ネット集客で飛躍的に売上を伸ばす|2019年現在最強の3大戦略

2008年に日本でもiPhoneが発売されてから、どこでもインターネットに繋ぐことができるようになり、今現在もはやネットは人々と切っても切れないインフラと化しています。
ご自身でビジネスをされている方は〝ネット集客〟が不可欠だという認識のもと、常に何か良い方法がないかとお探しの方も多いはず。
集客において重要であるのは「どう考え、どう行動するか」の指針、いわゆる「マインドセット」です。考え方がしっかりしていなければ、後につづく行動にも一本筋が通らず、せっかくの宣伝も見込客に響かず終わってしまいます。
しかしネット集客の場合、「集客術そのもの」に凄まじい威力が備わっている手法が存在します。
- その手法を知っているかどうか
- その手法を実践しているかどうか
ただそれだけでも、ビジネスの成長速度に雲泥の差が生じてしまうこともあるのです。特にスタートアップでは尚のこと。
そこで今回は起業6年目で年商7億円を突破した私、田中祐一が実践している「ひとつでもマスターすれば、それだけで事業が大幅に拡大し得る」ネット集客の3大戦略をご紹介します。
その3大戦略のそれぞれの特徴と「どんな効果があるのか」はもちろん、それらと組み合わせればさらに威力が跳ね上がる〝+αノウハウ〟も余すことなく、まとめました。
本記事を読み、2019年の今まさに強大な威力を持ったネット集客法を知って、ご自身の事業を飛躍的に加速させるヒントを掴んでください。
目次
1.ネット集客で売上を飛躍的に伸ばす考え方
さて、まずは本記事の冒頭でもお伝えした通り、集客では「成果を挙げる考え方」を覚えておく必要があります。これからお知らせする強力な集客法の威力を最大限引き出すためにも、まずは基本となる考え方を頭に入れておきましょう。
1-1.あなたのサービスを利用する見込みの高い人に対して情報を提供する
大前提として「あなたのサービスを利用する見込みの高い人に対して情報を提供する」ということを意識しておく必要があります。いくら商品が素晴らしくとも、以下のような人は商品を買ってくれません。
- その商品が必要ではない人
- その商品に価値を感じない人
例えば女性向けのサービスであれば男性にはほとんど響かないでしょうし、すでに結婚している人に対して婚活サービスはまず刺さらないはずです。
当たり前だと思われるかもしれませんが、頭ではわかっていても意外と実践に落とし込めていない方も少なくありません。ネット集客は特にこの見込客集めでポテンシャルを発揮します。
ご自身のサービスと相性の良い方、欲しいと思ってくれる方を対象に集客を行いましょう。
1-2.自分が先に相手に利益を与える〝GIVEの精神〟を持つ
そしてその見込客に対して、自分が先に利益を与える〝GIVEの精神〟を持つことも非常に重要です。
ユーザーは常日頃から大量の売り込みにさらされており、簡単には商品を買ってくれません。もしあなたが「まずは商品を買ってくれ」というスタンスであれば見込客は見向きもしないでしょう。
- この人は怪しくないか、信用できる人か
- 自分にとって役立つ情報やノウハウを持っているのか
そういったユーザーの不安、疑念を払拭するには、まず先にご自身の持つノウハウを惜しみなく与え抜いてください。そうすることで商品を買う前から見込客は、あなたに信頼や期待を持ち、商品に興味を示してくれます。
1-3.ネット集客で大切な3段階|見られて信頼されて行動してもらう
ネット集客だけでなくあらゆる集客で、以下の3つの段階が存在します。
- 第1段階:見られること
- 第2段階:信頼されること
- 第3段階:行動してもらうこと
実はこれらの段階をクリアすることがとても重要で、どれかひとつでも欠ければ集客戦略はまともに機能しません。順に見ていきます。
1-3-1.集客で必要な段階①:見られること
第一段階として、「見込客に見られる」ことが集客を攻略するために必要となります。当然、そもそも見られていなければ、後に繋がるお問合せや商品購入まで発展しないからです。
例えばホームページであれば、「数十万〜数百万円の費用を掛けて外注したのに、全く集客できない」というケースも珍しくありません。大抵はこの〝見られる〟をクリアできていないことが原因でしょう。
- 自分のホームページはどういったキーワードで検索されることを見越しているのか
- そのキーワードはそもそも需要があり、しっかり検索されているキーワードなのか
- 検索されたとして、自分のホームページは目に触れられる順位に載っているのか
このようになぜ見られるのか、なぜアクセスが集まるのかという理由と前提を見越していなければ、見込客の方は訪れてくれません。ホームページにただお金を掛けただけで勝手に集客できる、という時代はとっくに終わりました。
基本は「そもそも見られないのだ」と肝に銘じておきましょう。
1-3-2.集客で必要な段階②:信頼される
