今から起業するなら何がいい?これからの時代を生き抜くには?

「今から始めて成功する起業のポイントは?」
「今から起業するのにおすすめのビジネスは?」
今の時代、会社で社員として働くという形態以外にもさまざまなビジネス形態ができてきて、独立起業を考えている人も増えてきています。
しかし、これだけさまざまなビジネスやサービスが氾濫している中で、起業して生き抜いていくのは並大抵の事ではありません。
では、ビジネス競争社会の今、起業して生き残っていくにはどうしたらいいのか。
そのノウハウと、今から起業するのにお勧めのビジネスを紹介していきます。
これから起業を考えている方ぜひは、参考になさってください。
目次
これからの時代を生き抜くために成功する起業のポイントとは
「Original update by 写真ac」
インターネットが普及している現代では、手軽に始められるビジネスが増えてきました。
それに伴い、起業を考える人も増加えています。
しかし、起業をしても全ての人が成功するわけではありません。
数多くのビジネスがひしめく競争社会の中で、生き残っていくためには工夫が必要です。
起業家の堀江貴文氏が話していた中に、そのヒントとなる起業を成功させる4つのポイントがあります。
- 利益率が高い
- 在庫を持たない
- 小資本で始められる
- 定期収入がある
順に詳しく見ていきましょう。
利益率が高い
いくら商品やサービスが売れても元手が掛かってしまっては赤字になってしまいます。
赤字になれば、ビジネスを続けていくことはできなくなります。
そこで、運営のための資金を増やしていくには、利益率の高いビジネスをする必要があります。
簡単に言うと、例えば1個300円で売っているりんごの仕入れ値が100円だった場合、1個売れるごとに200円の利益になりますが、仕入れ値が400円だった場合すでに-100円の損益が生じているわけですから利益を上げるのは大変になるという事です。
運営できるだけの収益を得ていくためには、利益率に高いビジネスを考えましょう。
在庫を持たない
ビジネスを始める際に、多くの方は、売る商品をあらかじめ用意してから始めるでしょう。
在庫は売れれば儲けになりますが、売れなけれが無駄となり、それどころか仕入れ値の分だけ赤字となります。
しかも、部屋の中は所狭しと積み重なった在庫の山でいっぱいという状態にもなりかねません。
在庫分の損失というのは、思った以上に大きいものです。
売り上げもない上に赤字では、ビジネスを続けていくことはできなくなります。
そこで、起業するなら在庫を持たなくてもできるビジネスを始めるべきです。
小資本で始められる
起業する時に、例えば事務所を借りたり人を雇ったりすると、それだけ経費がかさみます。
大抵の場合は、起業してすぐに稼げるようにはなりませんから、売り上げが上がらない間も運営できる資金を十分確保しておく必要があります。
そこで、資金が十分にある場合は別として、初めはなるべく出費を控え、小資本で始めるようにします。
定期収入がある
起業して何かを売る時、ほとんどの方が「今売れる物を売ろう」「当たっている物・はやりの物を売ろう」と考えるのではないでしょうか。
しかし、その時だけ爆発的に売れても収入が続かなければ、ビジネスを続けていく事もできません。
起業を成功させるために重要なのは、一時だけ爆発的に売れることではなく、長く続けていけるという事です。
そのためには、定期収入が見込めるビジネスを始めることが大切です。
起業は、始めたらそこで終わりではありません。いかに続けていくかが成功のカギとなります。それには、以上の4つのポイントが重要です。
成功する起業の見つけ方とは
起業して成功するとはどういう事でしょうか。
多くの方が高収入を得ること・儲けることと答えるでしょう。
確かに、起業をして高収入を得るようになることは需要な目的です。
しかし、起業したビジネスが当たり高収入を得ても、その時だけでその後売れなくなってしまったら収入は途絶えてしまいます。
収入が続かなければ、せっかく起こした事業も続けていく事はできなくなります。
起業で成功するという事は、そのビジネスをいかに長く続けていかれるかという事です。
