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ブログ集客|放置しても収益が生まれる資産型ブログを構築する全手順

 2019/03/09 マーケティング
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ブログ集客

ブログを毎日数記事、来る日も来る日もがんばって書いたのに一向に集客に繋がらない…。実は起業したての頃、私も同じように150記事ほどブログ記事を書きましたが、全く成果が出ませんでした

それもそのはず。〝ブログ集客〟を成功させるにはがむしゃらに書くのではなく、他の集客と同じように〝しっかりとした集客導線〟を意識しておく必要があるのです。

なぜブログに人が集まって、信用されて、商品が売れるのか

その流れを逆算し、あらかじめアクセスが集まる前提をつくっておかなければ、あなたのブログは記事をいくら書いても存在すら知ってもらえない状態から抜け出せないでしょう。

そこで今回は「自身の専門キーワードで検索順位1位を獲得し、放っておいてもブログから毎月一定の見込客を集め続けている」私、田中祐一が〝ブログ集客〟のコツをお伝えします。

ブログを書く前に考えておかなければならない重要ポイント、勘違いされがちなブログ戦略の2種類、検索順位をあげるための記事執筆の方法など、今現在バリバリ使えるブログのノウハウを一挙大公開。

本記事を読んで、圧倒的価値のある記事をつくるためのコツを掴み、ほとんど記事を更新しないにも関わらず集客できる〝資産型ブログ〟を構築するヒントを得てください。

1.ブログ集客の基礎|なぜ集客できるのかを意識する

ブログの更新が止まったとしてもブログから長く集客ができる『資産型』を構築するために、まずはブログ集客の基礎を見ていきましょう。

1-1.ブログ集客で成功するにはしっかりと〝集客導線〟をつくる

冒頭でもお伝えしましたが、ブログ集客で成功するにはしっかりと〝集客導線〟をつくる必要があります。

他の集客同様、ブログでも次の3つの壁を乗り越えなければいけません。

  • ① 人は見ない
  • ② 人は信じない
  • ③ 人は行動しない

まずはあなたのブログを見てもらい、そして内容やあなた自身を信用してもらい、さらに商品・サービスに辿り着いてもらうために行動してもらうのです。

ひとつずつ順に見ていきます。

1-1-1.あなたの見込客を集めるためにブログを構築する

まずはじめに頭に入れておきたいのが「あなたの見込客を集めるためにブログを構築する」ということ。

実はブログ集客でもっとも基本かつ重要なのが、見込客のアクセスを集めることです。私が150記事を書いて全く成果が出なかったように、ブログを書けば勝手にアクセス・見込客が集まるなんてことはありません。

見込客が集まるという導線・ロジックを組んで記事の投稿を行うことで、やっと集客が回りはじめます。アクセスが集まりやすいブログの作り方については後述します。

1-1-2.検索するユーザーのために出し惜しみせず情報を出したブログを書く

さらに検索するユーザーのために出し惜しみせず情報を出したブログを書く、ということも重要です。

第一の〝見ない〟壁を突破してブログを読まれても、その内容がユーザーの役に立たないモノではこれまた意味がありません。単純に検索上位を獲れば、アクセスを集めれば集客できるわけではないのです

