目標がない学生が激増?原因と将来の目標の見つけ方はコレ!

学生なのに目標が持てない!
漠然とした将来への不安を打破する目標の見つけ方ってある?
両親が「行きなさい」というから、高校や大学に進学した
両親は目標を持った方がいいというけれど、そもそも目標ってどうやって見つけるの?
このような気持ちで学校に通う学生が増えているのをご存知ですか。
自分の意志ではなく「親に言われた」「将来のため」という状況で、学校に通う学生には目標といわれてもピンと来ないのかもしれません。
そもそも何故、目標を持たなければいけないのか、学校を卒業できればいいのではないか、そんな風に考えている学生が多いのも事実です。
ここでは目標を持つべき理由と、目標を見つける方法を見ていきましょう。
目次
学生が目標を持てない原因とは?
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学生が目標を持てない原因の多くは以下の通りです。
- 目標を持っても達成は無理だから
- 自分に自信がない
やりたいことはあるけれど、それを目標にした時に「達成できないのではないか」という気持ちが大きいと、目標を見つけることができません。
また自分に自信がなくて、自分を信じられずに、「目標を達成できない」と思い込んでいることもあります。
目標達成には失敗や挫折が付きものです。
しかし、これらの失敗を「カッコ悪い」と捉えて避けたり、挫折するのは「怖い」と感じて恐れる学生が多いのです。
費やした時間、費用、労力がもったいないと考える学生もいます。
確かに目標によっては失敗も挫折も味わうでしょう。
中には失敗で終わってしまうこともあります。
でも、そこに費やした時間や労力は無駄なのでしょうか。
一生懸命にやったのであれば、それは経験値になり、自分を成長させてくれるものです。
こういった考えに至らずに、行動に移す前に「目標が達成できない」方向に考えてしまい、目標を持てない学生が増えているのです。
学生が目標を持った方がいい理由とは?
そもそも、何故学生は目標を持った方が良いのでしょうか。
これが分からないと、目標迷子になってしまうので重要な部分です。
学校に通っている意味が分からなくなってしまう
例えば大学を目指す場合、目標があれば卒業後のビジョンから逆算して、勉強する内容や取得する資格などを見極められます。
この目標を4年間持ち続けていられれば、間違いなく「なりたい自分」に近づけていると感じるはずです。
しかし目標がない学生生活は、「何のために学校に行っているのだろう」となりかねません。
そして目標がない学生は、意味もなく仲間とつるんだり、遊ぶことで暇を紛らわします。
そんな学生生活では、何の意味も持たないでしょう。
結果、卒業するころには「何も残らなかったが、借金だけが残った」という状況になってしまうかもしれません。
こうなってから後悔しても遅いのです。
学生時代は結構長い
義務教育を終えて、高校に入学から大学進学までを考えると、7年間あります。
この7年間というのは目標があればあっという間ですが、目標がない場合は、長く感じることでしょう。
その理由は明確で「つまらないから」です。
目標がない学生にとって、やることはほとんどありません。
決められた授業を受けて、終わったら帰宅または、同じような友達を出歩いて無意味な時間を過ごすだけです。
そのうち刺激が欲しくなって、ギャンブルに手を出したり、飲み歩いたり…結局、堕落の道に進んでしまいます。
人は楽な道に進むと、それなりの人にしかなれません。
目標があって充実しているかによって、学生の時間は早くも遅くもなります。
学生時代を有意義で濃い時間にしたいのなら、目標は持つべきといえるでしょう。
人生に迷う
学生時代に目標がないと、将来何になりたいのか、何がしたいのかを見つけることができません。
もし在学中に気づくことができれば、いくらでも修正が可能ですが、卒業後または中退後に「さて、どうしよう」では遅いのです。
これなら高校を卒業して就職し、キャリアを積んだ方が効率的だったと言わざるを得ません。
目標なく卒業して社会に放り出された学生の多くが、就職難にあい、ニートや引きこもり予備軍になっていきます。
学生のうちにある程度の人生設計を立てて、そこに基づいた目標を定めておくことは重要です。
学生の内なら失敗しても助けてくれる大人がいますし、決して無駄にはなりません。
少なくとも社会に出た時に人生に迷うようなことは、ないでしょう。
学生の将来の目標の見つけ方とは?
