コンサルタントの集客術!独立・起業で失敗しないポイントとは?

コンサルタントを始めたものの、顧客がいない…
コンサルタントで独立するのは難しいの?
独立してコンサルタントになりたいけれど、集客が上手くいくか不安という人は多いでしょう。
コンサルタントとして生計を立てるなら、集客は切っても切り離せません。
何故なら顧客が集まらなければ、いつまでも稼ぐことに繋がらないからです。
ではコンサルタントとして集客するには、どういった方法があるのでしょうか。
ここではコンサルタントで失敗しない集客術や、そのポイントを見ていきましょう。
そしてコンサルタントの集客で大事なものとは何なのか、という部分に気づいてくださいね。
目次
コンサルタントの独立・起業で失敗しないポイントとは?
Original update by:oldtakasu
コンサルタントの独立・起業で失敗しないポイントは、あげればきりがありません。
しかし、いきなりすべてをマスターするのは難しいので、最低限押さえておきたいポイントをご紹介します。
知っておいてほしいのは、コンサルタントが必要な理由を、理解しているという部分です。
これから紹介する4つのニーズを押さえることが失敗しないポイントとなります。
①現状を把握できていない経営者が多いから
古くからある会社やお店になるほど、経営者が高齢である場合が多いです。
高齢であるということはバブル期以前の今とは異なる考え方を持っている場合が多いです。
バブル期以前と現代では、社会的な動きが変わっているので、昔の儘のやり方では通用しません。
またターゲットにしても、同じ30代男性を考えた時に、10年前の30代男性と、今の30代男性では、考え方も嗜好も異なります。
こんな状態で新商品を開発しても、見向きもされないという現実に引き戻されます。
コンサルタントはこうしたニーズのズレを修正して、現代のニーズに合わせた方向に道筋を引いてあげることが必要です。
②自分たちだけで考えると業者目線になりがちだから
新しい商品やサービスについて、内部の人間だけで考えても結果が出ないことはよくあります。
例え優秀な社員がいたとしても、企業の体制がワンマンであれば、経営者の考えとズレが生じてしまうでしょう。
このように第3者が介入しない環境では、「いつも同じような商品」「その企業の色が濃い商品」ばかりが生まれてしまいます。
これは消費者からすれば、「どれも同じ」に見えて飽きられてしまうでしょう。
ここにコンサルタントが入ることで、消費者目線の新たな風を車内に入れることができます。
また、経営者と従業員の考えをまとめてズレが生じないように修正することもあります。
③マーケティングに詳しい人材が社内にいないことがほとんど
企業にはマーケティングのスキルを持っている人、精通している人は少ないのが現実です。
例えばパソコンに詳しい社員がいたとしても、マーケティングもできるとは限りません。
それなのに、思い込みで無理矢理押し付けて、結果を出せ、なんて無茶な話です。
また日頃の業務の忙しいのに、マーケティング業務が入れば、仕事が回らなくなり、若手の離職にも繋がりやすいです。
ここにマーケティングに詳しいコンサルタントが入ることで、社員の負担にならずに、業績を上げることが可能になります。
マーケティングのことは、その道に精通している人が行う方が効率が良いのです。
④危機感があるが、結局何もやれていないことが多いから
やらなければいけないとは分かっていても、具体的な行動ができないまま1年が過ぎている…よくある話ですが、今のままではその繰り返しです。
なんとなく「やらなければいけない」という危機感はあるものの、「何が危機なのか」の本質が見えていないので、行動に移せません。
本当に危機感を感じている人は、居てもたってもいられず、何かしら行動を起こすものです。
危機感は感じてもいまいちピンと来ていない人が多いのが現実ですね。
コンサルタントはその危機感の本質を分かってもらうためのアドバイスをします。
本当に危機が迫っていると分かれば、「何をしたらいいの?」などと言っている暇はないのです。
このように危機感のない経営者のおしりを叩くことも必要です。
コンサルタント集客で大事なこととは?