見込客に信頼をしてもらうため、あなたが持っているノウハウ・知識・情報を相手が驚くくらいに提供してこそ資産価値の高いブログを構築することができます

1-1-3.相手が得られるベネフィット(利益)を伝えて行動を促す

そして、ブログを訪れたユーザーに「あなたは次のことをするとこんなベネフィット(利益)が得られるよ」と伝えて行動を促す必要があります。

ブログに見込客が集まり、記事の質がよかっても、相手は行動する理由がなければ素通りです。

  • 小冊子(PDF)
  • セミナー動画
  • 体験セッション

例え上記のような魅力的なプレゼントを用意していたとしても、その価値が相手に伝わらなければ意味がないのです。

そのプレゼントを手に入れる、行動を起こすことでブログを訪れた見込客にどんな利益があるのかをしっかり提示して行動を促しましょう。

1-2.ブログではまずアクセスを集めることに集中する|投稿を続けることが大事

上でお伝えしたようにブログ集客では、見てもらって・信頼してもらって・行動してもらうことが重要です。しかしまずはアクセスを集めることに集中してください

1-2-1.ブログは広告と違ってアクセスを無理やり集めにくい

他の集客戦略であれば、基本的に見込客に見てもらう策として広告を打てば何とかなります。

ですがブログ集客は広告と違い、人に見てもらうためには記事を投稿する他ありません。そのため、ブログ集客を成功させるためにはまず記事制作に集中する必要があります。

1-2-2.集客効果が出るまで時間がかかるので先に記事を投入する

そして資産型のブログでは特に、記事を投稿してもアクセスはすぐ集まりません。集客効果が現れる、つまり記事が検索上位にあがるまでには3ヶ月〜半年は掛かります

そのためブログのデザインや細かい設定を整えるより先に、とにかく早く記事を投入していくことがミソなのです。

1-3.アメブロとワードプレスの違い|発信と受信の戦略

ブログの中には〝アメブロ〟などの無料で使えるブログと、今回お伝えしている資産型ブログを構築するために有効な〝ワードプレス〟があります。

同じブログだからと、その2つを混同してしまうとせっかくブログを書いても集客がうまくできず後悔してしまうかもしれません。アメブロ・ワードプレスそれぞれでは、取るべき戦略が違うのです。

その違いをしっかり把握するため、順に見ていきましょう

1-3-1.アメブロ|情報をどんどん発信するブログ

ビジネスをしている方でも無料ブログの代表格〝アメブロ〟を使って記事を書いている方は多いでしょう。

アメブロは自分の経験や、今日あった出来事、ちょっとした気づきなどの情報をどんどん発信することに向いてるブログです。

【※アメブロのメリット】

アメブロのメリットは次の通り。

  • つくり方や難しい操作を覚えなくても登録をするだけで無料で使うことができる
  • ブログの書いている人同士でフォロー(旧読者登録)をするなど、見てもらいやすい機能が備わっている

ITが苦手な初心者でも気軽にブログをはじめて、スタートダッシュを切りやすいのが特徴です。

【※アメブロのデメリット】

対してデメリットは次の通り。

  • 無料のままだとブログ内に広告が入ってしまう
  • 利用規約によって縛られているので何でも自由に書きにくい
  • 記事を書き続けないとアクセスが集まりにくい

気軽に利用できる反面、「あくまで運営会社が提供している〝アメブロ〟というサービスを使っている」ことがネックになります。

また、基本的には放置してもアクセスは来にくく、記事を書き続ける必要があるでしょう。

【※アメブロではSNSでのシェアがアクセスを集めるポイント】

また、アメブロではSNSでのシェアがアクセスを集めるポイントになります。

メリットに「見られやすい機能がついている」とお伝えしましたが、あくまでも〝見られやすい機能〟であって、見込客がみるかどうかはまた別問題です。

そこでブログ記事だけではなかなかアクセスを集めにくいので、Facebook・TwitterなどのSNSで自ら記事をシェアし、見込客を呼び込むと良いでしょう

このため、実はアメブロは記事だけをひたすら書いても集客に結びつかない可能性が高く、また集客を途切れさせないためにはブログを続ける必要があります。

1-3-2.ワードプレス|探して見つけてもらうブログ

ワードプレスは、ブログをつくるための無料プログラムです。ワードプレス自体は無料なのですが、そのプログラムを置くための場所〝サーバー〟を借りる必要があります。

一見むずかしそうに思えるワードプレスですが、実は意外とカンタンに作れるのも特徴です。今あなたが読まれているこのブログも、ワードプレスで作られています。

【※ワードプレスのメリット】

ワードプレスのメリットは次の通り。

  • SEO対策がしやすい
  • ブログをカスタマイズする自由度が高い
  • 自分のサービスの発信や広告を自由に載せることができる

もっとも特徴的なのは、SEO対策がしやすい点です。

※検索順位で上位を獲るのがアクセスを集めるポイント

ワードプレスでは、書いたブログ記事を検索上位にあげて「いかに検索からのアクセスを集められるか」がポイントになります。

本記事の冒頭でもお話ししましたが、私は自分の専門分野に直結する「プロダクトローンチ」という検索キーワードで、検索の1位を獲得しています

自分の書いた記事が検索の上位に位置していることで、放っておいても毎日勝手に、この記事だけで50〜100アクセスがあります。そして一定数の見込客獲得に貢献してくれています。