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目標を持った方が良いことは分かった、でもどうやって見つけるの?と思いましたか。
学生の将来の目標の見つけ方を具体的に見ていきましょう。
情報収集を欠かさない
学生時代は知らないことがほとんどです。
知っていることと知らないことの差は、非常に大きいです。
たくさんの情報を持っていれば、自分がやりたい事への選択肢が広がりますし、アンテナに引っ掛ける確率が高まります。
ですから、学生で時間があるうちに情報収集は常に行っておきましょう。
気になる本やブログは全て読んでみる、珍しいものを見たり、食べたり、感じたりする
これらには多少の費用が必要になることもありますが、このための投資はちょっと無理してでも出すべきです。
1冊の本で人生が変わったという人もいるので、すぐに元はとれますよ。
そして気になることからさらに情報を集めて、やりたい事、目指す将来に繋げることができれば、そこから目標が生まれるでしょう。
やりたいと思ったら、やってみる
チャンスは誰にでも平等にやってきます。
ただそのチャンスを掴めるか、見過ごしてしまうかは大きな差になります。
どんなことでも「食わず嫌い」を貫いている限り、自分は本当にやりたいことは見えてきません。
少しでも「気になる」「面白い」「やりたい」と思ったら、迷わず何でもやってみることです。
学生のうちは失敗も良い経験になるので、フットワークを軽くしてノリよく生きていきましょう。
その中で新しい出会いや、自分とは違う考えの人に出会うこともあります。
挑戦したことや出会った人から、小さなキッカケで人生を変えるような大きな出来事に繋がる可能性があるのです。
自分で自分を制限しない
「忙しいからそんな時間がない」「自分はダメ人間だ」「お金がない」という理由で、自分の可能性にフタをするのはやめましょう。
最初からできないと否定していたら、目標なんて一生見えてきません。
自分の可能性は誰よりも、あなた自身が信じてあげなければ、何も始まらないのです。
とにかく「できる!」と信じて取り組むようにしましょう。
成功者と凡人の違いは、能力ではなく「最初にできると考えて、行動に移せるか」だと言われています。
自分を解放することで、目標になりうる未来に出会えるチャンスが広がります。
それでも目標が見つからない場合は…?
どうしても目標が見つからないのであれば、「なりたくない自分像」をイメージしてみましょう。
目標が明確でない学生にとって、「なりたい自分」を探すのは難しいですし、理想ばかりで漠然としたものしか出てきません。
それでは具体性がないので、「なりたくない自分」「なりたくない大人」を考えてください。
なりたくない姿は想像しやすいのと同時に、実現することが可能です。
今のままでいたら、「なりたくない大人」になってしまうと感じれば、自然と良い方向に向かうようになります。
なりたくない自分の「なりたくない要素」を排除するには、何をすべきか、どうしたらいいのかを考えてみましょう。
それがあなたの目標になり、その先に更なる目標を見つける手助けになります。
まとめ
いかがでしたか?
学生のうちは誰もが自信がないのは「当たり前」です。
10代から20代前半の人間の経験値は、わずかなものですから、圧倒的に経験が足りないのです。
だからといってそれが、目標を持たない理由にはなりません。
目標のない学生生活はつまらないですし、ダラダラと無意味な時間を過ごすだけでは、何も得るものがありません。
やがてそれは社会に出ても、「何をしたらいいか分からない」となり、ニート予備軍になってしまいます。
目標を持つためには、情報収集をしながらアンテナを立てて、どんどん挑戦していくことです。
新しい出会いや挑戦は、刺激や経験を与え、あなたを成長させてくれるエッセンスになります。
その中に将来なりたいもの、目指すべき道が見えてくれば、自然と目標も見つかるのです。