イベント集客のコツ!顧客を集めるアイデアとは?

イベントを開催したいけれど、人が集まるか不安!
どうすれば人が集まるイベントを開催できるの?
イベントを開くのであれば、そこにお客さんが来てくれなければ意味がありません。
イベントの目的は様々ですが、せっかく開催したのに集客ができないとコストばかりかかってしまいますよね。
イベントの集客にはコツがあります。
そしてイベント集客ができない人の多くは、不要なことに力を注いでばかりで必要なことができていないケースがほとんどです。
ここではイベントで集客をするために、考えて欲しいこと、行動すべきことをご紹介します。
イベント集客の成功例も載せていくので、参考にしてくださいね。
目次
イベント集客のコツとは?
イベント集客のコツは、「見込み客の数と質を上げる」ということです。
集客と言えば、人が集まるように告知をするのが前提です。
最近ではWebやSNSを駆使した集客が当たり前になっています。
SNSでは「いいね」や「ブックマーク」をしてもらう数を増やさないといけないと、躍起になっている人もいます。
数ばかりがピックアップされますが、数を集まればイベント集客ができるということではありません。
「アクセス数よりも、あなたのサイトやSNSに濃いファンがいること」の方が重要です。
では、濃いファンを作るにはどうすれば良いのでしょうか。
①イベントで提供できる価値を明確にする
あなたのイベントでは、来てくれたユーザーに対して何を提供できますか。
まずは、その提供する内容にはどんな価値があるのか明確にする必要があります。
集客に悩む多くの人が、自分のイベントでどんな価値を提供できるのか理解していません。
例えばプレゼン資料作成のイベントを開くと仮定して、そのイベントに参加したユーザーは何を得られるか考えてみましょう。
そして得られる価値をしっかり明示して集客をしなければ、ユーザーはイベントに参加したいと思いません。
本質を見失うと、集客が失敗しやすくなるのですが、集客のことばかりを考えている人ほど意外に本質を見失いがちになります。
また、一般的なイベントとは違う付加価値も重要な要素です。
「プレゼン資料作成のイベント」もよくあるものですよね。
ですから、そこにあなたのイベントだから提供できる価値を付加して、魅力に変える必要があります。
「何がしたいか」ももちろん大事ですが、「何を提供できるのか」にフォーカスして施策を考えると成功しやすくなります。
②ターゲットとなるお客さんを明確にする
あなたのイベントには、参加するにふさわしいユーザーがいます。
「誰でもいいからイベントに参加して欲しい」という気持ちで集客していては、人が集まらないだけでなく、イベント自体も実りのないものになってしまうでしょう。
ターゲットを絞るというのも、イベント集客には重要です。
あなたのイベントで提供できる価値を“最も必要としているのはどんな人なのか?”
これがターゲットになります。
プレゼン資料作成のイベントであれば、「プレゼン初心者でも見栄えの良い資料が作れるようになる」のか、「プレゼンで成果を出すための見せ方を習得する」のかによって、ターゲットは全く異なるのが分かります。
このようにあなたのイベントのターゲットになるユーザーを明確にすることで、より効果的な集客ができるようになります。
顧客を集めるアイデアとは?
イベント開催時に顧客を集めるアイデアを見ていきましょう。
①ブログで有益な情報を提供して興味を持ってもらう
イベントを開催する人が並行して運用しているのがブログです。
とはいっても、あなたのイベントの告知や広告ばかりのブログではありません。
あなたのイベントに関わる有益な情報、ユーザーの役に立つ情報を日々更新していくのです。
役立つ情報が毎日更新されていけば、興味があるユーザーはかなりの確率で見つけてきます。
そして次第にあなたのファンになり、毎日ブログを見てくれるようになるでしょう。
そうやってファンを獲得していく中で、イベント開催の告知を入れるのです。
毎日発信している情報を有益だと感じているユーザーであれば、「直接話が聞ける」「聞いてみたい!」となるので、集客に繋がります。
②広告やポスターを使った告知
ブログで有益な情報を発信しながら、いざ、イベント開催となったら、本格的に告知をしましょう。
ブログの中ではもちろんですが、チラシを作成して近隣にポスティングするのも効果的です。
またそのチラシを人が集まる商業施設に貼ってもらうようにお願いする方法もあります。
③SNSを使った告知
ターゲットとなる年代や属性がよく使っているSNSを使って告知をします。
ツイッターやインスタグラムなど、拡散力が強いメディアを使うことでより多くの方にアプローチをすることができます。
ターゲットが目を引く写真や言葉を選んで投稿をするようにしましょう。
イベント集客を成功させるポイントとは?
