためには、まず商品を売る前にあなたが見込客に対して価値提供・情報提供を惜しみなく行う必要がります。
「オンライン商品にするんだからノウハウを出してしまうのは勿体ない」と思ってしまうと、いつまで経っても商品が売れない事態も起こり得ます。
今回、本当に大半がポチポチするだけでオンラインスクールを作れたと思いますが、オンラインパッケージ化することだけに囚われず、見込客の需要を見極めていきましょう。
最後に私の書いた記事の中で、「あなたのオンラインスクールが欲しい!」と言ってもらえるヒントとなる集客ノウハウが満載の記事をご紹介しておきます。ぜひ参考になさってください。
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