見込客の目に触れている状態になっても、第二段階として「信頼される」必要があります。
いくら広告で目に触れようと、ホームページにアクセスが集まろうと、肝心の中身が薄っぺらく信用できないようであれば、商品を買ってもらえないのは当然です。あくまで広告は目に触れられるチャンスを買うのであって、信用される権利を買っているわけではありません。信頼されるか否かは、自分次第。
そこで重要になるのが、前述した「先に相手に与えること」です。まず商品を買ってもらうのではなく、先に相手の知りたい情報やノウハウを提供することで〝信頼しない〟状態を乗り越えられます。
むやみにアクセスを集めるのでなく、果たして信頼される作りになっているかも確かめる必要があります。
1-3-3.集客で必要な段階③:行動してもらう
そして信頼されたとしても、実は最後の段階として「行動してもらう」必要があります。
人は極力リスクを避けたい生き物です。行動しなくて済むなら、行動しなくても今と変わらず平穏なら、あえて危険に飛び込むことはしたくありません。
当然今すぐ何とかしなくてはいけない状況の見込客であれば勝手に行動しますが、その場合、あなたではない商品もそこまで深い理由なく選ぶ可能性があります。
大半の見込客が行動に迷っているため、例えば以下のように「今すぐの行動を促す限定性」を提示します。
- 今日から3日間だけ、本来10万円の商品を特別価格の【5万円】にします
- 申込は1週間後まで。次回の開催は早くても半年後です
- 今回の販売は【限定20個】まで。無くなり次第終了します
若干強引に感じられるかもしれませんが、もしあなたの商品が本当に相手の役に立つものであるならば「相手を幸せにできる後押しだ」と考えましょう。
どうすれば行動してもらえるかも、気を抜かず意識しましょう。
2.本記事で紹介する手法を有効に活用するために
前提の考え方を踏まえたら、いよいよここからネット集客の具体的な説明に入っていきます。先にお伝えしておきますと、以下の手法が今回ご紹介する3大戦略です。
- プロダクトローンチ(短期戦略)
- Facebook広告(広告戦略)
- オウンドメディア(長期戦略)
このどれもが2019年今現在、非常に威力のあるネット集客法です。それぞれ短期、広告、長期と戦略が分かれているため、すべてを同時に活用することが可能。
もし3つのポテンシャルを発揮させられたなら、あなたの集客は未だかつてない勢いを見せるでしょう。
ただ、あなたがちょうどこれからネット集客をはじめるところで、上の手法をひとつも取り入れていないならば、覚える順番は【短期→広告→長期】が理想です。
2-1.短期→広告→長期の順番で取り組むと良い
【短期→広告→長期】というのはつまり、以下のような順です。
- プロダクトローンチ
- Facebook広告
- オウンドメディア
解説をしますと、〝オウンドメディア〟は長期戦略にあたります。構築できれば強力な自動集客が見込めますが、いかんせん集客効果を得るまで時間がかかります。〝Facebook広告〟は、費用対効果バツグンの広告なのでスピードも早いですが、広告費が必要であるのと「そもそもアピールするモノ」によっても威力が左右されます。
そこでまずは短期間で爆発的な集客が可能な〝プロダクトローンチ〟で、売上と有効なオファーを作ります。そして、土台となる売上とオファーが完成してからFacebook広告でさらに勢いをつけ、オウンドメディアで自動集客化させるのです。
まだそれぞれの手法を詳しく説明していないのでよく分からないかもしれませんが、【短期→広告→長期】の順でこなしていくと理想的だというアドバイスです。
2-2.顧客維持戦略としてメールマガジンを取り入れる
さて、ネット集客の3大戦略とは別に、顧客維持戦略として〝メールマガジン〟もぜひ同時に取り入れてください。
マーケティングや集客ではドンドン新しい顧客を開拓する、言わば〝新規集客〟につい気を取られがちですが、それだけを行うのは「底の抜けたザルで水をすくっている」ようなモノ。せっかく集めた見込客もこぼれるばかりで溜まりにくいため、怒涛の集客をし続けなれば、やがてビジネスは枯渇してしまいます。
それを防ぎ、新規集客の受け皿となる戦略こそ、〝顧客維持戦略〟です。
新規集客で築いた見込客との信頼関係を、定期的な情報発信で維持します。新規集客をすればするほど潤う「底の抜けていない器」を形成しておくことが、ビジネスを安定させるために必要なのです。
そしてネット集客の場合はメールマガジンこそ、その顧客維持に使える手法というわけです。新規集客で目先の利益ばかりを追い求めるのではなく、長期的なビジョンをもってメルマガをはじめてみましょう。
(メルマガはいわゆる〝リストマーケティング〟と呼ばれています。詳しくは「リストマーケティング|理想の顧客に商品を提供できる仕組みと手順」もご参考に)
ではお待たせしました、次から3大戦略をひとつずつ解説していきます。