【※ワードプレスのデメリット】

メリットが大きい反面、ワードプレスには一定のデメリットもあります。

  • 検索上位を取れないとアクセスが集まりにくい
  • レンタルサーバーなどの維持費がかかる
  • ブログ自体をつくる手間とある程度の知識が必要になる

ワードプレスでは、アメブロのようなコミュニティが一体になっていないので自力でアクセスを獲得する必要があります。その主なアクセス源となるのは検索からの流入のため、ワードプレスでアクセスをしっかり稼ぎたいのであればSEO対策は必須と言えるでしょう。

また、ワードプレスは無料ブログとは違ってレンタルサーバーを借りる必要があるため、その維持費がかかります。そしてブログ自体をつくる手間と多少知識を持っておく必要があるでしょう。

※ワードプレスのデザインにお金をかけなくても良い

とはいえ、ワードプレスでそこまでお金が掛かるかといえば、そうでもありません。本記事の後半でお伝えする、そもそもデザインの仕上がっている無料のワードプレステーマ(デザインのテンプレートのようなモノ)を使えば制作費もほとんど掛からず、レンタルサーバーの維持費も年10,000〜20,000円で済みます。

 

さて、基本的な知識が頭に入ったところで、ここから具体的な手順をお伝えしていきます。

2.放置しても収益が生まれる資産型ブログを構築する全手順

ではここからいよいよ、「放置しても収益が生まれる資産型ブログ」を構築するための手順を解説していきます。

流れとしては以下の通りです。

  • 手順①.あなたの商品・サービスの見込客が集まるブログを企画する
  • 手順②.見込客が検索しそうな〝検索キーワード〟が何回検索されているのかを確認する
  • 手順③.対策するキーワードを実際にGoogleで検索して「ユーザーが求める傾向」を探る
  • 手順④.検索するユーザーが満足するような圧倒的価値のある記事を書く
  • 手順⑤.アクセスが溜まってきたらブログの集客導線を整える

順に見ていきましょう。

手順①.あなたの商品・サービスの見込客が集まるブログを企画する

まず手順①として「あなたの商品・サービスの見込客が集まるブログを企画する」必要があります。

記事のはじめでお伝えして通り、ブログはただ書けば人が集まり、集客がうまくいくモノではありません。そこで、誰に対してブログを書くべきなのかを明確にしましょう

手順①-1.自分のブログに集めたい顧客像=ペルソナを決める

はじめに、自分のブログに集めたい顧客像=ペルソナを決めてください。

このペルソナ(顧客像)を決めずにブログを書くと、ついあなたが好きなこと、あなたが書きやすいことを書いてしまいます。

  • 好きで書きやすいから、ビジネスとは関係のない「漫画」や「野球」など今自分が夢中になっていることばかり書いてしまう
  • 見込客が知りたいことではなく、自分が言いたいことばかり書いてしまう

こうなってしまうと「書いても書いてもアクセスが集まらない、せっかく見られても信頼されない」価値の低いブログが出来てしまいます。

しっかりと自分の商品・サービスを求めている人はどういった人で、その人はどんなことを求めているのかを練りましょう。そしてその求めている情報を提供するためのブログを考えましょう。

ペルソナの作り方については「ペルソナマーケティングとは|集客に活かす顧客像の考え方と作成法」をご参考に。

【※自分の顧客に合ったブログ例】

こうして理論だけお話ししても実際には「どういうブログを作ったらいいのか」と迷われるかもしれません。

そこで、私自身のブログを少しご紹介します。あなたが今読んでいるブログ、「リービズ」です。

私はプロダクトローンチというマーケティング手法を教えているのですが、その対象となるのは起業家です。また、独立はしたいけども自分の商品・サービスを持ってないサラリーマン・主婦なんかもターゲットです。

そこで「まだ大きくは成功していない起業家(年商300〜1000万円ほど)と、独立をしたい方向けの役立つ情報を発信するブログ」という企画を立てました。

僕自身はプロダクトローンチに関わることを、他のチームメンバーは独立・起業に役立つ情報を記事にしていくという方針で運営していっています。

手順②.見込客が検索しそうな〝検索キーワード〟が何回検索されているのかを確認する

さて、そうしてブログの企画とペルソナ(顧客像)が決定したら、「見込客が検索しそうな〝検索キーワード〟が何回検索されているのか」を確認します。

ある程度マーケティングの心得がある方は、見込客が検索してくるだろうキーワードを考えはするでしょう。しかしそれが〝どの程度需要があるのか〟を調べずに記事を書くとアクセスが集まりません。