コンサルタント集客で押さえて欲しい大切なことがあります。
どんなに集客しようと頑張っても、空回りをしていては時間がもったいないです。
効率よく集客するためにも、大切な事を忘れてはいけません。
①情報・コンテンツ発信力
あなたが優秀なコンサルタントでも、その存在を知られていなければ、誰も訪ねてきません。
あなたのことを知ってもらうためには、情報やコンテンツの発信力が不可欠です。
あなたが一、何を行っているのか、何が専門なのか、どんな分野がアピールできるのかなど、ターゲットに向けて役立つ情報を発信するべきです。
まずはあなたというコンサルタントを認識してもらいましょう。
主なツールとしては、ブログやSNS,セミナーなどがあげられます。
どの方法で情報を発信していくのか決めておきましょう。
②うまくいく集客方法を作り出すこと
集客方法といっても、様々な方法があります。
直接営業、電話、チラシ、Web、セミナーなど、どの方法を使えば集客が上手くいくかは分かりません。
ただ、あなたに合っているかを見極める必要はあります。
あなたが上手くいく集客方法を作りだすことは、集客をしていく上で、継続していく上で重要です。
それはすぐには見つからないかもしれません。
様々な方法を試して、試行錯誤してでも見つけて損はないものです。
いかに上手くいくビジネスプランを作りだせるかが、コンサルタント集客の成功の秘訣です。
③実績を出していくこと
実績があるのか、ないのかは、顧客の信頼を得る上で大切なポイントです。
例えば病気になった時に、実績がある医師とない医師がいたら、どちらにお世話になるでしょうか。
コンサルタントも実績を重ねていくことは重要です。
もちろん初めは実績がないところから始めるのが当たり前ですが、徐々に実績を出していき、それを名刺やブログで伝えることで、顧客が付きやすくなります。
実績がある人のところに、顧客は集まるので、経験を積んで実績を出していきましょう。
④人脈
独立・起業をするなら人脈も必要です。
よく1人でできる、と豪語して活動している人がいますが、なるべく早く集客したいなら、やはり人脈は不可欠です。
同じ道で既に成功している人は信頼があります。
その人の紹介、となれば、何の紹介もない人に比べて、顧客の見る目は変わります。
もちろんそこで良い成績を残せるかも大切ですが、顧客の不審な目よりも交友的な目の方が、集客はしやすいです。
人脈はセミナーやイベント、地元の集まりなど、積極的に参加して広げておきましょう。
面倒なことかもしれませんが、後になって役立つはずです。
⑤ターゲットを絞りターゲットに合うオファーを作ること
出来るだけたくさんの顧客に来てもらおうと、大勢の人を対象にセミナーを開く人がいますが、実はこの方法では集客はできません。
集客するにはあなたがやろうとしていることに興味を持ってもらわないといけないのですが、不特定多数に向けて情報を発信しても、その中のほんの一部がかろうじて興味を持つくらいです。
また不特定多数なので、内容も広く浅くになってしまいますので、誰の心にも響かないのです。
大切なのはターゲットを絞ること。
性別、生活環境、仕事、どんな悩みを持っていて、どうなりたいのか、細かくターゲットを設定するほど、相手に響くようになります。
またターゲットを絞ることで、より詳細な内容、深く濃い内容を届けることができます。
ターゲットを決めて、そのターゲットに合うオファーを作ることが大切です。
ターゲットが魅力的だと感じれば、コンサルタントとして集客しやすくなります。
独立・起業で失敗しないコンサルタント集客術
Original update by:RRice
最後にもっと具体的な集客術を見ていきましょう。
今の集客術には主に「オフライン」と「オンライン」それぞれの方法があります。
オフラインの方法
チラシ
1枚の紙に必要な情報を載せたチラシは、一目で何をしているか伝わります。
ターゲットが企業なら、直接訪問して渡しに行きましょう。
またはターゲットの郵送で送るというのも有効です。
しっかりした封筒に入れて、見るからに「重要な書類感」をアピールしましょう。
ターゲットが一般人の場合は、ターゲットが住んでいる家に、直接投函する方法があります。
ポストに入っていれば、一度は目を通すはずです。
またターゲットは住んでいる新聞の折り込みにするのも良い方法です。
セミナー
セミナーに参加して集客する方法です。
ポイントは自分がターゲットにしている人が参加しているセミナーに参加することです。
もちろんセミナーで知り合って名刺交換の際に、すぐに売り込みや宣伝をするのはタブーです。
まずは信頼を得るために、お互いのことを知る機会を作りましょう。
様々なセミナーに参加することで、人脈も増えますし、顧客候補の知り合いなど、より広く顧客に出会うキッカケになります。
DM・ダイレクトメール
ハガキや手紙であなたというコンサルタントがいることを伝える方法です。
どんな形のダイレクトメールを使うにしても、いきなりサービスの売り込みや宣伝をかけてはいけません。