3.ネット集客①:プロダクトローンチ(短期戦略)
まず覚えるべきはこの手法、3大戦略のひとつ目〝プロダクトローンチ〟です。
3-1.プロダクトローンチとは「短期間で爆発的な売上を生み出す」最強のネット集客
プロダクトローンチとは、「短期間で爆発的な売上を生み出す」現存するマーケティング手法の中でも〝最強〟との呼び声高いネット集客法です。
平たく言えば、「見込客を一気に集め、数本の動画で価値提供をして信頼を得てから、満を持して商品を発表する」というモノ。もしかすると「ああ、なんかそれ見たことある」と思われる方もいらっしゃるでしょう。
このプロダクトローンチは、今ではもはや伝説となっているアメリカ屈指のマーケッター〝ジェフ・ウォーカー〟によって生み出されました。日本でも使われるようになって十数年が経ちますが未だにパワーが衰えず、2019年現在であっても並び立つネット集客法はまずありません。
実は私もプロダクトローンチの実践講座を開催しているのですが、IT初心者も含んだ受講生223人だけで総額21億円以上を売り上げており、非常に再現性が高いノウハウです。
3-1-1.プロダクトローンチは「集客に必要な流れをすべて含んだ完成度の高いネット集客法」
なぜプロダクトローンチにそこまでの威力があるのか。それはプロダクトローンチが単なる手法ではなく、集客に必要な流れをすべて含んだ完成度の高いネット集客法だからです。
本記事のはじめでもお話しした見込客が商品購入までに辿る流れ【見てもらい→信じてもらい→行動してもらう】。このすべてをカバーし、淀みなく商品まで導く仕組みがひとつの流れとして完成してしまっているのです。
3-1-2.プロダクトローンチ自体は詐欺ではない|強力すぎる故の勘違い
プロダクトローンチと聞くと「それって詐欺じゃないの?」というイメージを持たれている方がいらっしゃいます。
お話ししている通り、非常に強力な手法なので不安になってしまう方もいるのです。プロダクトローンチ自体はあくまでもマーケティング手法に過ぎず、何を売るのかは使う人次第になってしまいます。
- とても有益なノウハウを持った方
- 素晴らしい価値を秘めた商品を持っている方
そんな、商品やサービスによって人々を救って世の中に貢献できる方にこそ使ってもらいたいものです。
3-1-3.自分の商品がなくても〝プロデューサー〟として活躍できる
もしあなたが自分の商品を持っていなくとも、プロダクトローンチを身につけていれば〝プロデューサー〟として活躍することもできます。
世の中、いい商品を持っていてもなかなか集客が上手くいかず、誰かに売ってもらいたいと考えている方は多いでしょう。そんな商品を持っている人〝コンテンツホルダー〟と組んで、プロダクトローンチを一緒に行うのです。
そうして売れた利益をチームで分配することで、自身の商品を持つことなくビジネスをすることが可能。実際に私もそうやって、自分の会社を年商7億円まで成長させた「プロダクトローンチのプロデューサー」でもあるのです。
3-1-4.プロダクトローンチを実行する期間は一時的に稼働が集中する
プロダクトローンチは知れば知るほど、行えば行うほど奥が深く、上手く使いこなせば非の打ち所がないネット集客の手法です。
が、難を挙げるとするなら、それは「実行する期間は一時的に稼働が集中する」という点でしょうか。限定性を持たせて短期間のうちに見込客集め〜商品販売を行うので、慣れていない内はスケジュールに忙殺されることも少なくありません。
ローンチを行う際には忙しくなる前提で動いた方が良いでしょう。
3-2.プロダクトローンチの効果と成功事例
- わずか11日間でスマホ動画とメールだけで【1120万円】を突破
- 西洋占星術で1週間で【650万円】の売上
- 心理学の先生のプロデュースをして1ヶ月で【700万円】
これらはすべて、私の講座の受講生が生み出した成果のほんの一部です。全くはじめての初心者でも、やる気があれば再現できてしまうのがプロダクトローンチの凄いところ。
事例はまだまだあるため、興味があるようであれば私の受講生の声を参考になさってみてください。
3-3.プロダクトローンチの手順
プロダクトローンチは次のような流れで行います。
- 見込客にとって魅力的な「コンセプト」を練り込む
- 見込客が商品をほしくなるシナリオの無料コンテンツを作成
- ランディングページを作り、見込客を集める
- 見込客に価値提供(基本は動画)を行い信頼を高める
- 限定性をつけて販売を行う
特にこの中で重要なのが①の「コンセプト」を練り込むです。
ここまでお話ししてきている通り、プロダクトローンチはそれ自体が凄まじいポテンシャルを秘めているネット集客法ですが、それは「見込客に圧倒的な価値を提供」してこそ輝きます。
見込客が「お、これは面白そう」とか「これは自分が望んでいた情報かもしれない」と心を躍らせるような強力なコンセプトを作りましょう。
ちなみに私はそういった見込客の心を強く惹きつけるコンセプトを“わしづかみコンセプト”と呼んでいます。