例えば私が検索1位を獲得している「プロダクトローンチ」というキーワードは、月に2400回検索されています。もし月に何回検索されているかの数値が全くのゼロであれば、そのキーワードで記事を書いても効果が得にくい可能性があります。

見込客が検索しそうなキーワードをピックアップし、その検索されている数を調べましょう。

手順②-1.「Ubersuggest」|誰でも無料で使えるキーワード調査ツール

Ubersuggestのサイトはコチラ

今すぐあなたがキーワードの検索数を調べたいのであれば「Ubersuggest(ウーバーサジェスト)」がオススメです。なんとこのツール、誰でも無料で使えます

これまで検索数を調べるには「キーワードプランナー」というGoogleのリスティング広告を打つために使うツールを用いる必要がありました。以前まではこれも無料で使えたのですが、ある時からリスティング広告を打っていないと検索数がハッキリとわからない仕様に変わってしまいました

これから本格的にブログで自動集客を図りたい、本気で取り組みたいという方は依然キーワードプランナーが良いですが、検索数を見たいだけであれば「Ubersuggest」で充分です。ぜひ使ってみてください。

手順②-2.対策キーワードの検索数が多いことが成果に繋がるわけではない

ただし、注意が必要なのは「対策キーワードの検索数が多いことが成果に繋がるわけではない」という点。

月に2400回検索されている「プロダクトローンチ」というキーワードで上位表示をされると当然、検索数に比例したアクセスが得られるのでブログには人が集まります。

ですが繰り返しお伝えしている通り、大事なのは〝誰に向けて書いているブログなのか〟を意識することです。私が「プロダクトローンチ」というキーワードを対策して、練りこんだ記事を書いているのは〝私にとってとても見込度の高いキーワード〟だからです。

もし「プロダクトローンチ」というキーワードが月に300回程度でも、全力を注ぎます。ですのでそのキーワードで記事を書くかどうかは一概に検索数だけで決めるのではなく、「見込度の高いかどうか」で見極めると良いでしょう。

手順③.対策するキーワードを実際にGoogleで検索して「ユーザーが求める傾向」を探る

あなたが対策するべきキーワードが出揃ったら、実際にGoogleで検索して「ユーザーが求める傾向」を探ってみましょう

具体的には、検索して1ページ目に出てきた上位10ページ(記事)を読み込み、どういった内容か、どういった傾向があるかを分析します

なぜGoogleで検索して上位表示されているページを参考にするかと言いますと、上位に表示されているページをGoogleが「今のWEB上の中で、質が高くユーザーが求めていそうなページだ」と評価しているからです

手順③-1.Googleはユーザーの求める良いコンテンツを上位表示させる

検索エンジンの親玉とも言えるGoogleは、「ユーザーの求めるコンテンツ」を検索上位に表示させます。検索するユーザーが「Googleは検索すると自分の求める結果が出てくるなぁ」と思えば思うほど、Googleを使ってくれるからです。

検索や動画、メール、地図など多様なサービスを提供するグーグルの収入の柱は、広告事業である。 主力はグーグルの検索結果やユーチューブなど自社サイトで表示する広告で、これだけで売上高の7割を支えている。

 

引用:「【アルファベット(グーグル)】高収益体質を維持できるのか ITの巨人を悩ます二つのコスト」

 https://diamond.jp/articles/-/160764?page=2

上記のように、Googleの収益は大半が「広告事業」です。ユーザーの多くがGoogleを使ってくれることで人が集まり、広告を出す人や企業が増え、結果Googleの収益に繋がります