①イベントの企画力
イベント集客をするには、そのイベントに魅力がなければいけません。
ですからイベントの企画力も重要となります。
どんな企画なら集客しやすいのか、といえば、そのイベントに参加するユーザーの気持ちになってみましょう。
あなたが企画しているイベントは、「高い費用を出してでも行きたい」と思えるでしょうか。
あなた自身が行きたいと思えないイベントを企画しても、集客は難しいでしょう。
ユーザーが「行きたい」と思える魅力を出すには、どんな内容にするべきか、ゲストを呼ぶのか、プレゼントを渡すのか、サポート保証を付けるのかなど、イベントを魅力的にする突破口が見えてくるかもしれません。
企画の段階であなたのワクワクが止まらないような内容を考えましょう。
企画者のワクワクした気持ちは、ユーザーにも伝わるので、より集客がしやすくなります。
②イベント集客はキャッチコピーが重要
イベントを行う告知の中で、ユーザーはイベントタイトルを目にすることになります。
これは参加の意思決定を後押しする要素であり、言い換えればキャッチコピーになるものです。
ターゲットが見て分かりやすいタイトル、伝わりやすいキャッチコピーにするだけで、集客に繋がるのです。
キャッチコピーは以下のことを重視して考えましょう。
- イベントの主旨を表現する
- イベントの雰囲気を伝える
- イベントの内容が分かる
- ターゲットが参加したくなる要素が含まれている
現代は毎日のように大量の情報が溢れています。
スマホで検索している人にとっては「読む」というよりも「眺める」といっても良いでしょう。
その中で、あなたのイベントに興味を持ってもらうには、分かりやすく伝えることが不可欠なのです。
③来場者にメリットがあるか?
イベントを開くからには、あなたには何らかの目的があると思います。
例えば紹介する商品の売り上げをアップさせたい、あなたのセミナーに継続的に参加してくれるユーザーを集めたいなど、あなたにとって利益になることを求めているでしょう。
一方で、あなたのイベントに参加するユーザーは、限りある時間の一部をあなたに提供するのです。
場合によっては参加費用を支払うこともあるでしょう。
そんなユーザーにどんなメリットがあるのか、考えてみましょう。
自分へのメリットばかりを考えていては、集客は成功しません。
来場者に与えるメリットが何なのかを明確にして、それを告知の際にユーザーに伝えることが大切です。
人はメリットがあれば動くものです。
あなたにもユーザーにもメリットがあるという「WinWinな関係」を目指しましょう。
イベント集客の成功事例とは?
ここでイベント集客の成功事例を紹介します。
外食メーカーが大型連休を使って売り上げを上げることを目的に、顧客に向けたイベントを行いました。
イベント期間は大型連休の前後5日間と大型連休中に開催。
イベント内容は食事をした顧客には、サイコロを振って出た目による景品のプレゼントを実施します。
景品は取引先に掛け合って、有名テーマパークチケットや、人気家電などを用意します。
またお店へのリピートを目的に「ドリンクバー引換券」「御食事代無料券」「アルコール1杯無料券」なども用意しました。
さらに子供向けのイベントとして、お菓子のつかみ取りも実施します。
ここでもポイントは、お菓子つかみ取りは整理券を配り、このチケットを持っていれば食事なしで「つかみ取りだけでもOK」としたのです。
集客方法としては…
- 2週間前から店頭や店内でチラシを使った告知
- 3週間前から子連れの顧客には、お菓子つかみ取りチケットを配布
- LINE、Facebook、Twitterを使った告知
キャッチコピーは「サイコロ振ってお食事代無料になるイベント」です。
結果は、想像以上の集客に成功しました。
中でも効果があったのは「お菓子つかみ取りチケット」です。
このチケットがあれば食事をしなくてもお菓子のつかみ取りができるという前提なのですが、多くの顧客が食事をしていくという結果になりました。
これは「お菓子つかみ取りだけで来るのは申し訳ない」という心理が行動に出た結果と見ています。
景品があるイベントを目玉にしたのですが、実際にはサブイベントで売り上げアップを計ることができたという成功例です。
まとめ
いかがでしたか?
イベントで集客を成功させたいなら、あなた自身が「お金を支払ってでも参加したくなるイベント」を計画しましょう。
企画の段階では、ターゲットを絞ること、イベントで提供するものにどんな価値があるのかを念頭に置いて考えておくべきです。
ファンを増やす為にも、ブログやSNSを使って、ユーザーに有益な情報を更新していくことも必要です。
「誰でもいいから来てほしい」と思っているうちは、あなたの目的に繋がる集客にはなりません。
誰に何を提供したいのか、ユーザー側のメリットを考えながら、ワクワクするイベントを企画していきましょう。