3-4.プロダクトローンチを覚えるために参考にしたいサイト・教材・書籍
実はプロダクトローンチに関してのノウハウは目に届きやすいところではあまり出回っていません。基本的には有料講座として教えているくらいです。ただ、私のようなプロダクトローンチ実践者が情報を提供していることもあります。
私自身、「圧倒的な価値提供」をマインドセットとし、ローンチでもそれを心掛けていますので私の無料動画講座でもお役に立つと思います。せっかくですので、その情報をシェアします。
3-4-1.『ザ・ローンチ』ジェフ・ウォーカー著
プロダクトローンチ開発者であるジェフ・ウォーカーが執筆した書籍です。
実はプロダクトローンチにはいくつかの段階・種類があり、そのフェーズを踏むことでスムーズな策を打つことができます。
原典であるとともに、どういったことをやるべきかが細かく書かれているので、プロダクトローンチに興味を持たれた方はぜひ購入して読んでみてください。
3-4-2.『簡単5ステップでお金をかけないプロダクトローンチ 全7回無料動画講座』田中祐一
私、田中祐一が実際にプロダクトローンチとして使っている無料の動画講座(合計297分)です。これを参考にされると、ローンチの内容はもちろん、実際に私がどういった流れで行っているのかを肌で体験できるので、かなり参考になるのではと思います。
↑画像をクリックすれば、登録ページに飛べます。
3-4-3.『【2018年完全版】プロダクトローンチとは?具体的な手法と3つの事例を徹底解説!』
「【2018年完全版】プロダクトローンチとは?具体的な手法と3つの事例を徹底解説!」
本ブログにて私が「プロダクトローンチ」について徹底的に書きまくった記事です。現在「プロダクトローンチ」と検索するとこの記事が1位になっています。(実はこれかなり嬉しい)
相当長いですが、普通オモテに出ないようなことも書いているので、読んでいただければ参考になるでしょう。
4.ネット集客②:Facebook広告(広告戦略)
プロダクトローンチを会得したら、あるいはすでに売れるサービス等がある方は、3大戦略のふたつ目〝Facebook広告〟で広告を回しましょう。
4-1.Facebook広告とは「Facebookの利用者に向けて広告を発信できる」SNS広告のネット集客
Facebook広告とはその名の通り、「Facebookの利用者に向けて広告を発信できる」現在あるインターネット広告の中では間違いなく突出したポテンシャルを持っているネット集客法です。
Facebookは世界を代表するSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)で、2018年6月には「日本で約2700万人が積極的に使っている(月間アクティブユーザー)」というデータがあります。
他のSNSと違う一番の特徴と言えば、「実名登録」です。日本でのサービス開始当初、「日本で実名登録は流行らない」とされていたそうですが、その予想に反して多くのユーザーが利用するメディアになっています。
4-1-1.Facebook広告は見込客を絞る・判定する精度が他とは桁違いに高い
そんなFacebook内に出せる広告、そのすごいポイントは「見込客を絞る・判定する精度が他とは桁違いに高い」ことです。
先ほどの実名登録からはじまり、Facebookユーザーは年齢、性別、住んでいる地域、職業などを登録します。さらにユーザーがどのような行動をしたのか、例えば何に“超いいね”をしたのか、誰にコメントしたのかなど、様々なデータが蓄積されており、そういった情報を元に広告のターゲティングをします。
するとアナログの広告媒体や他のネット広告ではあり得ない精度で見込客を絞ることができるため、より濃い見込客へ向けて情報を発信することができるのです。
4-1-2.Facebook広告は他のネット広告に比べて費用対効果が抜群
そういった濃い見込客への情報発信ができることで、Facebook広告は他のネット広告と比べても費用対効果がバツグン。
他の広告と比べて、見込客を獲得する1件あたりの費用が、通常の2分の1 ~ 3分の1になることもざらです。さらにその浮いた分を的確に見込客へのアプローチに使えるので、費用が安くなった以上に効果が出るでしょう。
4-1-3.AIが広告を最適化してくれる機能もある
そして、これが最もFacebook広告がすばらしい要因かもしれません。Facebook広告にはAIが広告を最適化してくれる機能があるのです。
しばらく広告を打ち続けていると、コンバージョン(成約)しやすい人の特徴をAIが自動的に分析し、そのターゲットに優先的に広告を配信するようにしてくれたり。またAIが、自分が獲得した見込客と同じような傾向のターゲットを導きだしてくれたり。
もはや人間が1からすべて設定して広告を打つよりも、Facebookに任せた方が成果が出るという、ネット集客の中でも特に近未来的な機能を持っています。