まずは無料の小冊子を請求してもらう、無料の商品資料を請求してもらう、無料個別相談をお知らせするなど、無料で出来ることから始めましょう。
初めから有料で宣伝すると一気に「胡散臭い」と思われてしまうので、「まずは無料相談」といった軽いノリの方が、気軽に手を出しやすいです。
一度、接触を持ったうえで、更にダイレクトメールでアプローチを繰り返すパターンが良いでしょう。
電話
ビジネスをやっている起業家をターゲットにしているなら、電話を使って集客してみましょう。
何故なら、電話番号が見つかりやすいからです。
ホームページ、ブログ、チラシやパンフレットを見れば、基本的な情報の中に電話番号が載せてあることが多いです。
ここから電話をして無料体験コンサルなどに進んでいきましょう。
個別訪問
営業が得意なら、直接相手に会ってコンサルタントの契約をしていくこともできます。
ただ、いきなり押しかけて営業をするのでは、相手は心を閉ざしてしまいます。
非効率な方法にしないためには、事前にターゲットを調べ、何に興味があるのか、困りごとは何なのかを把握しておくこと。
そして段階を経てしっかりとプレゼンしていくことが重要です。
ジョイントベンチャー
ジョイントベンチャーとは、利害が一致した者同士が協力して、互いのビジネスの成長を図る方法です。
要するにお互いに協力して事業を成功させようという集客方法ですね。
例えば、作成したチラシを協力している会社側の顧客に配る、もちろんこちらの顧客にも相手側のチラシを配るといった流れです。
ですからターゲットが同じ会社であり、協力しやすい関係にあることが重要です。
オンラインの方法
メール
ターゲットとなる相手に向けてメールでアプローチする方法です。
何度かメールでのアプローチをしながら、最終的には有料契約へ繋げていきます。
もちろん1番最初のメールで売り込みや宣伝をしないことです。
まずは売り込みというよりも、こちらのことを知ってもらうこと、会うキッカケを作ることに専念しましょう。
焦ると集客は失敗します。
じっくりと信用を得られるように、気軽な相談などに乗ってみるのも一つの方法です。
ブログ
コンサルタントはいわゆる専門分野のプロなので、その分野のことには詳しいはずです。
ですから、ブログにその専門分野についても情報や知識を投稿していくことで、ターゲットの役に立つ情報を提供することができます。
それが長い目で見ると信頼に繋がります。
ブログでの集客には「攻め」と「守り」があります。
攻めの集客方法は、メール、コメント、メッセージなどで、積極的にアプローチしていくことです。
待っていても集客に繋がるには時間がかかります。
あなたのターゲットになりそうな相手には積極的に関わりを持つことで、それが集客に繋がります。
守りの集客方法は、検索順位で1位になる記事を書くことです。
ユーザーは検索エンジンで検索した結果、最初に出てきたいくつかの記事を読みます。
その中に入ることができれば、あなたの記事を読むユーザーが増え、集客に繋がります。
検索順位で1位になるには、ターゲットがどんな悩みを抱えて、どんなキーワードで検索するかを考えることです。
このキーワード選定こそが、検索1位になるために何よりも重視したい部分です。
SNS
ブログと併用して活用したいのがSNSです。
Facebook、Twitter、LINE、YouTubeなどが有名どころですが、1つもやっていないという人は、まずいません。
最低でもひとつは利用しているツールなので、それだけ見てくれる人が多いということですね。
積極的に「いいね」や「フォロー」をすることが必要ですが、誰でもいい訳ではなく、あなたのコンサルに興味を持ってくれそうな相手を選ぶことがポイントです。
そしてあなたのSNSの投稿に興味を持ってもらい、アクセスしてもらうこと、友達になるなど、その先へ繋いでいくことで集客に繋がります。
SNSからブログに来てもらう、メルマガに登録してもらうのも、良い流です。
メルマガ
メルマガは登録してくれた読書に対して、ほぼ無料でフォローアップやアプローチしていく方法です。
ターゲットが持っているスマホやパソコンに直接メールでアプローチできるので、興味があれば必ず内容を見てもらえます。
内容は役に立つ情報8割、商品やサービスのお知らせを2割くらいにすると、宣伝色が前面に出ることがないので良いでしょう。
くれぐれも、メルマガで広告や宣伝ばかりにならないように注意しましょう。
まとめ
いかがでしたか?
コンサルタント集客の方法を色々書いてみましたが、ポイントは「いきなり売り込まない」ことです。
例えば訪問営業が現れて、商品を買うまで玄関に居座られても迷惑なだけですよね。
いきなりSNSで声をかけられて、ひたすらコンサルの売りこみをされても、信用はできません。
まずはあなたがどんな人物で、どういったコンサルをして、どんな実績を持っているのか、それがターゲットに役立つのかを分かってもらうことです。
その為には集客のことばかり考えるのではなく、ターゲットがどうなりたいのか、そのために自分に何ができるのかを常に考えて接するようにしましょう。
是非、実践してみてくださいね。