そのためGoogleは信念・経営的観念の両方から、良いコンテンツを上位表示させたいのです。

手順③-2.コピーするのではなく〝あくまで傾向を探って〟オリジナル記事をつくる

ただし上位表示されている記事の内容をコピーするのではなく、〝あくまで傾向を探って〟しっかり理解した上であなた自身の言葉や発想でオリジナル記事をつくってください

例えば、上位表示されていた記事の内容が「知識ではなくやり方が多い」「しっかりと説明されている記事が上位になっている」とすれば。

〝今上位表示されている内容を、もっと丁寧に画像や動画も交えてわかりやすく解説したハウツー記事を書いてみたらどうだろう〟との発想を得て、自分の言葉・文章で、そして写真や動画も自ら撮り、記事にするのです。

実際に教えているテーマは変わらなかったとしても、新たな視点で書かれた記事はあなたのオリジナル記事になり得ます。

そうすることで「ユーザーが求めているコンテンツ」の本質に近づいていき、検索上位に長く残りやすい記事にもなるでしょう。

手順④.検索するユーザーが満足するような圧倒的価値のある記事を書く

あなたがピックアップした対策キーワードでどのようなことを書くかが決まったら。その記事を読んだユーザーが満足するような〝圧倒的価値〟のある記事を書いていきます

「満足するような」の目安としては「そのキーワードで検索したユーザーがそこから他のページを見るのをやめる状態」だと思ってください。他のページを見ない=その検索キーワードで知りたいことを解決した、というくらい相手が求めていた情報をあなたのブログにしたためて提供しましょう。

手順④-1.1記事1キーワードで書く|1つの記事のクオリティを徹底して高める

検索の上位表示を狙いにいくブログ記事を書くときには、1記事1キーワードで書きます。

  • ひとつのテーマに沿って書いた記事の方が検索上位に表示されやすいから
  • 検索したユーザーが求めている情報をしっかり伝えやすいから

以上の理由があります。「プロダクトローンチ」というキーワードを対策したいなら、「プロダクトローンチ」と検索するユーザーが求めている情報を1記事に盛り込んでみてください。

手順④-2.タイトルには対策キーワードを含める|タイトルを強力にする秘訣

そしてまず重要なのは、記事のタイトルに対策キーワードを含めてください

これはページの要素の中で、タイトルが検索エンジンに与える影響が強く、かつ実際にユーザーの目に触れるからです。

例えば本記事は「ブログ 集客」というキーワードを意識して対策しています。そのため、タイトルにはそのまま「ブログ集客」と入れているのです。

【※できるだけ先頭にキーワードを置く】

さらに対策キーワードをできるだけタイトルの先頭に置くということもポイントです。それによって今現在の検索エンジンでは上位表示されやすい傾向があります。

例えば本記事のタイトルも「ブログ集客|放置しても収益が生まれる資産型ブログを構築する全手順」とタイトルの先頭に対策キーワードを置いています。

当ブログでも記事の中身を変えていないにも関わらず、今までタイトルの最後の方に合ったキーワードを先頭に持ってきたことで実際に検索順位が上がったモノもあります。

【※記事のタイトルを良くすることに集中する】

ブログを書くとき記事の中身に力を注ぐことはもちろん大事ではありますが、中身よりも先に〝タイトル決め〟に集中することをオススメします。

主な理由は以下の3つ。

  • 検索エンジンに評価されやすい要素だから
  • 見込客が一番はじめに目にし、興味を持つかどうか左右するのが記事タイトルだから
  • タイトルを先につくることで記事のコンセプトが決まり、あなた自身も記事の中身に一本筋を通しやすいから

ブログ集客において、記事のタイトルとはキャッチコピーのようなモノです。その記事が魅力的に思えるかどうか、読みたいと思うかどうかはタイトルに掛かっています。

また、先にタイトルを考えておくことでそれがコンセプトとなり、タイトルを見た人が中身に期待する印象と、実際に書く内容が合致しやすくなるというメリットもあります。

そしてタイトルを良くするには〝ユーザーが何に惹かれるのか〟を分析したり、心を惹きつける要素を入れこむと良いでしょう。タイトルを強力にするヒントとして「【心理トリガーとは】今すぐあなたのビジネスに活かしたい19の心理的テクニック」も参考にしてみてください。