4-1-4.広告機能の追加・改善サイクルが早く、最新のノウハウを知っておく必要がある
前述のAIの話もそうですが、Facebookは広告のみならず様々な機能を日進月歩で追加、改善しています。
その改善サイクルはネット集客においても尚早く、つい3ヶ月前までトレンドだったやり方が、今は別の方法のほうが明らかに良かったりと、最新ノウハウを追いかけておく必要があります。
できればFacebook広告の専門家から情報をもらえるように、積極的にコミュニティに入ったりセミナーに参加すると良いでしょう。
4-2.Facebook広告の効果と成功事例
- たった1週間で【1600人】を集客
- 1リストあたり【300円以下】で集客
- 広告初心者の女性でも1人あたり通常1500〜2000円だった広告費を【500〜1000円】に
この事例は私の会社での成功事例です。動画を観ていただくとお話ししています。
Facebook広告は使えば使うほど効果が出やすいですが、その分、広告なので当然費用も掛かり、私のように月に数百万円使うこともあります。しかしほとんど広告を打ったことがないという人でも、月10万円以下であっても充分効果が得やすいため、やり方を覚えてどんどんテストされると良いでしょう。
4-3.Facebook広告の手順
Facebook広告を打つ時には以下の手順を踏みます。
- 広告のキャンペーン(約10種類)の中から選択する
- 広告セット(どういった人に対して広告を出すのか)を設定する
- 広告(実際の広告詳細)を設定する
Facebookページを持っていない方は作っておきましょう。そして、そこから広告を打つことになるのですが、あなたの目的によって“広告のキャンペーン”はどれがいいか異なります。
広告のキャンペーンは「エンゲージメント(投稿を宣伝)」や「コンバージョン(ウェブサイトでのコンバージョンを増やす)」など約10種類です。
これを決めてから、次は広告セットでターゲットの設定を行います。年齢、性別、住んでいる地域、趣味などを設定します。住んでいる地域は地図上に「円」を表示して、その内部にいる人にだけ配信するなど細かい設定が可能です。
そして最後に実際の広告をどうするか、画像やキャッチコピー、本文・詳細、ボタンなどを設定します。
基本的にはこのような手順であまり変わらないですが、細かい機能がついたりして操作が増えたり変わったりもします。
4-4.Facebook広告を覚えるために参考にしたいサイト・教材・書籍
Facebook広告はここまでお伝えした通り、日進月歩で進化しています。それによって基本の手順は変わらなくとも、本当に集客に役立つ方法は目まぐるしく入れ替わっています。
そうなると有効なネット集客として使うには、書籍ではその情報の鮮度をなかなか保ちにくいため、ウェブ上にある情報の方がまだ使える可能性があります。そして、やはり今現役でFacebook広告を専門に扱っているプロのノウハウをセミナーやその教材から得て、運用したいところです。
下を見ていただけるとわかりますが、プロから教わるなら“林明文さん”が良いと断言します。しっかりと実践すれば私のように投資金額とは比べ物にならない成果が手に入るはずです。
4-4-1.『【2018年最新版】プロが教えるFacebook広告の始め方・基本設定!-前編-』林明文 著
「【2018年最新版】プロが教えるFacebook広告の始め方・基本設定!-前編-」
前述の「4-2.Facebook広告の効果と成功事例」でも動画に出ていましたが、Facebook広告なら日本トップの林明文さんが書かれている記事です。
この記事は一時期「Facebook広告」と検索するとなんと本家Facebookを抜いて検索1位を獲っていた驚異的なブログです。
まずは基本となる広告の出し方をこの記事で押さえましょう。
4-4-2.『Facebook(フェイスブック)広告を使う上で押さえておくべき基本情報』林明文
林明文さんがFacebook広告の基本的な情報を動画で解説しているものです。
4-4-3.『Facebook広告運用者が知りたい結果が出るターゲット設定』林明文
最後もやっぱり林さんの動画。広告のターゲティングについてお話しされています。本記事でも書いた「Facebook広告が判断してくれる機能」について触れられています。ぜひ参考にしてみてください。
5.ネット集客③:オウンドメディア(長期戦略)
3大戦略のみっつ目、最後となるのは〝オウンドメディア〟です。
5-1.オウンドメディアとは「ブログで検索上位を獲って見込客を集める」ストック型のネット集客
オウンドメディアとは「ブログで検索上位を獲って見込客を集める」、いわゆるSEO(検索エンジン最適化)を駆使した長期戦略のストック型ネット集客法です。