そこにはいくつかのヒントがあります。
没頭できるビジネスである
まず、長く続けていくには、自分が没頭できる事・好きな事でなければ続きません。
どんなに売れるビジネスをしていても嫌々やっていては、やる気も起きずストレスも溜まって続けていくのが苦痛になってくるでしょう。
仕事を続けていく上で、モチベーションを高く保っていく事は大切です。
それには自分の好きな事(物)・得意とする事(物)をビジネスにするといいでしょう。
ただし、好きなだけでは仕事にはなりません。
趣味と仕事は違うのだということをしっかり認識した上で、自分が没頭できるようなことをビジネスにすればモチベーションも上がり、長く続けていくことができるでしょう。
ニッチでもいいから、その分野で勝てるビジネスである
起業を決めたら、ほとんどの人は今流行っている事(物)・売れている事(物)の分野で始めようと考えるでしょう。
しかし、流行っている・売れているという事は競争率が高いということです。
競合他社が大勢いる中で、勝ち抜いていくのは至難の業です。
そこで、起業するならニッチ(マイナー・マニアック・隙間産業)な分野を選べば、競合他社も少なく、その分野で勝ち上がれる可能性が高くなります。
成功する起業を目指すなら、ニッチな分野のビジネスで勝つ事が成功のカギです。
ある程度の高単価商品を売る
起業したてはなかなか収入に繋がりにくいため、早く収入を得ようと販売単価を安くする方をよく見かけます。
確かに、低価格の方が多く集客できるかもしれません。
しかし、あまりに安くしてしまうと自転車操業になってしまい、忙しいのに資金は貯まっていかないという事になり、途中で辟易してしまいます。
その上、収入も増えず続けていく事が困難になってしまうこともあります。
また、あまりに安い価格だと、購買者は「こんな安くて大丈夫だろうか?」といった不安感を持ち、購入に躊躇してしまうといったこともあります。
そこで、運営していくための資金を得、お客様の信頼を得るためにも、価格はある程度高単価に設定した方がいいでしょう。
フロー型だけでなくストック型の収入
ビジネスにはフロー型とストック型があります。
フロー型は、単発でその都度収入が入るビジネス形態で、飲食店やネイルサロンといったビジネス、ストック型は継続的に収入が入るビジネス形態のことで、例えば水道やガス事業・○○教室の月謝・携帯電話代などがこれに当たります。
フロー型ビジネスは「収入を得るのに時間がかからないことが多い」「爆発的に売れれば高収入を期待できる」といったメリットがある半面、「収入が安定しにくい.」「その都度顧客を取る必要がある」といったデメリットがあります。
一方、ストック型ビジネスの方は「一定の体制ができれば集客の必要がない」「安定した収入を得られ」るといったメリットがある反面、「収入が安定するまで時間がかかる」「ある程度の費用が必要になる」いったデメリットがあります。
起業をする場合、どちらのビジネスモデルを選ぶかはその方の方針によりますが、起業したてで資金が少なく早く収入を得たい場合は、フロー型で初めて、その後ストック型に移行していくというビジネスモデルに切り替えていく起業家の方も多いようです。
起業を成功させるためには、今の資金状態や起業後に自分が目指すもの、それに伴うメリットやデメリットなどをじっくり考えて、より良いビジネスモデルを計画しましょう。
今から起業するのにおすすのビジネスとは
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ここからは、これまでの話を総括した、これからの時代に生き残っていくためにおすすめのビジネスを紹介していきます。
今から起業するのにおすすめのビジネスとして、以下のものが挙げられます。
- インターネットビジネス
- セミナー・コンサルタント業
- カウンセリング・コーチング業
- 自宅サロン・おうち教室
インターネットビジネス
インターネットが普及してきた今の時代、PCさえあればできるビジネスがとても増えてきています。
以下に例を挙げてみましょう。
ネットショップ
ネット上で商品やサービスを売るビジネスです。
PCやスマさえあれば、場所を選ばず始められます。