手順④-3.いきなり書き始めずに目次をつくって記事の構成を確かめてから書く

また、ブログ集客を成功させる記事を書くときには、いきなり本文を書き始めずに、目次をつくって記事の構成を確かめてから書くようにしましょう

これはブログに限らず他の集客にも言えますが、いきあたりばったりで記事を書いてしまうと話すべき内容をうまく盛り込むことができません。

書く→書くべきことが入っていないと気づいて修正→また書く→やっぱりまた足りずに修正、と結果的に時間が掛かりますし、どんどんまとまりのない記事になってしまいます。

下の画像は本記事の目次です。

私はこの記事の本文を書くときには、実はすでにこの目次を書き終わっています。そして目次に沿って書く進めることで、自分の思った内容にかなり近い記事をつくることが可能なのです。

また、目次に書くべきことには実はコツがあります。次の本文の書き方とリンクしているのであわせてチェックしてください。

手順④-4.PREP法|本文は結論を述べてから理由を説明する

さて、ブログ記事を書くときにはあらかじめ書く内容の知識やノウハウを持っておく必要があります。しかしそれでもどのように書けば良いかがわからない方も多いでしょう。

そんな時に役立つのが〝PREP(プレップ)法〟です。

PREP法は次のような構成で文章を書く方法です。

  • P oint =「結論
  • R eason =「理由
  • E xample =「補足
  • P oint =「結論

まずはじめに結論を書き、次になぜその結論になるのか理由を伝え、そしてその理由を補足する説明や例を出し、最後にもう一度結論を書いてまとめます。

こうすることで文章が得意ではない方でも論理的に、そしてあまり迷わずにブログ記事の本文を書くことができるでしょう。

【※結論から書くと内容がすばやく伝わる】

PREP法をお伝えすると「なぜ結論から書かないといけないの?」と疑問に思われる方もいらっしゃるでしょう。結論から書くのは、読んでいるユーザーがすばやく内容を把握できるからです。

例えば先に結論を出さずに延々と説明をして、それからやっと結論を言うと、読者は最後まで文章をしっかり読まなければ、結論や重要なポイントがわかりません。すると読者はそもそも文章を読む気も失せ、ブログを読んですらもらえません。

ある意味、これも最初にお伝えした「人は見ない」という特性への対策です。先に結論を書いておきましょう。

【※あらかじめ見出しにも結論を書いておく

さらには〝見出しに結論を書いておく〟とスムーズかつ有効です。

あらかじめ見出しに結論を書いておくことで、あとはその結論からはじまるPREPを書けば本文が完成するからです。

見出しと本文の例

見出し:ブログの本文では結論を先に書く

本文

  • P(結論) ブログの本文では結論を先に書いておきましょう。
  • R(理由) なぜなら先に結論がわからなければユーザーはすぐ離脱してしまうからです。
  • E(補足) 文章をくまなく読まないと結論がわからないようではユーザーが読むのに疲れて、ブログを読むことをやめてしまいます。結論を先に出しておくことで、さらっと流し読みをしてもわかりやすいのです。
  • P(結論) なので、記事の本文を書くときは先に結論を出しましょう。

見出しごとにこうした作業を繰り返すだけで、ブログ本文をスムーズかつ的確につくることができます。そして見出しはデザインとして文字が大きいため、結論がユーザーの目に入ってきやすく、長文だったとしても流し読みがしやすい記事が出来上がります

【※記事文字数の目安は実質的に3000文字以上】

また、検索上位を狙うのであれば1記事の文字数の目安は、3,000文字以上です。

  • ユーザーが満足するだけの情報量
  • 現在の「検索順位争いをしている競合ブログ」
  • 現在のGoogleの検索エンジンの評価具合

それらを考慮すると、実際2000文字以下では読んでいて情報量に欠けます。ユーザーにまともに情報を届けるのであれば、最低でも3,000文字は欲しいところです。

おそらく本記事を読まれている方はあまり記事の文字数を気にされたことはないと思います。ちなみにこの記事は今この時点で10,000文字を超えています

ただ、これは「なぜその検索キーワードを検索したのか」「何を、どこまで知れれば満足なのか」というユーザーの〝検索意図〟によって求められている情報量は変わります。

ですが実質的にはSEO対策(検索上位を獲るための対策)でいうと、やはり1記事3,000〜5,000文字はいるのだと頭に入れておくと良いでしょう。

手順④-5.画像や動画は記事の質をあげるために入れる

またブログを書く時は、画像や動画は記事の質をあげるために入れるようにしましょう。

これまでお話ししてきた通り、Googleは「ユーザーの求めるもの」を評価します。そのため、単純に画像・動画が入っているから検索順位をあげるということはしません。現に、まったく画像や動画が入っていないブログでも検索上位を獲っている記事はいくらでもあります