オウンドメディアは直訳すると“自社媒体”となるため、実はホームページや通常のブログ、メルマガなども「定義上はオウンドメディア」となります。しかし今〝オウンドメディア〟と言えば、まず十中八九が「SEO対策を前提とした自社ブログ」のことを指します。
ちなみに今お読みいただいている私の記事、そしてこのブログこそがオウンドメディアです。検索エンジンでキーワードを検索したときに、1ページ目の上の方に表示させることを狙った記事を書きます。
検索エンジン対策はGoogleへの対策と同義のため、常にアルゴリズム(検索エンジンの順位付けのルール)には左右されますが、一度構築するとその威力はとても大きいです。
<「ブログ」と「オウンドメディア」の違いについて>
オウンドメディアとブログって何が違うのか、私の受講生の方から質問をいただくときがあります。おそらく今この記事を読んでいただいている方も、なかなか区別がつきにくいと思いますので解説した動画を貼りつけておきますね。
5-1-1.オウンドメディアは広告費を掛けずに見込度の高いアクセスを集められる
オウンドメディアは検索エンジンからの流入でアクセスを獲得するのが基本です。
そうなると、本来人に見られるために掛かる広告費がゼロで済み、かつ自分から能動的にアクセスしてきた見込度の高い方を囲うことができます。
検索結果上に表示させるリスティング広告で、本来1クリック数十円~数千円かかるはずの費用がなくなるので、場合によってはとてつもない経費削減に繋がります。
5-1-2.記事更新をしなくても検索上位であれば安定したアクセスが入ってくる
また「記事更新をしなくても検索上位であれば安定したアクセスが入ってくる」ことも、オウンドメディアがストック型と言われる所以です。
検索エンジンの特性上、一度検索の上位になれば順位付けのルールが劇的に変更されない限りはあまり順位が変化しません。それによって、オウンドメディアは検索上位になる記事を書けば書くほどアクセスが増えていきます。
普通のブログでは毎日など、かなりの頻度で書かなければそもそもアクセスが集まりません。その特徴とは一線を画すため、「一般的なブログとオウンドメディア」は区別されているのです。
5-1-3.アクセス数が多ければ広告媒体としての収益も見込める
オウンドメディアをどんどん育てていくと、月に10万PV、30万PV、50万PVとアクセスが増えていきます。
上手く育てれば、そのジャンルの見込客が集まっている媒体と周りの企業にも注目されはじめます。そこであなたが他社から広告費をもらってバナー広告を載せるなどすれば、商品を売らなくともオウンドメディア自体で収益化することが可能です。
また、サイトのM&Aなどもあり、例えPVが数万であっても有効なオウンドメディアであれば億単位で売買されることもあります。
5-1-4.成果・効果が出るまで最低でも数ヶ月は掛かる
ここまでで良いことづくめに思えるオウンドメディアにも、やはりデメリットは存在します。それは成果・効果が出るまでかなりの時間が掛かることです。
最低でも3ヶ月、通常であれば1年くらいは掛かります。
というのも、検索結果で上位表示を獲ろうとすると、記事を投稿してから早くて1ヶ月。平均すると3~6ヶ月は掛かるため、オウンドメディアから集客をはじめるには時間的にもテクニック的にも難易度が高いのです。
そして書いたとしても必ず成果が出るものでもないので、成功したときの恩恵は素晴らしい反面、まずはしっかりと事業で収益をあげられていなければ本腰を入れて取り組みにくい戦略でしょう。
5-2.オウンドメディアの効果と成功事例
- 「プロダクトローンチ」で【検索順位1位】を獲得
- コーチングに特化したブログで【月30万人】を自動的に集客
- 18記事のブログを放置して毎月安定して【30〜40件】のお問合せを獲得
私、田中祐一はプロダクトローンチの専門家です。今、Googleで「プロダクトローンチ」と検索してみてください。その専門分野に関わる「プロダクトローンチ」のキーワードで私が書いた記事が検索順位1位を獲得しています。
これによって、無料で濃い見込客を集めることに成功しており、かなりのリスト・そこからの利益をあげられています。
他にも私の受講生の中には、コーチングに特化したブログで月に30万人という大人数を自動的に集客したり。また、18記事のブログを更新せずに放置していても月に安定して30~40件のお問合せを獲得している事例もあります。
5-3.オウンドメディアの手順
オウンドメディアを制作するときは以下の手順で進めます。
- 自身の見込客に合わせたブログの企画を考える
- 見込客が検索しそうなキーワードを「キーワードプランナー」で調べる
- 検索ボリュームがありブログの企画に沿ったキーワードをまとめる
- 1つの対策キーワードにつき1テーマの記事を執筆して投稿する
どれも大切ですが、おそらく最も興味深いのは②の「キーワードプランナー」でしょう。実は検索キーワードは、月にどれだけの回数が検索されているのかを調べられるとご存知でしょうか?