最近では、無料でネットショップを始められるサービスも増えてきました。
有名なものに、BASEというネットショップサービスがあります。
初期費用も使用料も全て無料で使用できます。
またBASEでは、ショップデザインや決済など面倒な事や難しいこともサポートしてくれる上に、集客の手伝いもしてくれます。
ネットショップ運営に関するノウハウに答えてくれるサービスも開設していますので、PCの操作さえできれば特別な知識がなくても、誰でも簡単に自分のネットショップを持つことができます。
→BASE(参考)
また、最近ユーザーが急激に増えているネットショプにココナラというものがあります。
ココナラは、物ではなく自分のスキルや知識を売るショップビビジネスです。
例えば、「あなたの運勢占います」「恋愛相談のります」「手紙の書き方教えます」など、どんなことでもジャンルに仕切りはありません。
あなたの提供する物に価格を付け、それを欲し購入する人がいれば何でも売ることができます。
意外な物やちょっと面白い物でも、欲している人・買う人がいれば立派なビジネスになります。
ココナラも、もちろん無料です。
→ココナラ(参考)
アフィリエイト
アフィリエイトとは、簡単に言うと広告収入で稼ぐビジネスです。
自分のブログやHPに企業の広告を載せて、訪れたユーザーが商品やサービスの広告をクリックまたは購入すると、広告料の何%かが貰える仕組みです。
ブログやHPを開設したら、ASPに登録します。
ASPでは各企業の商品やサービスの広告を取り扱っていますので、ここで自分のブログやHPに載せたい広告を選びます。
アフィリエイトは、始めてすぐに収入を得るのは難しいかもしれませんが、ユーザーがつけば定期的に収入が入るようになります。
実際、アフィリエイトをやっている方の中には、高額収入を得ている方もいます。
こちらもPCさえあれば始められますので、文章を書くのが好きな方にお勧めのビジネスです。
セミナー講師・コンサルタント
自分の持っている知識や情報を提供するビジネスです。
セミナー会場代などはかかりますが、売る物は自分の持つ知識や情報なので、在庫を持つようなこともありませんし、初期費用もそれほどかからずに始めることができます。
カウンセラー・コーチ
こちらは、一言でいうと相談業です。
カウンセラーは相手の悩みや相談事を聴く仕事で、コーチは相手の悩みや相談事を一緒に考え解決に導く仕事です。
カウンセリングやコーチングにはスキルや知識が必要とされますが、セミナーやコンサルティング同様、小資本で始められ在庫を持つ必要もありません。
自宅サロン・おうち教室
ネイルサロンやエステサロン、料理教室やヨガ教室といったように、最近では自宅でサロンや教室を開く人も増えています。
自宅にサロンや教室として使用するスペースが必要となりますが、経費も場所代はかからず自分のスキルと材料費や教材程度で始めることができます。
料理やヨガなどは、健康志向の人や女性に人気があり、趣味と実用を兼ねる需要の高いビジネスといえるでしょう。
今から起業するのにおすすめのビジネスをいくつか紹介しましたが、これらは、先述した起業を成功させる4つのポイントが当てはまるビジネスです。
特にネットビジネスは、PCさえあればいつでも誰でも場所を選ばず、すぐにでも始めることができるので、このインターネット社会では需要の高いビジネスといえるでしょう。
まとめ
起業を成功させるには、「利益率が高い」「在庫を持たない」「小資本で始められる」「定期収入がある」この4つがポイントです。
成功する起業を見つけるには、「没頭できる事」「ニッチでもいいからその分野で勝てる事こと「ある程度の高単価商品を売ること」「フロー型だけでなくストック型の収入を得られること」などの点に着目するといいでしょう。
起業を成功させる4つのポイントを踏まえた上で今から起業するなら、インターネットビジネスのネットショプやアフィリエイト、情報提供業のセミナー講師やコンサルタント、相談業のカウンセラーやコーチ、自宅でできる教室やサロンがおすすめです。
中でも、このインターネット社会で生き抜くためには、ネットビジネスが1番リスクが低く需要の高いビジネスといえるでしょう。