例えば「正しい筋トレのやり方」を教える記事を書くとして、文字だけでは分かりにくいはずです。そんな時には画像や動画があれば記事の内容をさらに理解しやすいでしょう。

そういった「記事の内容をさらに理解しやすい画像・動画」を加えるようにしましょう。

手順⑤.アクセスが溜まってきたらブログの集客導線を整える

さて、ユーザーの為を考えた良い記事をブログに投稿していくと、だんだんアクセスが溜まってくるかもしれません。そうなった状態ではじめてブログ内部の集客導線を整えていきます

アクセスが集まってから、というのがミソです。

手順⑤-1.集まっているアクセスや記事のウケ具合を見てブログの集客導線を整える

今集まっているアクセスや記事のウケ具合を見て、ブログの集客導線を整えていきます。

最初にいくら導線を整えたところで、アクセスが来ていなければブログ集客は成功しません。アクセスが少ない状態で導線を意識しても、成果が上がらないことが気になって記事を書くどころではなくなります。

月数万PVある状態で試行錯誤するならまだ分かります。しかし月1000PVのブログをいくらいじっても結局はそこまで成果は変わらない可能性が高いです。そんなそもそもの母数が少ない状態では、たとえ実際には成約率が数%もアップしていたとしても効果を測定することは難しいでしょう。

さらにアクセスが集まっていると、すごくシェアされる記事が出てきたり、お問合せで多い内容など需要が目に見えてくることがあります。

すると無料プレゼントなどを作る時に、需要のある記事をさらにブラッシュアップした内容で小冊子(PDF)を作るなど、今のブログの状況・需要に合わせた導線を引くことができます。これによって想像だけではない、現実的な策を打つことが可能になります。

ですのでまずはブログ記事を投稿し、見込客からのアクセスを集めることに集中しましょう。

手順⑤-2.検索順位に惑わされない|どの記事にアクセスがあるかを確認する

アクセスを集めることに成功し分析をする時には、検索順位に惑わされないことも重要です。

なぜなら検索順位ではなく、どの記事にアクセスが集まっているのか、どの記事から反響・売上に繋がっているのかがポイントだからです。

まだブログの運営が浅い方であれば「自分の書いた記事が何位になったか」ということを成果と捉えてしまいがちです。当然、最初は〝書けば順位に反映される面白さ〟をモチベーションにするのは良い傾向です。

ですが検索の順位だけに囚われてしまうと次のような考え方をしてしまいます。

  • 検索1位になったからこの記事は他のブログよりも内容が良いはずだ
  • 検索順位が上になっている記事の方がアクセスが多いはずだ

そうなるとうまく分析ができず、せっかくの見込客のアクセスを活かせません。Googleアナリティクスなどでしっかりと数値や成果を確認しましょう。そしてさらに実際のお客様から話を聞いてみることも大切です。

 

さて、ここまでで「放置しても収益が生まれる資産型ブログを構築する手順」をお伝えしました。もしかすると「ここまでするのか」と驚かれた方もいらっしゃるかもしれません。

まずは1記事でもいいので、しっかりとユーザーの方を向いた記事を制作してみましょう。次はブログを作るときにオススメしたいワードプレスのテーマについてご紹介します。

3.オススメのワードプレステーマ|無料と有料の2種類

本記事の第1章でお伝えした通り、検索順位を意識した資産性の高いブログをつくるには〝ワードプレス〟を使うのは良い選択です。

ただ、中には「ワードプレス(ブログ本体)がそもそもしっかりしていないと記事を書いても意味ないんじゃ…」と迷われる方もいらっしゃるでしょう。そこで私がオススメしたいワードプレスのテーマ(ブログのテンプレートのような物)をご紹介します。