キーワードプランナーとは〝Google広告(旧・Googleアドワーズ)〟という、リスティング広告を出すためのツールの中にある機能です。そこで知りたいキーワードを入れると、アラ不思議、検索回数がわかります。
例えば「プロダクトローンチ」であれば2018年10月現在、月に平均2400回検索されています。そうしたご自身に関連するキーワードが一体どれほど検索されているのかを調べて、しっかりと回数があるキーワードを1記事1テーマでコツコツと書いていくのです。
5-4.オウンドメディアを覚えるために参考にしたいサイト・教材・書籍
プロダクトローンチやFacebook広告とは違って「オウンドメディアは馴染みやすい」こともあり書籍が充実しています。また、実際に検索して見つけてもらうことが、この手法の肝なので「オウンドメディアの手法を書いたオウンドメディア」というモノも存在します。
オウンドメディアは結果を出している専門コンサルタント会社にお願いすると、個別コンサルで月に30~50万円というスタートアップには厳しい金額です。グループ講座にするか、まずは書籍やウェブ上の知識で勉強しましょう。
5-4-1.『バズ部』株式会社ルーシー
東京のオウンドメディアコンサルティング会社である株式会社ルーシーが運営するメディア、それが「バズ部」です。
日本でオウンドメディアを流行らせる火付け役といっても過言ではないほど、圧倒的なノウハウを無料で提供しています。オウンドメディアの本質が「役立つ情報を惜しみなく与える」ことだと、改めて教えられる極上の媒体です。ぜひ参考にしてください。
5-4-2.『沈黙のWebライティング Webマーケッター ボーンの激闘』松尾 茂起
京都のWebマーケティング会社の社長さんが書いたオウンドメディアを題材にした書籍です。普通のノウハウ本とは少し毛色が違って、ストーリー調で書かれているので「なんだこれ」と思われる方もいらっしゃるかもしれません。
ですが読んでいくと「なるほど」と納得する知識が満載。オススメです。
6.プラスαで覚えるべき3つの最新ノウハウ
ここまでで、本記事のメインとなる3大ネット集客についてお伝えしてきました。
それぞれ有効な戦略ですが、実はそれと組み合わせることでさらに相乗効果が得られる最新のノウハウも存在しています。最後にプラスαでご紹介します。
6-1.プラスα最新ノウハウ①:Facebookライブ
“Facebookライブ”は、Facebookのどのアカウントでも無料でカンタンに実施することができるライブ配信機能です。
実はこのFacebookライブ、2017年頃から急激に注目され始め、今まさにビジネスに活用する起業家が増えていっています。
Facebookライブを成功させるノウハウもあるのですが、本記事で説明すると長くなるため詳しく知りたい方は「Facebookライブ|視聴者が自然とファンになる生放送ノウハウ」をご覧ください。
6-1-1.Facebookライブを+αで活用して売上を伸ばすには
ではなぜFacebookライブがプラスαとなるのか? それはFacebookライブは生配信という特性から「参加者に親近感を持ってもらいやすい」のです。
プロダクトローンチの流れの中で、重要となるフェーズが「動画での価値提供」です。動画で価値を提供するのは、視聴者に親近感と、多くの情報を届けることができるため。
Facebookライブをその価値提供動画の代わりか、あるいは併用するのです。そうするとライブ感バツグンの配信で参加者との距離が近くなり、ローンチの威力がアップするでしょう。
また、Facebook広告やオウンドメディアでも同様です。あまり親近感を付与しにくい集客戦略であっても、どこかにFacebookライブを挟むだけで見込客との距離を縮める一手となるはず。
ぜひ試してみてください。
6-2.プラスα最新ノウハウ②:LINE@(ラインアット)
“LINE@(ラインアット)”は皆さんご存知のLINEの関連サービス。店舗やビジネス用に作られたLINEで、店舗側はLINE@、顧客側はLINEで繋がってやりとりします。
通常のLINEとは違って友達に向かって一斉配信や、トーク画面の下部にバナーを設置できるなど、反応がとれやすい使い方をすることができます。
無料で使うこともできますが、3つあるプランのそれぞれで回数制限や出来ることが違います。
(参考:LINE@公式ページ)
6-2-1.LINE@を+αで活用して売上を伸ばすには
基本的に見込客のリストを集める時や、連絡を取るときはメールアドレスを使うことが大半です。しかし近年ユーザーはプライベートでメールのやりとりすることは稀で、LINEでのコミュニケーションが市民権を得ています。
3大戦略をつかって見込客のリストを取る時も、メールアドレスと同時にLINE@にも登録してもらうのです。すると元々LINE@が開封率・到達率に優れているのに加え、メールの開封率アップにも使えます。
また、メールではなかなか相談しくい印象でも、LINE@であれば見込客は普通のLINE感覚で相談をすることができます。
- プロダクトローンチのリスト獲りの際に、メールアドレス+LINE@を登録してもらうようにする
- オウンドメディアにLINE@の登録バナーを設置して、お問合せの幅を広げる
そうすることで見込客にアプローチしやすくなり、戦略の威力も増すでしょう。
6-3.プラスα最新ノウハウ③:Zoom(ズーム)
〝Zoom(ズーム)〟は、近年急激に存在感を示してきている無料でも使えるオンライン会議ツールです。
「ビデオ会議をする」という点だけで言えば、SkypeやLINE等のツールでも可能です。しかしZoomはスムーズなビデオ会議を実現するため、以下のような特徴を持っています。
- 相手側はZoomに登録をしなくても、参加URLをクリックすればカンタンにオンライン会議に参加できる
- データが軽いため、同時に数十人をつないでも回線が重くなりにくい
- 画面共有、録画、ホワイトボードなど、便利な機能がたくさんついている
ただし、主催者側(ホスト)はZoomを事前にインストールして登録をしておく必要があります。
この記事ではじめてZoomを知り、使い方がわからない場合には、「Zoomの使い方|動画でわかる開催時に必須の操作7つと登録手順」をぜひ参考にしてみてください。
6-3-1.Zoomを+αで活用して売上を伸ばすには
Zoomはオンライン会議のやりやすさから、個別相談・コンサルティングはもちろん、オンラインセミナーやグループコンサルティングなどにも使われています。
セミナーを開催したり、個別相談を設けるときにZoomを使えば全国のどこにいても有効なオンライン会議を開くことができ、非常に効率が良くなります。
見込客と接触する機会を損なわないよう、ぜひ積極的に取り入れてみてください。
まとめ|ネット集客は知るだけでなく学んで実践することが重要
ネット集客の3大戦略と、顧客維持戦略、プラスαのノウハウをお届けしました。
ネット集客の多くの記事ではカタカナの専門用語や、聞きなれない言葉が飛び交い、結局のところどの手法を選べばいいか最後までわからないことも多いはず。
本記事でも戦略を軽くなぞり、すべてを明かしたわけではないためハッキリとノウハウが身についたわけではないでしょう。しかし「そもそも有効な戦略はどんなもので、どういう順番で取り入れるべきか」を知れば、それぞれのネット集客に対して興味と学ぶ意欲を持ってもらえるだろうと考えました。
ネット集客は何度も述べたとおり、手法そのものに威力が備わっているものがあり、知っているかどうかだけでも差がついてしまいます。
ですがさらに肝心なのは、知った後に「学ぼう、実践しよう」と行動してみることです。
本ブログ「ザ・リードビジネス」は、今回ご紹介したオウンドメディアにあたりますが、自身のビジネスを加速させるための集客戦略について、成功させるためのやり方について等を今後も執筆予定です。
ぜひ学ぶ意欲が出た方は、本記事で登場したリンクや書籍、動画講座などをご覧になって、勉強してください。そして本文のはじめでお伝えした「集客を成功させる考え方」を押さえた上で、あなたのビジネスを成功させるために実践、行動してください。
この記事が、あなたのビジネスを加速させるキッカケとなれば幸いです。
長くなりましたので最後に本記事で登場した戦略・ノウハウをまとめます。
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