お先にお伝えすると、以下の2つです。

  • Xeory Base (セオリーベース)」無料
  • SANGO (サンゴ)」有料

どちらも良いテーマなのですが、まずはなぜこのテーマをオススメしたのかを軽くご説明します。

3-1.紹介するテーマがオススメの理由|内部構造とCTA

「Xeory Base」と「SANGO」、この2つをオススメした理由は2つあります。

  • 内部構造が他のテーマよりも優れているから
  • PC、スマホ対応もしているから
  • CTAと呼ばれる訴求コーナーを作れる機能が元々備わっているから

ワードプレスはプログラムですが、実はテーマによってその構成・構造が異なります。検索の上位を獲りたい場合、しっかりとした内部構造のテーマが良いのです。また、今は検索ユーザーの多くがスマホからチェックしています。きっちりスマホ対応されているテーマが必須でしょう。

さらにCTA(コールトゥアクション)と呼ばれる、記事の下にお問合せやプレゼントへの誘導コーナーを設置する機能が元々備わっています。それにより、本記事お伝えしている「まずは記事を投稿してアクセスを集める」ことに集中し、あとで集客導線を整えることがしやすいのです。

前置きが少し長くなりましたが、次からテーマのご紹介です。

3-2.無料テーマ「Xeory Base」|『バズ部』がつくったSEOに強い無料のテーマ

Xeoryのサイトはコチラ

おすすめのワードプレステーマ、ひとつ目は「Xeory Base (セオリーベース)」です。

バズ部』という凄腕ブログコンサルタント会社が運営するブログの、以前のデザインをそのままテーマに落とし込んだ画期的なテンプレートです。バズ部自ら制作し、なんとこれで無料だというのだから驚きです

  • シンプルにブログを読ませるデザイン
  • 内部構造がしっかりしていて記事投稿など操作画面のサポートもついている
  • CTAやLPをつくる機能もついている
  • 画面下部にボタンをつけられる有料オプションもある

まさにSEO対策をするワードプレスにぴったりのテーマです。

3-3.有料テーマ「SANGO」|『サルワカ』特製のデザイン性もある有料テーマ

SANGOのサイトはコチラ

おすすめのWordPressテーマふたつ目は、「SANGO」です。

『サルワカ』という今でも月200万PV以上を集める人気ブログのテーマです。こちらは有料(10,800円)ですが、その金額に見合う機能がついています。

  • 見出し、ボタン、ボックスなどのデザインが豊富
  • 関連記事の機能が元々ついており、デザインのパターンもある
  • CTA、任意のおすすめページ設置、追尾サイドバーなどの機能も豊富

内部構造はもちろん、アクセスが集まってからの導線も引きやすい優秀なテーマです。

 

この2つのテーマを適用させれば、あとは記事を書いていくだけ。どんどんコンテンツを作りましょう。

まとめ|長期戦略であるブログ集客はじっくりと質の高い記事を書いていくことが大切

本記事でご紹介した資産型〟を目指すブログ集客は、数ヶ月〜年単位ですすめる長期戦略です。

さらにブログ集客の本質は「ユーザーの求めるモノをいかに提供できるか」。集客をしたいあまり慌てたり、目先の利益を優先してしまうと失敗してしまうでしょう。

ユーザーを本質を突きつめて、記事制作に集中することで結果的にアクセス・信頼・さらには反響もついてきます。本記事でお伝えした内容を参考にして、数よりもまずはじっくり質の高い記事を書くことに集中しましょう。

 

ただ、長期戦略であるブログ集客を成功させるためには、まず土台となる売上をあげられているかも成功のポイントです。まだ事業をはじめてまもない、あるいはこれから起業しようという方は即効性の高い集客戦略から試してみた方が堅実です

1、2ヶ月などの短いスパンで数十万〜数百万円を生み出す集客に興味がある場合は、ぜひ無料の動画講座をご覧になってください。

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ライター紹介 ライター一覧

田中祐一

田中祐一

1986年1月23日生まれ新潟県出身。
芝浦工業大学材料工学科卒業後、株式会社NTTデータに入社。意識高い系の彼女に安定企業で給料をもらう生活を馬鹿にされフラれた事がきっかけで起業の道を志す。
クライアントのプロダクトローンチを実践することで、年商300万円のクライアントが、30日で4000万円を売り上げている。
現在はエンジニアの経験を活かした、緻密なマーケティング・プロセスを設計し、爆発的に売り上げをあげるプロダクトローンチを武器にビジネスを展開。累計5億円以上の販売実績がある。ネット集客の専門家として全国の商工会議所で販売促進セミナーも開催している。

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